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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜93)新メンバーによる新チームは「走るチーム」!

2022年05月23日

磐田には、遠藤保仁のプレスキック脅威のセットプレー以外は、FWゴンザレス・杉本を完全に抑え込み、流れの中では、僅か2回しか、チャンスメーク・サッカーを許さない、試合後ミシャコメントの通り「完全コントロール試合に成功!」。
事前リリースの公開レビュー[マッチプレビュー]で、指摘した内容にほぼ沿う形の完勝を実現しました。
全ての、最大のキーポイントこそ[走り勝ち・スプリント勝ち・スピード勝ち]で、[走れる・走るメンバーならではの【走るサッカー】]でした。
走る地下では、今日の代替選手比較で、
 岡村>宮澤、中村>福森の、たった2選手の走力相違でも、最適ポジショニングによる、戦術が必要とするポジション達成により、戦術プレーに成功し、[流れる、連動・連携、ハイスピード連続プレー]は、磐田ボールを奪い続ける攻撃型守備を、最前線ハイプレス、中盤、最終ラインで、実現。攻撃でも、磐田守備チャージ前に、パス交換、コンビネーション連続パスで、磐田陣深くに侵入、前半途中まで、ラスト前まで到達するも、ラストパスの精度が上がらず、決定機・シュートチャンスは複数となるも、未到達局面が多発しましたが、前半途中、前線荒野⇔ボランチ駒井をチェンジすると、ラストパスまで到達し始め、決定機・シュートチャンスが増加し、複数得点獲得で、[2-1・1点差勝利]を掴みました。
青木、菅、ルーカス、金子の決定機での、シュートの冷静さ、精度があれば、本当は[5-1]とならなければいけない、試合で、試合内容は、完勝!でした。
【走る→闘う】での、勝利は、コンサ戦術の生命線・成功の秘訣・糧!である事が証明された試合でした。
詰まり、【走る・走れるメンバー】こそ、コンサ戦術の絶対条件で、「走らない選手起用」こそが、試合内容・結果の元凶で、今後、避けなければならない、メンバー起用と言う事です!

福森と菅野は体調不良、高嶺は故障、FW陣・興梠・小柏も故障、宮澤は累積警告の出場停止処分、でしたが、福森・宮澤は、今回・磐田戦メンバーパフォーマンスが遥かに上回り、ポジション奪取されたかも知れませんね。
また、中村桐耶評価は、ミシャもゾッコン・大評価で、積極起用を勝ち取ったコメントが出される活躍!
ミシャコメント「起用を続け、5・6失点しても、成長のため、想定する」と、スタメンポジション奪取が伺われる内容でしたね。
プレー予測・ポジショニングの[ヘッドの良さ]、[体幹・高さ・スピード]の3拍子が揃った優良資質、元FWの経験からも[攻撃意識とテクニックの高さ]、高いボールメーク・長短パス能力、90分フルタイム全力プレーが可能なフィジカル・スタミナ、と、ポジションライバルの福森を大きく凌駕し、チームプレーの中、攻守に安定と積極性を、加算する、トップレベル選手に成長・到達しました。
今回の3CB・中村桐耶-岡村-田中駿太は、<高さ、剛さ、スピード、パス能力、攻撃参加>が揃った、凄いパフォーマンスの最終ラインですね。2021大躍進横浜FMのハイライン守備を支えた、チアゴマルチンス・畠中コンビに匹敵する、スピード勝負もストロングとする最強メンバーとなりますね。
現在は、宮澤・福森では、裏スペースへのロングボール・カウンターでの、相手攻撃選手との、スピード競争での勝利は、両選手の鈍足により成り立たず、思い切ったハイラインは、頻繁に実施は出来ず、限定されていましたが、今回メンバーなら、どんなトライも可能となります。

