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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜126)[研究]リーグ攻撃力順チーム分析

2021年10月06日

現在の代表ウィークのリーグ休止「中13日間」は、全選手でフィジカルコンディション最良化と故障選手の復帰期間はもとより、前試合で、壁だった「シュート決定力課題」の突破プレーを、確実・完全習得化するトレーニング、全選手がその内容・ポイントを共有化し、全選手のシュート決定力アップを果たし、戦術の連携・スピード・パターンレベルアップを行います。
2日間・完オフ明けの今日から、徹底トレーニング開始です。

そんな期間を利用して、リーグ動向、特に、攻撃ファクターを深し掘り点検してみましょう。きっと、コンサの立ち位置も、もっと明らかになりますね。
1.データ確認〜数値から見えるもの
[攻撃総合]
シュート数(チャンス数) 
①攻撃型・350本超4チーム〜横浜FM419・鹿島406・川崎404・コンサ373
②バランス型・300本超4チーム〜C大阪339・広島332・柏310・FC東京304
③守備型・200本超11チーム〜名古屋・鳥栖273・神戸271・清水262・湘南・G大阪258・福岡251・浦和248・仙台247・横浜FC232・徳島216
④超守備型・100本超1チーム〜大分170
✳︎攻撃型チームは、4チームに限定され、守備型が75%と多数派でした。
[攻撃内容・項目別数値]
〔カウンター度〕
<ショートカウンター(ハイプレスからのカウンター)度>
①主要型・指数55%超8チーム〜コンサ68.5・鹿島65.5・川崎62・横浜FM59.2・広島58.7・福岡58・FC東京56.2・柏55.5
②ミドル型・指数40%超9チーム〜湘南54.7・名古屋51.5・C大阪47.4・浦和43.7・G大阪43・仙台42.9・鳥栖42.3・神戸42.2・徳島41.5
③消極型・指数39%以下3チーム〜横浜FC37.5・清水36.4・大分33.4
✳︎ハイプレスからのショートカウンターの積極・攻撃型守備チームは、8チームに、実質的に限定されていました。
✳︎シュート率から、川崎25.1・徳島21・清水・鳥栖20.9は、シューターの存在を証明しています。
<ロングカウンター(堅守・速攻志向)>
①主要型・指数60%超4チーム〜柏68.9・鹿島65.1・FC東京64.1・広島62.1
②ミドル型・指数50%超6チーム〜コンサ51・仙台56・湘南55.7・横浜FM53・福岡52・G大阪51.3
③消極型・指数40%超5チーム〜横浜FC48.2・川崎47.3・名古屋45.2・C大阪44.9・浦和43.5
④非選択型・指数30%超5チーム〜鳥栖39.8・清水37.8・神戸・大分37.4・徳島34.4
✳︎堅守速攻志向チームが4チームとなり、コンサも、コンサ式ミシャ戦術の改良型・相手ビルドアップ対抗前線ポストからのショートカウンター攻撃の確立、サイド裏スペース攻撃により、ロングカウンター指数が高くなる特殊要因。
✳︎ロングパス使用率が、神戸61.4・大分57.6・鳥栖56.6・福岡55.9・湘南55.8で、ロングカウンターを支えています。コンサ54、一方で、川崎37.3・名古屋41.1・横浜FM43.3・清水43.7・鹿島・C大阪45の順に、ロングパス率を低下の戦略です。

