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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2022年05月19日
ギリギリで、ルヴァン杯GS突破達成!
それは、悲願を持つコンサに取っては、大きな意味と意義を持つ、喜びべき快挙です!
また、ミシャが、今シーズン成長株として大いに評価する、中村桐耶の殊勲弾も賞賛ですね!
しかし、それ以外の、試合内容、結果は、シーズン最低レベル継続のチーム力で、主力縮小し、チーム力ダウンと鳥栖に、大きく「差」を付けられ、試合内容では、完敗!
そもそも、ルヴァン杯に限定しても、
GS前半①②回戦のチーム力に対し、GS後半③〜⑥回戦チーム力・大幅ダウンとなり、その結果が、早々GS突破見透しが、一旦、突破ギリギリ状態にまで悪化する事となりました。
その直接原因は、極めて明白で、ミシャが、最近試合内容の悪さを指摘する共通ワード[走り負け]により[闘い負け・規律を守るプレー破綻]と、<試合三原則が機能しない>事に尽きます。
では、「何故、コンサは走れなくなった」のか、の原因です。
その原因は、
[精神面と戦略面]、
[フィジカルとプレー内容]
の両面に発生する、複合弱体化で、より複雑となり、簡単な課題解消だけでは改善しないものとなってしまっています。
[精神面と戦略面]は、
①規律=戦術の遵守意識の低下です。
コンサに取って[規律=戦術]は、特別な意味と意義が有ります。それは、チーム戦略が、「経営上、限定され・過少な選手保有資金を前提とするため、高能力選手を多数保有によるチーム編成は『困難』で、より格安資金で集められる[平均レベル選手保有]とするも、それをカバーするため[組織連携プレー]で対抗する」戦略となり、その決め手となる[組織連携プレーこそが戦術=決まり事=規律]となり、チームの生命線・中核です。しかし、最近、各種の高評価が前提となり、高い戦術強度評価により、[選手本人では、更に高い戦術強度を求める選手と、高い戦術強度達成に満足しその維持を求める選手、に二分される事態]が発生。
そこに、高い戦術強度の代償[ハイフィジカルにより、試合途中で、パフォーマンスダウン選手発生]の課題発生が重なり、その[高い戦術強度達成維持意識選手]で、[試合内で、戦術強度を下げ、戦術転換も自由]と、戦術意識の甘さを、そのまま実プレーに反映される選手が複数発生し、その選手は、[走る・闘うを弱体化させ、即座に、他選手へ悪影響伝播し、結果、[走る・闘う戦術破綻]となります。
その選手は、特定され[福森・駒井・深井3選手で、宮澤は悪影響をモロに受け、同様プレーダウン]となり、DFライン・ボランチのため、大量失点必至となるものです。ピッチ内も、ミシャの厳しいコントロール下であったものが、最近、ピッチ外からの指示に従わないケースが多発し、「ピッチ内自由度が上がった」と、大きな、勝手な意識が蔓延っていますね。外からもアリアリと分かってしまいます。
そんな時、ミシャは、肩をすくめ、その後、案の定破綻や失敗となり、顔をしかめていますね!
