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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜92)「これからの姿を見せる」との決意と結果を示す21節徳島戦!

2021年07月05日

「われわれが今後どちらの方向性を目指して戦うかを示す試合だった。それに勝利したことで、今後上を目指せることを示せたと思います。」との試合後ミシャコメントの通り、
前節・鹿島戦で「0ー4の大敗となる試合で、ここまでの限界点到来・モデルチェンジ必須」を叩きつけられたコンサが、
渾身の形で「これからの姿」を現実化・証明する試合にトライした21節徳島戦!

「その姿・今後の目指す方向性」は、
[戦略]
全選手が共通戦術(規律)・共通理解で統一し、連続するチームプレーで、フルコートをワイドに使い、強い攻撃姿勢に徹し、攻守一体で、得点獲得を目指す、ダイナミックな観ていてワクワクするサッカーを追求する。選手は、戦術理解・実践強度を上げるため、日頃のトレーニングを積み上げた選手を優先起用する。新加入選手もその過程により実戦戦力となる。
[戦術]
・オールコート・マンマーク・プレッシングで「人に付く」守備とし、常時・ハイプレスで、最前線から全てのポジションで、「ボール奪取」の守備を狙い続け、ボール奪取の瞬間からのショート・ミドルカウンターで、短多数・最速な相手ゴールラッシュを掛ける超攻撃型守備。
・ビルドアップは、コンビネーションの中央突破、スペースをワイドに狙うサイドやDF裏突破、更に局面毎のドリブル突破で、多数選手が連動のパスサッカー。
・相手ハイプレス対策として、コンビネーションに加え、サイド・DF前後と裏へのロングパスが、最新型「コンサ式」ミシャ戦術。コンサコンビネーションは、リーグトップレベルで、殆どの相手ハイプレスを無効化するレベルにまでトレーニングで上昇させたもの。
・サイドチェンジ反復、長短・スルーパス、短タッチパス交換、壁パス、と多彩攻撃で、相手陣を揺さぶり、ギャップ・スペースを作り出す複合攻撃。
・派生セットプレーで、リーグトップ・プレスキックで決定機構築。
[試合展開・内容]
・前半・試合開始の[入り]から、フルパフォーマンスで、ハイプレスチームとの対戦でも、ハイプレス勝負で、今まで全勝!〜相手ハイプレスは、コンサパス・コンビネーションにより、チャージ到達は皆無に対し、コンサハイプレスは、マンマークの利点〜プレッシングターゲット選手近くにポジショニングし、瞬時チャージで、高い成功率を実現、との図式だらけで、リーグを圧倒。横浜FMや川崎等僅かなチーム以外、大半チームが、コンサへのハイプレス頻度・回数を下げ、布陣位置をハイラインからミドルラインまで低下させ、
コンサは、ハイプレスから相手ビルドアップ阻止・ボール奪取〜ショートカウンター、相手は、ミドルポジション布陣で、コンサ攻勢を受ける守備態勢、との構図が基本となります。
これは、多数試合で、前半全体動向となり、多数のコンサ決定機を得点獲得成功か否かが問われる内容となります。
・後半開始直後からは、これまでしばしば、意図的に走力低下でフィジカルダウンのバランスを取る[試合巧者の闘い志向]は、相手の巻き返しによる相対比で、走り負け・スプリント負けとなり、コンサハイプレスが到達せず、フリープレーから相手攻撃活性〜失点のパターンが連続してきました。チーム全体では無く、特定選手でのプレー量の減少で、その選手の起用・実践プレーを変更し、チーム全体、フルパフォーマンスの減退を排除し、途中フィジカルダウン前に、複数選手交代投入で、フルパフォーマンスを維持する展開で、改善出来ます。
途中複数選手交代は、戦術理解・実践強度の高い選手がスタメン出場で、チームフルパフォーマンスにより、先制や情勢狙いの試合コントロール確立を図るも、シュート決定力低レベルの重大課題がシーズンを超えた長期課題であり、多数の決定機・シュートに拘らず、得点獲得成功とならない展開が大半でした。後半選手交代で、戦術理解・実践強度が下がった選手では、パフォーマンスダウンは否めず、そのままでは、劣勢均衡が見えて来ます。そのため、戦術転換で、ハイフィジカルで、高さ・体幹強度の高いターゲット選手を投入し、コンサ式ミシャ戦術に転換との、試合中戦術転換戦略をトライして来ましたが、ジェイの戦列復帰困難、ドドの低レベル改善停滞、ガブリエルの戦列参加可能性の低さ、中島大嘉の成長停滞、で、肝心の中軸CF能力不足で、想定内容に至りません。現状は、単にフィジカルダウン選手の代替で、同程度〜低下の範囲のパフォーマンスとなり、劣勢や拮抗状態を改善させる力にはなっていません。
[メンバー]
スタメン・サブは、戦術理解・実践強度の高い選手順で、固定化されつつある、現在15選手のやり繰りとなり、選手能力・パフォーマンスも固定化して、チーム能力アップは停滞です。このままでは、課題改善・解決は極めて難しく、戦績も現在レベルを越える事は困難となります。
ロペスのチーム唯一の決定力選手を喪失し、そのまま「大穴」放置ならば、間違い無く、得点獲得失敗の連続で、シュート決定力低レベル改善は無く、戦績は下降しかありません。

昨夜試合は、
①小柏ワントップ・戦術理解・実践強度の高い選手順に起用。
②前半飲水タイム〜後半開始〜飲水タイムで、しばしば発生した、意図的な「フィジカルダウン対策で、走力・チャージダウンのフィジカルバランスのパフォーマンスダウン」は排除し、試合全体、フルパフォーマンスを実施。
③ラストプレーのシュート決定力は、勝利するも、完全に未改善のまま継続し、昨夜得点は「偶々の偶然・奇跡幸運・相手チームミス」得点で、コンサ決定力や得点力では全く無いもの、との体たらく・最悪レベル。
④③項目以外、問題点はごく限定され、攻守共に、高いパフォーマンス。
典型的な、これからのコンサ試合を表す試合となりました。

真摯な徹底シュート練習の不足を露呈し、笑い者とされた試合でした。

これからの、コンサのスタイル・姿勢、混迷と根幹課題の全てが露呈・露出された試合でした。


post by yuukun0617

11:26

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