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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜143)残試合での目標と目的が明白となった35節清水戦!

2021年11月06日

本日試合も、かなり惜しい<勝利取り逃がし試合>との見方は、どうも短絡思考で、正しく「試合目標・目的」を理解出来ていない、との様です。
私自身も、本日試合の試合後ミシャコメントで、ハッキリ理解した所。
普通では、ちょっと前の<リーグ上位狙い>の今シーズン目標を断念した時点から、なかなか、修正・チェンジが出来無い所ですね。

現時点での「残り(6)試合の試合目標は、『負けない事=勝点獲得』で、3試合達成出来た」とのミシャコメントは、前試合後内容の再発言でした。
この意味は、今シーズンのチームスタイル『失点してもそれ以上得点する勝利を追求する』との内容から、
チェンジした、と言う意味です。
この残試合の試合目標は、<残り6試合全て負けない・勝点獲得〜6連続不敗>との事。
その試合目標を達成し続け、結果は満足との評価です。

その目標設定とチャレンジの目的は、

<攻撃スタイルと同時に、チームに『負けないスタイル』定着>と<若手選手に現在課題改善の実戦機会を与え、その切っ掛け・手掛かり・解決口を掴む成長を図る>とのW目的で、
シーズン当初の新戦術『オールコートマンマークプレッシング戦術』による攻撃戦略強化は、一定段階に到達し、そこから更に、前進・ステージアップを目指したものです。
今シーズンの反省点・次シーズンに掛けて改善の課題は、色々有りますが、
最大の戦略課題が<先制点先取してからの、複数失点での敗戦>の【試合駆け引きの拙さ】でした。
その認識と改善へのチャレンジこそが『負けない・勝点獲得』を試合目標とする取り組み、と言う事なんですね。・・なる程!です。

一方で、最大の戦術課題が<戦術理解と実践プレーが、チーム全体(サブ交代選手)まで浸透定着>でしたが、
これこそ、主力選手の連続故障離脱発生の中、サブ選手が相次いでその穴を埋め、攻撃パフォーマンスを維持した事で、主力・サブの差を埋めるチーム浸透・定着を証明し、既に打開段階となりました。

しかし、残念ながら、最大のプレー課題<決定機の得点実現力=シュート決定力>は、全員攻撃=全員シューターのコンサ戦術では、シーズン当初から[ロペス以外選手は問題]で、肝心のロペス流出で唯一選手を喪失しても、改善不能が続いています。
本ブログでも適正メニューとしたトレーニングも、僅か2回程度実施されず、効果のあるトレーニングの不在は、真摯な改善努力の不足としか言い様が無い、トレーニング問題がこの課題未改善の元凶です。

これらの、戦略・戦術・プレー最大課題の現況の中、残る3試合となる訳ですね。

試合の中、ミシャコメント「将来のコンサのため、若手選手の実戦起用での徹底鍛練・レベルアップ」は、毎試合、個々選手毎に、テーマを持って起用し、チャレンジ鍛錬にトライしています。
本日試合での集中対象選手は、
・CF小柏ー課題;決定機プレー数・シュート数・シュートプレーポイント⇒決定力習得=得点増加
・SH金子ー課題;プレー幅拡大〜○サイド突破・クロスパス、<拡大-カットインバリュエーション拡大>
・SH菅 ー課題;攻撃力強化〜<カットイン回数・シュート数拡大>
・DM深井ー課題;ボランチポジション<スタメン完全復帰>
・CB高嶺ー課題;宮澤代替作り〜<予測力・危機察知能力>経験値累積で習得、<ゲームメーク力上昇>
の5選手が集中対象選手でした。
各選手は、着実に実戦実績が鍛錬成果となり、本日試合での習得・成長となっています。
例えば、小柏は、本日シュート5本-内、枠内数0本と、未だまだ未改善ですが、シュート意識・意思は、チーム最高シュート実施の【勇気】を獲得し、以前からの[シュート意思の弱さによるシュート数微少]を脱却出来ました。又、5本のシュートも、各場面毎に[個々課題]があり、それこそが、明日からのトレーニングでの「具体課題・具体的改善部分」との<手掛かり・ヒント>を掴んでいます。
この様な、チャレンジによる[具体的課題と手掛かり]こそが、試合起用の真髄・ポイントとなる訳です。

又、本日試合も、勝点獲得試合=負けない試合を達成しました。
更に、戦略・戦術・プレー課題を改善すると、より得点増加・勝利へ前進します。
これらが、残り3試合の意味と内容です。

最後に、本日の試合スタッツ(速報)データを記載します。
試合4分割(①試合開始〜飲水T、②飲水T〜HT、③HT〜飲水T、④飲水T〜TU)で時間帯毎記載。
     コンサ     清水
    ①    ②   ③   ④     ①   ②   ③   ④
支配率 72  67  62  59   28  33  38  41% 
走行距離31  22  29  29   31   23  30  30km
スプリント数36  34  51  64   30  21   55  62回
決定機数3 5 5 0 2 3 0 3回
シュート数 2 0 7 2 3 5 0 6本
枠内数 1 0 2 0 1 0 0 3本
得点  1 0 1 0 1 0 0 1点
パス数204 158 148 79  73  81  109 89本
成功率  83  84  84  83   60  70  74  76%

個別シュート内容
小柏 シュート5本 枠内0本 得点0 精度✖️
金子     2    1    1   ◎
田中     1    0    0   ✖️
深井     1    1    1   ◎
駒井     1    1    0   ○
チャナ    1    0    0   ✖️

・走力は、前半コンサがスプリント優位、後半は一転して、劣後で走り負け。
・決定機→シュート→得点で、個別選手毎のバラツキ・差が、得点力・シュート決定力の原因。
・支配率・パス本数は、①>②>③>④と減少したパフォーマンスで、特定選手の、運動量と集中力とプレー精度の差が原因。〜途中交代が必要となった理由。

以上の通りです。

引き分けは、残念ですが、試合目標合致の実績で、順調、と言う事なのですね。
面白いサッカーとの整合性がホントに有るのかどうか。


post by yuukun0617

21:25

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