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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~151)次戦・ラスト2試合・H最終戦 予想-➀対戦柏現況

2021年11月24日

昨日・2日間完全オフは、「前試合・前半自サッカー崩壊」の今シーズン最低メンタル・内容試合の後日程では、極めて異例の、想定された「鉄拳徹底トレーニング」選択では無く、「完全オフ・それもいつもの2倍」と選手に自由を与える選択も、きっと深い意味があるのでしょう。
どんな内容や部分にも、必ず「深い意図と目的」があるミシャであれば、今回
の日程と選手対応は、これまでよくあった、
<監督・指導陣としてチームが罰則的トレーニングを実施>との選択・対応は、初歩段階の選手対応で、
既にコンサはその段階は終え、より自主的に「自省と自己改善」の<自立指向システム>を作動させたもの、と捉えるのが正解ではないでしょうか。
恐らくは、「きちんと自省し問題点を自覚している選手は、自らの変化・改善すべき点を把握し、昨日トレーニングで改善トライに着手」と言う事なんでしょう。確かに、駒井・大学トリオの3人・福森・青木・チャナ・菅野・ジェイ・・などは、そんなシステムが通用しそうですね。

さて、そんな、異例日程も、いよいよラスト2試合で、ホーム最終「柏」戦への準備・対策日程に入りました。
ラスト2試合目となる次戦・柏戦の展望予想に取り組みましょう。

1.対戦相手「柏」現況
現在戦績は、
順位14位 勝点41 12勝5分19敗 得点34失点50得失差△16
ギリギリ降格圏争いから離脱出来たが、シーズン前・リーグ上位予想を大きく裏切る成績の低迷。
コンサが、
順位12位 勝点45 12勝9分15敗 得点44失点49得失差△5
と、かなり近接した戦績で、勝利数同数・引分が4試合分の差しかありません。
低迷の直接原因は、
「得点リーグ15位・失点リーグ14位」と「攻撃・守備どちらも低成果」で、大幅戦力ダウンが原因です。昨年の得点リーグ3位・失点10位と、攻撃・得点力激減、失点・守備悪化となったもの。
その理由が、
シーズン前に、主力選手多数流出、対して、補強最小限に留まり大きく選手保有・戦力低下。攻撃は、昨シーズンJ 1得点王・最優秀選手FWオルンガ流出で、その代替は変わりが在り様も無く獲得不能。更に、守備で、生え抜き日本代表GK中村航輔移籍が直接ダウンとなり、攻守のキープレーヤーの喪失がそのまま大幅ダウン直結となったもの。流出選手は、FW山崎亮平	V・ファーレン長崎、DFユンソギョン、期限付きMF菊池大・DF鎌田次郎・GK桐畑和繁、放出DF宮本駿晃・DFパクジョンス・FWジュニオールサントス・MF小林祐介・MF手塚康平・MF田中陸、期限付きGK猿田遥己と多数となったもの。
新加入は、ボランチMF椎橋慧也、サイドアタッカーMFイッペイ・シノヅカ、レンタルバックDF上島拓巳、ブラジル・MFドッジ、MFアンジェロッティ獲得程度で、主力・スタメンに戦力化出来ているのは、ボランチドッチのみ。
シーズン中、
期限付きFWペドロハウル、放出FW呉屋大翔と、チームの大黒柱MF江坂任の、更なる主力流出となり、新加入FW武藤雄樹	で代替も図るも、戦力低下が進行。

元々、システムフォーメーション
昨年の[4-2-3-1]メイン+[3-4-2-1]サブを逆転し、
[3-4-2-1]メイン+[4-2-3-1]サブへ変更。
しかし、その実態は、[5-4-1]メインと、守備姿勢が上昇。
攻撃スタイルは、彼の右サイド伊東純也も含めサイドを個人能力で突破しサイドからのクロスと、最前線にターゲットを置いたロングカウンターがチームスタイルで、現在も、右サイド突破江坂・クリスティアーノの個人能力からのピンポイントクロスでしたが、江坂途中でチーム流出、クリスティアーノ故障離脱で、しばしば喪失。最前線への放り込みカウンターも、どんなボールもマイボールに保持し、単独突破で得点量産のオルンガの代わりは、当然居らず、FW細谷・神谷ではスタイルも違い、こちらも、ストロング喪失。
DFラインは昨シーズンとほぼ同一、ボランチは大谷から複数選手は分散するも、同程度で、リーグセーブ率トップだったGK中村流出・代替はこれまで名GKの代名詞キムスンギョで、セーブ率8位ですが、それでも、被攻撃回数・シュート14位と下位レベルを低下。
特筆は、コンパクトな密集陣形はトップレベルも、流行し、どのチームも取り入れている、ポジショナルサッカーとハイプレスは最低ランクで、戦術強度は、リーグ下位に転落してしまった、との現状です。
攻撃回数、クロス数、シュート数、被シュート数はリーグ4〜6位の上位にかかわらず、ポゼッション、パス数、ゴール数は14位付近、シュート成功率は最下位、被攻撃回数と被シュート成功率も最下付近19位と、サッカーの構成要素で多数項目が欠落する現状。走行距離17位の<運動量と走力の劣後>が根幹原因で、簡単な解決は不能で、一言で言うと、一時代前のサッカーを続けるチーム、との評価が最も合った表現です。監督・指導陣の問題、とも言えます。

と言う事で注意ポイント、
①柏右サイド(コンサ左サイド)突破の制御・阻止
②最前線への放り込みカウンター 準備・カバーで、阻止
③ハイプレスが弱く、ビルドアップのコンビネーションサッカーを展開し、多彩・多様サッカーで攻勢を取り、シュート阻止力の甘さを突き、枠内シュート率の良化を図り、多数得点獲得。

との次戦対戦を図るものです。

〜次ブログは続く〜



 


post by yuukun0617

08:02

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