しかし、戦術は、チーム選手相互の約束事で、それを守らない事は、味方選手の意思とプレーを裏切る、自己満足だけの[エゴプレー]で、チームが破綻は、当たり前となりますね。
【大きな勘違い】から、早く脱却しなければ、チームへの迷惑だけで無く、自分の選手生命に関わってきます。
②それ以上に、悩ましいのが、「選手起用」戦略で、結論は、「規律遵守意識が低い選手を、主力起用し続ける」選択です。
①の様な選手は、試合起用から外す事が、即効果となるも、その選手がチームから離脱する事のダメージを考慮すると、そんな選手も使い続ける中で、悪経験による改善を図る、とのスタイルも、ミシャ式です。ミシャの哲学に、「失敗した選手は、更に使い続けなければ行けない。そうしなければ、その選手は、自信を失い、ベンチに戻る事も出来なくなる。」との、選手成長哲学です。しかし「失敗しても、試合には出続けられる」意識となると、選手反省・自覚も乏しくなり、そのスタイルの限界・欠点が出ています。
代替の若手サブ選手起用で、活躍選手は多数となっている筈なのに、全く、スタメンメンバーが変わらない事態、ミシャスタイルの限界・欠点が露呈され、その結果は、[走らない選手]起用で、[闘う・規律を守る破綻]となっている訳です。若手サブ選手は、実戦で活躍するも、出場出来ないもの、との意識が強くなっていて、成長努力低下は必至・大リスクですね。
[フィジカルとプレー内容]は、
③過密日程や故障離脱多発による、[主力選手の過重起用]による[走力低下]です。
決して、[気温や湿度]の試合時平等条件や、[試合会場までの移動距離や負担]のクラブ存立環境は、理由原因には成りませんし、そんな甘えを選手に与えて良い訳はあり得ませんね。
ミシャの[アマチュア的グチ]は、公式コメントからは排除して欲しいですね。選手に悪い影響しかありません。話題を戻し、、主力選手の連続起用は、結果として、故障選手多発、チーム全体の、走力とスピード、プレーキレ、そして、ポジショニングを果たす走力不足による戦術破綻、を招くしかありません。
ミシャの選手起用の甘さ、失敗が原因です。
④戦術混乱
昨日の、外国籍トリオ起用は、失敗。それは、外国籍トリオの選手能力も有りますが、フォーメーションと選手起用が、最大の失敗原因でした。
能力は別として、外国籍トリオの意欲は充分でした!そのため、攻撃型守備の鳥栖最終ライン近くのポジショニング、そこからのハイプレスに、トリオ起用時間帯全て徹底しようとしており、多くの時間帯、鳥栖陣深くのポジショニングを取り、ハイプレスを仕掛けていました。しかし、その下位置を程良い距離でポジショニングすべき、第二陣は、コンサ自陣最終ライン付近から前進せず、コンサ前線と、ボランチ間に、数mの横スペース・エリアがしばしば発生し、ハイプレスから漏れ出す鳥栖選手に、自由自在プレーを許し、中盤支配を委ねました。そこから、縦と、横に展開され、クロスや短手数攻撃のスピードアタックを許し続け、益々、コンサ第二陣のボランチ・サイドは、DFに吸収される局面多発でした。
図示すると、
ドド ミラン GX
( スペース・エリア ) 〜 前線と守備陣の間に、大きな空間
青木 宮澤 駒井 金子
菅 岡村 田中駿
でした。
この原因は、ボランチ〜宮澤と駒井起用では、[攻撃参加<守備参加]意識で、また[走力低レベル]選手を並べれば、当然の結果で、最終ラインでの、危険や不安が発生した瞬間、ひたすら、守備参加優先は、当然でした。このボランチ起用なら、マンマークハイプレスを放棄し、前線を自陣まで下げ、ブロック・ゾーン守備の自陣守備・守勢戦略しかありません。
実際の所、ボランチの運動量不足、スピード不足、何より、ポジショニング不良で、中盤にスペース・エリアを空け続ける、大リスク状態を継続した、戦術不適合のボランチ起用による、失敗でした。
宮澤に替え、西大伍起用なら、戦術は機能し、鳥栖速攻阻止、コンサハイプレスからの複数得点奪取となりました。
決して、外国籍トリオの能力不足では有りません。
試合スタッツは、項目公開も無く、シュート数のみですが、
コンサ 鳥栖
前半 後半 前半 後半
決定機数 2回 2回 7回 4回
シュート 2本 4本 9本 7本
枠内数 1本 3本 5本 3本
得点 0点 1点 0点 1点
コンサは、決定機構築は、試合前後半問わず、抑制され続けました。
決定機数・シュート数・枠内数、全てに渡り、鳥栖が支配・コントロールした試合でした。
試合内容は、敗戦の数値です。
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