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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜71)反撃のコンサ!ルヴァン杯GS勝ち抜きに進撃!

2022年04月18日

1.試合方針

前試合の蹴りを返し、反撃のルヴァン杯GS戦勝ち抜きへ、確実な前進となる勝利を掴みます!
コンサやミシャは、結果の前に試合内容を問いますが、
次戦だけは、そのミシャも、「結果優先態勢」に変身です!
何としてでも、どうやっても、勝利が全てとなる試合です。
ルヴァン杯GSリーグは、1/35のリーグ戦とは異なり、これからの試合を決定付ける「試合内容の良さ」は意味が低下し、残り3試合となり、1試合毎、勝利との結果が全てとなります。
そして、前試合・京都戦の「2-3逆転負け」で、GS勝ち抜き条件以下となり、このままではGS敗退との展開となり、ここからルヴァン杯GS戦・全勝が必要で、その初戦・次戦京都戦の絶対勝利試合、となりました。

2.対戦京都分析

 昨日、京都は[ほぼ完璧な想定戦術による得点奪取と攻撃的守備]プレーを披露し、リーグの注目を集めて集める「2-0」の快勝・完勝を実現しています。
その最典型プレーとして、
「柏の、京都ゴール寸前まで押し込むハイプレスを、前線へのアバウトロングフィードで逃げずに、DF・GKのパスワークで切り抜け、そこから更に、中盤のタイトプレスも、球際で躱す勝負魂の籠ったハイテクニックパスワークで、最前線FWまでボールを運び、最後の柏DFチャージも球際で躱す冷静且つ渾身のシュートをGKの届かないゴールポイントへ流し込み、コンビネーション・パスワークの高さと威力を見せ付けた華麗チームプレー」は、リーグに強烈インパクトとするものでした。
曺監督のポジショナル・ストーミング型・攻撃型パスサッカーが、J1カテゴリー・11試合の経験値積み上げで、着実且つ急速な成長を果たし、一定の完成度・J1水準超えに至った、との証明試合でした。
今シーズン戦績は、公式戦12試合・6勝7分2敗・得点19失点14得失差5、
リーグ戦・順位5位・4勝3分2敗・得点13失点10得失差3
既に、リーグを席巻するも、リーグ5節までのスタート期は、1勝2分2敗とまずまずレベルでしたが、その後4試合の現況は、負け無しの3勝1分0敗・得点9失点3得失差6と、驚異の怒涛・絶好調状況を重ね、一気に、リーグ上位に肉迫となりました。
既に、リーグ降格候補チーム、昇格チームとの見方は、完全に吹き飛び、絶賛の嵐に逆転させました。

コンサも、前回対戦で、戦術が嵌り、試合開始立ち処[20分で2得点獲得]に成功も、
その時間以降、京都のストーミング型ハイプレスが作動すると、コンサDFラインのビルドアップが混乱、再三、コンサ深い位置でのボール奪取を許し、京都決定機続出となり、完全混乱状態に陥り、ボランチはDFに吸収され、前線やサイドとの真ん中エリアは空白スペースとなり、京都はフリーにパス配球やドリブル持ち上がりを多発、そこからは、後半交代の直後の短時間以外、京都の支配・攻勢を許し続け、その中、20回以上の京都決定機を許し、当然の結果の3失点で、逆転されたもの。
前半20分以降、京都戦術が作動し、全選手が運動量・スピード・球際強度を上げ、想定チームプレーを始めた時間からは、殆どコンサにチャンス喪失となり、京都の強力攻撃を晒され続けた訳でした。
しかし、その展開・京都チームプレーを許す原因が、
コンサの、運動量不足とポジショニングの悪さ、プレースピードと精度の低さにあり、それは、追い詰められたり、慌てさせられたり、冷静さを奪われ、不安定感増加と互いの信頼感低下で、チームプレーと出来ず、一部選手のみが頑張り、多くは、茫然と、傍観者・ボールウォッチャーで、闘う以前の状態にまで悪化した事にあったものでした。

