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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜86)ハイプレスの限界⁈コンサのみ別物の理由!

2022年05月14日

さぁ、決戦です!

昨晩・浦和vs広島戦は、スコアレスドロー・引き分けでしたが、
観れば観る程、両チーム共に、「在るポイント」が目に付きました。
それが、[ハイプレス強度]〜ハッキリ言えば、[ハイプレスの甘さ]でした。
両チーム共に、選手の個別能力は、リーグトップレベルだらけの、豪華版選手達で、マッチアップ=1:1のぶつかり合いでは、高いレベルの鍔迫り合いが観れました。
にも拘わらず、[ハイプレスは、スタート時から続けられる基本布陣では、ダラダラと、相手ビルドアップには到底到達せず、前線選手の消耗しか無い、無意味プレー]に終始した点、です。
これで、「自ら前線から厳しく守備を仕掛けている」と公言している事は、現実を見もし無い[戯言]と笑ってしまいます。また、[ハイプレス効果を得るためには、ハイラインの自陣全体を高い位置に上げた縦密集型守備により、ハイプレスの最前線選手のポジションを、相手ビルドアップ選手付近とするしかありません。しかし、代償の[ハイラインのDFライン裏広大スペースケア・リスク]防止に自信が乏しく、そんな、布陣位置を上げる、ハイプレス・ハイラインを取れない、との事で、[無効ハイプレス]が継続していました。
横浜FMや鳥栖・福岡・京都の様に、[ハイライン]常套!との、[リスク覚悟で徹底意思]の心算をしない限り、多くのチームの[最前線強力守備=ハイプレス]は、形ばかり、声だけ、となるもの、と言う事です。

対して、コンサのハイプレスは、ハイラインを伴うとは限りませんね。
何故なら、マンマーク型、だからですね。
コンサ以外チームの、[ゾーン守備型ハイプレス]は、最前線の相手ビルドアップの位置の[ゾーン]をカバーする、戦術で、最前線より下ポジションに、スペースエリアを空けないためには、その[ゾーン]もカバーする、と最終ラインまで、縦の密集を保ち、スペースエリアを作らない、とのため、自動的にハイラインをなってしまう、訳です。しかし、ハイラインを避ける、となれば、最前線カバーゾーンを下げるか、最前線カバーゾーンは上げるも、守備ラインとの間のゾーンカバーはしない、しかありません。多くのチームは、最前線カバーゾーンを下げる、選択となり、結果、相手ビルドアップポジションには到達不能の位置で、ハイプレスと言う事となっています。
多くのチームのハイプレスは、ビルドアップポジションでは無く、中盤のゲームメークポジションで、「ミドルプレス」の従来型そのもの、ですね。

オールコートマンマーク型では、全相手選手をマークが付き、ハイラインかどうかは、相手攻撃選手位置による、となる訳ですし、マンマークですので、常時、相手マーク選手付近からのプレスとなり、甘いプレスとは無縁、となる訳ですね。

コンサ戦術の優秀さ、をあらためて感じた試合観戦となりました。

本日対戦も、大爆発です!


post by yuukun0617

06:55

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