〔攻略エリア・レーン内容〕では、両サイドと中央のどこから突破狙いか。
<クロス得点数(クロスキッカーとターゲットシューターの合作)>
①主要型・15得点超2チーム〜川崎21・神戸17
②サブ型・6得点超11チーム〜横浜FM13・湘南11・浦和・柏・FC東京・名古屋・C大阪8・清水・福岡7・仙台・鳥栖6
③プラス型・5得点以下6チーム〜鹿島・横浜FC5・広島・徳島4・G大阪3・コンサ2
✳︎川崎・神戸は、クロスと中央突破どちらもストロング。②サブ型11チームは、36%〜20%の得点占率で、サブ攻撃。
✳︎鹿島とコンサは、意外にも、クロス得点は主要アタックでは無く、あくまでも、相手守備陣侵入手段の狙い。クロスからシュート直結では無く、単純攻撃をしていない証明数値です。
<サイド指数(攻撃回数多い順)>
Lサイド指数は、横浜FM78.6・川崎69.4・FC東京59.3・名古屋59.2・コンサ43.6
Rサイド指数は、横浜FM82.6・広島59.3・仙台58.1・コンサ48.4
✳︎両サイドストロングは、横浜FMの1チームのみ、どちらかが優位なチームが大半。
✳︎右サイド指数チームは、僅か3チームしか無く、左サイドから攻略チームが8チームと多数派。
<中央突破指数>
①積極型・指数60%超3チーム〜コンサ74.2・鹿島67.8・川崎63.1
②バランス型・指数50%超6チーム〜横浜FM55.7・柏52.8・浦和51.6・鳥栖51.4・広島51.1・福岡50.3
③消極型・指数49%以下11チーム〜C大阪49.4・横浜FC49.2・徳島47.5・神戸46.7・清水46.4・湘南46.2・FC東京46.1・G大阪45.9・名古屋40.1・仙台38.4・大分26.1
✳︎コンサは、リーグトップの中央突破チームです。鹿島・川崎も同様に中央突破狙いチームです。
✳︎バランス型6チームは、サイドと中央をバランス良く狙う。
消極型11チームの大半チームでは、中央では無く、サイド突破・攻略が優先チームとなり、リーグの多数派です。
✳︎中央突破積極型チームは、高いコンビネーション・パス交換の高技術能力保有チームです。

〔セットプレーSTP〕
<STP得点>
①ストロング・11得点超5チーム〜鹿島21・C大阪13・横浜FM・横浜FC・広島12
②武器・9得点以上5チーム〜清水11・コンサ10・仙台・名古屋・福岡9
③プラス・8得点以下10チーム〜神戸8・FC東京・川崎・湘南・G大阪・鳥栖・大分7・浦和6・柏・徳島5
✳︎コンサは得点数からは、セットプレーは武器化程度で、ストロングまでには到達していません。しかし、
<STPシュート率>(シュートに到達する力=プラスキック力とシュートまで至る力)
①高能力・25%超3チーム〜コンサ28.2・C大阪27.3・福岡25.8
②平均・20%超13チーム〜鳥栖24.9・清水24.1・広島23.9・柏23.6・仙台23.5・鹿島23.4・横浜FM・G大阪23・FC東京22.9・川崎21.1・大分20.6・神戸20.5・浦和20.4
③平均以下・20%未満3チーム〜湘南19.8・名古屋19.2・横浜FC18.6
✳︎セットプレーシュート力は、コンサリーグ最強です。
✳︎リーグの平均レベルは、セットプレーの内、1/5本をシュート実現と、意外な低率でした。

〔ドリブル実施指数〕攻撃の中、どれだけドリブルプレーがあるか
①積極型・使用率20%超5チーム〜名古屋28.4・広島・徳島22・川崎21.8・コンサ21.6
②普通・使用率15%超7チーム〜仙台・FC東京17.3・神戸16.7・清水16・浦和15.4・柏15.2・G大阪15.1
③消極型・使用率15%未満8チーム〜鳥栖13.9・鹿島13.5・横浜FC13.3・福岡12.4・C大阪11.4・横浜FM11・湘南9.3・大分8.5
✳︎リーグでの積極ストロングチームは、5チーム限定で、コンサも含まれます。
✳︎ドリブルはリーグの中では少数派ですが、その分、適正対抗立案も乏しく、個々マッチアップでの防止しかない現状で、ファウル誘発→セットプレーへの誘導も期待出来、有力手段です。

2.コンサスタイル再確認
コンサ内容を集約すると、
<高ポジション項目>
シュート数・攻撃型、
ショートカウンター・主要1位、
中央突破・積極型・リーグトップ・高コンビネーション能力、
セットプレーシュート率・高能力チーム・リーグトップ、
ドリブル・積極型、
<ミドル・消極項目>
ロングカウンター・ミドル型・コンサ式ミシャ戦術、
クロス得点・プラス型最下位、サイド攻撃・守備陣侵入手段、
となります。
あらためて、積極項目が多数となり、多彩多様パターン攻撃が証明された内容でした。
また、サイド攻撃・クロス攻撃の意味を再発見ですね。〜相手守備陣内へ侵入のルート効果なんですね。
ロングカウンターは、コンサ式ミシャ戦術で、相手ビルドアップ回避策としての前線ポストプレーからのショートカウンター狙いは、完全に定着しています。

リーグトップレベルやポジションの攻撃を実現している事を確認でした。


post by yuukun0617

10:01

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