次戦は、ルヴァン杯GS勝ち抜き・突破には、勝利獲得しか無い事態ですが、
前回対戦・前半20分まで戦術通りプレーで2得点獲得の理由に、次戦攻略の鍵が有ります。
答えは簡潔明瞭です。
京都チーム全体を、京都陣に押し込む事に成功した事に有りますが、それは、
フルパフォーマンス・マンマークとハイプレスで、京都ビルドアップを京都陣深くまで追い込み、問題は、京都パスワークも許さない、マンマークの強度で、より近く、より速く、より強いチャージを仕掛け、同時に、周りの京都選手への寄せも、同様、よりタイトでよりハードを徹底した事で、自陣パス回しに苦労させ、ロングフィードに逃げるしか無く、そのロングフィードのレシーブも、京都前線選手のフルマークと予測とタイミングをバック位置で見定め、その瞬間の飛び出しで、レシーブに先んじ、放り込みボールのほとんどを奪取し、京都ビルドアップの守備ライン、京都最前線のカウンターポストやサイドを征し、京都に戦術作動の予備段階プレー、初期プレーで阻止してしまい、京都戦術を封じた、と言う事でした。
詰まり、コンサのオールコートでのマンマークの強度最大化、そのための、運動量とスピード、事前予測と速い判断、それらを強力に徹底する強い意識、闘う意識と、チームへ全てを捧げる一体感、と言う事でした。走量〜走行距離120km超え、スプリント200回に、成否が掛かっています。
次戦起用予定選手は、所謂サブチームメンバーであるなら、トップチーム平均値〜走行距離119.9km、スプリント180回よりは、パフォーマンスアップとなります。
ちなみに、対戦京都は、走力〜走行距離116km、、スプリント214回と、コンサ平均値を上回り、コンサポジショニングの前に、ポジション取りとされてしまいます。先ずは、互角レベルにまで上げ、更に、京都選手超えで、相手に先んずる走り勝ちが、攻守全ての出発点となります。
前試合対戦でも明らかになった様に、
京都は、自陣が相手に対する際は、リーグ最高の強度やスピードですが、
意外に、相手が上回ったり、先にポジション先行された局面の経験や機会が少なく、「受け」には脆い所が有りました。

京都は、ストーミング型ハイプレスのポジショナルサッカーで、フォーメーションは、
【4ー1ー2ー3】【4-2-3-1】を併用。しかし攻撃的ハイプレス・ハイラインで、最終ラインも敵陣進入し、相手ビルドアップ直近エリアのゾーンで、ハイプレススピードは、リーグ最速・最強度チャージとなり、また、ボール再奪回・ゲーゲンプレッシングも最短タイムとなります。
相手ビルドアップやゴール付近でのボール奪取からのショートカウンターが、最有力得点パターンのストロングとなる訳です。コンサと同様、超攻撃型チームとなり、超攻撃型守備と連動一体攻撃は、リーグ最強レベルに到達です。
自陣から攻撃は、基本はビルドアップ型パスワークサッカーですが、前線ウタカやイスマイラのポスト能力の高いターゲットFWへの、中盤飛ばしロングフィード、からのショートカウンター、更に、ワイドに拡げたサイドへの長短パス、からのサイド突破〜ピンポイントクロス〜空中戦支配力と得点力ターゲットFW、とコンサの多彩多様攻撃に匹敵する強力攻撃力を持っています。
かなり、チームスタイルも能力もコンサに近いチームですね、
実は、京都で、監督・指導者復活に辺り、曺監督のチームプランの下敷き・原型は[コンサスタイル]で、同様スタイルを目指すチーム作りを指向したもの、と想定しています。
ミシャ監督との接点は、無さそうですが、元々、引退後、ブンデスリーグ・ケルン体育大で、ストーミング戦術やゲーゲンプレッシング戦術などを理論装備し、帰国後、川崎コーチで、風間パスサッカーを加え、その後、「使用内容の良さよりも合理性を重視し、ミスを割り切りアグレッシブにトライする攻守一体の堅守速攻」を基本に、「攻撃的で、走る意欲に満ち溢れ、アグレッシブで痛快なサッカー」の独自堅守速攻スタイル=「湘南スタイル」で、監督デビュー。しかし、パワハラ問題で、一時離脱となるも、その高い実力・評価により、京都で復活を期したスタイルこそ[これまでの総合型]となった、との経緯ですね。
そんなコンサにスタイル・チーム力まで、同質・同化する中、明確にコンサが優位なのは、
①戦術熟成度〜パスコンビネーションはリーグ最高レベル、頭抜けた選手ポリバレント力=自由で変幻自在ポジションチェンジはマークを大混乱とします、得点パターン・失点パターン経験値、試合展開変化応用力、選手毎の本来プレーの深い認識と信頼と多々あります。
②個々選手のストロング能力〜頭抜けたドリブル能力、スピード勝負、テクニック勝負、ゲームメークパス能力、万能GK、チャージスピードと強度と執念トライの闘志も優位です。

そして、決め手は、試合三原則[走る・闘う・規律を守る]の徹底が、攻略の糸口、大前提です!