磐田は、コンサビルドアップを狙っていた筈ですが、コンサ最終ライン・ビルドアップのコンビネーションの高さとスピードから、ハイプレス断念し、縦コンパクトネス・横ワイドのコンパクト布陣、コンサ前進・押し込みで、そのまま、自陣に下がり、コンサの、コンビネーションパス交換を、ラストパスで食い止めるしか無くなり、セットプレー・CKで、中村ボディストップの2次ボールこぼれ球が、運悪く、既に倒れ込んでいた磐田・山本の足元に転がったシュート失点のみに止め、反対に、後半、パススピードをアップした、コンビネーション連続パスのコンサは、遂に、ラストパス成功率を上げ、決定機・シュートチャンスまで到達。決定機に、シュートとなるも、DF陣を完全に外し・GKと1:1場面、更に、GKまで外し、ガラ空きゴールマウスチャンスとなるも、絶好機を4回外し、2回得点で、冷静シュートなら、6得点獲得が当たり前、となりました。

今回メンバーのパフォーマンスは、これまでで、最高レベル到達で、次戦以降、戦い方の基本となったものでした。

試合速報項目別データ値は、
①前半・②後半の時間帯推移で記載すると、
      コンサ       磐田         対戦評価
       ①     ②         全体         ①     ②        全体
支配率  63 57  57  37 43  43%  優位
走行距離 55 55 110  55 54 110km     拮抗
スプリント79 93 171  59 66 125回  大差優勢
決定機数  6  7  13   2  2   4回  圧倒
シュート  4  8  12   5  2   7本  圧倒
同枠内数  1  2   3   1  0   1本  優位
枠内率  25 25  25  20  0  14%  優位
得点    1  1   2   1  0   1点  優位
決定率  25 12  16  20  0  14%  やや優位
パス数  351    200   551  185   235    420本  優位
同成功率 86 82  82  68 72  72%      優位
✳︎走行距離は、拮抗するも、スプリントで圧倒する「走り勝ち・闘い勝ち・スピード勝ち」を実現。
✳︎前後半、決定機数はほぼ同じだが、後半、ラストパス成功が上がり、決定機でのシュートが倍増。その理由は、スプリント・スピード大幅アップで、磐田プレーに先行する、ポジショニングと速さと精度アップによるもの。
✳︎シュート精度、決定率は、やや上がるも、未だ課題継続レベル。
✳︎後半開始から逆転時までは、ハイスプリントによるハイスピード・コンビネーション活性化によりフルパフォーマンス。
逆転時から試合終了時間帯は、高リスク突破を減らし、安定パス回しを増加、それにより、磐田のコンビネーションパス交換も成功率を上げ、コンサ支配率・パス数・成功率はやや減少。
冷静試合コントロール意識による展開変化。

選手別シュート内容数値は、
    前半        後半
        シュート-枠内-得点 シュート-枠内-得点
深井  1本 1本 1点 0本   0本 0点 セットプレー時は高意識
駒井  1  0  0  1  1  1  後半 ヘッドは高精度
金子  1  0  0  1  0  0  シュート精度課題のまま
菅   1  0  0  0  0  0  意識やや低下
岡村  0  0  0  3  1  0  セットプレーターゲット
中村  0  0  0  1  0  0  攻撃型CBは福森以上
ルーカス0  0  0  1  0  0  他選手活性化でゲームメークに徹した
青木  0  0  0  1  0  0  意識弱体化継続、恐怖心課題
全体  4  1  1  8  2  1  精度課題、改善は得点増加必結!

更に、スプリント上位選手数値は、
      前半      後半
    回数 最高速度  回数 最高速度
金子  16  32   19 32.7km/時
青木  10  29.9  7 30.8
中村   9  34.1 11  ー
荒野   9  29    5 32.2
ルーカス 8  29.2  7 32.3
岡村   5  31.6  7  ー
菅    6  30.2  6  ー
深井   7  30.0  8  ー
西大伍   未出場     8 30.8
✳︎ほぼ全選手が、前後半どちらで、最高速度30km/時を越え、リーグトップレベルのハイスピードプレーを実現していました。

[走るサッカー]は、戦術から必要とするポジショニングを果たし、想定プレーの基本中の基本。
ミシャサッカーは、完全に[走るサッカー]との基本を、現実で証明しました。

新チーム誕生からの歴史が、始まりました。



post by yuukun0617

08:47

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