3.対戦コンサ 戦術・試合展開・試合メンバー 予想

前回対戦では、前半20分までは戦術発揮で、ハイプレス成功多数で攻勢、コンビネーションからの決定機・シュート、ドドへ前線ボール起点からな攻撃、サイドチェンジの横揺さぶりに、縦にの揺さぶりで作ったギャップへの走り込み攻撃、が多数決定機を作るも、シュート精度、決定力不足で、2得点止まり。その間、京都ハイプレスは、コンサ攻撃で京都陣深くは押し込み、時たまの、ハイプレスも遠距離からと、スピード・強度も低く、落ち着いたビルドアップをプレー。
しかし、20分以降、コンサ複数得点獲得の安堵感が逆効果となり、コンサの圧力急減で、マンマークも緩み、京都は、フォーメーションを[4-2-3-1]から[4ー3ー3]へ変更。最前線守備は、京都ビルドアップを許し、そのまま、京都の陣形アップを許し、京都ハイプレスは至近距離からスピード・強度を本来レベルに復活し、コンサビルドアップは、時間と圧力で余裕喪失し、冷静コンビネーションは破綻し、京都ハイプレス成功が多発し、サイドも、勝負負け気味で、ピンポイントクロスを許し、右サイドの長井やマルティノスからの攻撃で、逆転を許し、試合最後、京都が勝ち抜けを図り、コンサが最後の攻勢で、中島・田中宏武・中村桐耶の惜しいシュートも決まらず、惜敗となったものでした。
この通り、決め手・ポイントは、
①前半20分で、2得点獲得の瞬間、【勝負への意識、戦術徹底意識、試合支配完成化への意識と、意識の希薄化、弱体化、甘さと緩み】が、試合展開を激変させ、京都の意識を復活させ、とことんまで落とされた自信を復帰させた元凶でした。その後の、混乱と苦闘は、自らが招いた事態だった、と言う事です。
②意識の弱体化に連動させて、【運動量とポジションも甘く・低下させた】事も元凶の一つです。物理的に、京都選手と、距離を取る事は、コンサ選手は緊張が緩み、集中力やエネルギー消費も減り、試合全時間、プレーを目指すとしたら、必要だと、判断したカモ知れませんが、酷い誤認識・誤判断でした。監督は、元々フルタイムその選手で賄えるかどうか等は、状況次第としか考えて居ませんね。しかし、選手は、試合終了までの出場を期待し、平気で、パフォーマンスコントロールは必要だとして、怠けますが
監督は、起用する時間は全時間、フルパフォーマンスしか期待しませんし、それでスタミナやフィジカルダウンならば、途中交代がある、との認識です。サブ選手は、短時間出場に全てを賭けた出場となるものですが、スタメンとされ、酷い勘違いをしたカモ!ですね。
③個々のストロング・能力は、出色・優秀プレーが多数ありました。
 ドド、田中宏武、西大伍、中村桐耶、岡村、ルーカス、途中交代の中島、西野は、次戦主力に必須だと言う事、トップチームへの有力手順を掴みました。本来能力発揮に至らなかった、ミラン、青木、檀崎、そしてGXは、次戦はサブに後退で、途中交代から復活を期す、となります。残念ながら、井川は、ベンチメンバーから離脱もあり得るカモですが、温情で、若手育成のミシャは、再度チャンスを与えそうですね。

以上の事から、

(想定戦術)
 オールコートマンマーク、マンマーク型ハイプレスを主体。
 しかし、前線トップに、ハイタワーFWを置き、京都ハイプレスに、前線ポストへのロングパスからのショートカウンター戦術の「コンサ式」ミシャ戦術を基礎で展開。 

(想定試合展開)
 間違い無く、両チーム共に、ハイプレスを仕掛け合い、ボール奪取からのショートカウンターが飛び交い、超拮抗・緊迫の攻守入れ替わりが激しい、試合展開となります。
そんな中、個々のストロングで、京都組織守備を躱し、連続攻撃の回数で、コンサが決定機数で上回り、シュート精度・決定力で、試合結果が決まる、との展開ですね。
両チーム共に、得点獲得を重ねた【コンサ3-2京都・撃ち合い勝ち】との試合結果を想定します。

(試合メンバー予想)
これまで記載の通り、
[スタメン]
      ミラン
   ドド     青木
田中宏 荒野   西  檀崎
   中村 岡村 西野
      小次郎
[サブ]
    中島、GX、藤村、井川、駒井、菅
    松原

  となります。

次戦は、前試合以上に、パフォーマンス全開で、リーグ随一の、ハイプレス合戦、強度とスピード勝負、戦術徹底度勝負、コンビネーション・パスワーク勝負、最後の決め手が、シュート精度・決定力勝負、のぶつかり合い、ガチンコ対決です。

水曜・夕刻試合でも、最大サポートを結集し、サポーター力勝負の勝利こそ、試合勝利を導く方程式です!
全サポーター、総力を結集で、激戦勝利を掴みましょう!


post by yuukun0617

14:45

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

フラッ太

Re:〜進化〜71)反撃のコンサ!ルヴァン杯GS勝ち抜きに進撃!

2022/04/18 15:56

トゥチッチは水曜日の試合は出場停止。長々書いてそれでは萎えます。   ただし、トゥチッチの1トップで運動量と献身性が上がることで前プレの強度が増すという発見があったのはFC東京戦を見ていて感じましたからトゥチッチのタスクを誰にやってもらうのか?前の3人の組み合わせをどうするか?というのは大きく影響するでしょうね。

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