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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2022年07月13日
1.現在の問題点
次戦22節となり、残り試合13。シーズン2/3を終え、残り1/3シーズン突入となりました。
残念ながら、この時点では、上位争い・ベスト3を目指す[シーズン目標]は、夢の彼方に飛び去り、現実は、ワースト2=リーグ降格17位へ勝点「4差」、最下位18位へ勝点「5差」と、J1リーグ陥落寸前の最悪結果となりました。
この結果から、
現時点で、【クラブ優先項目の再設定が必要】な場面となりました。
一見、<内容追求>〜戦術追求 VS <結果追求>〜確実に勝点積み上げ追求
➡︎ <攻撃戦術中心> VS <守備戦術中心>
との構図を想定しそうですが、
コンサは、そもそも
選手構成では、守備戦術優先の選手構成を取らず、攻撃型プレーに特性を持つ選手を揃え、
ミシャ以前の、四方田サッカー「堅守速攻戦術」に、ミシャの攻撃型プレーを加味して進むも、
2021シーズン・選手大量故障離脱の苦境の中、元々導入予定していた[オールコートマンマークプレッシング戦術]を一気に採用し、従来型を更に攻撃型に変化させたものでした。
しかし、肝心の、攻撃で「得点獲得失敗・その原因分析・改善姿勢」を放棄し続け、<得点獲得勝負で勝利>との根幹戦略が破綻し続け、更に、[得点不足は得点機会増加で解決との誤判断]で、攻撃バランスをより傾斜し、想定通り以上の大量失点の試合パターンが固着し、<勝利の方法>を喪失したものでした。
クラブの大方針・基本戦略が、
資金力を賭けた[豊富で高能力な選手層構築]は不可能なクラブが故に、
若干能力にバラツキがある、若手有望選手を揃え、その成長を図りつつ、その成長までの間、高い戦術強度・組織チームプレーによるプレーで対抗、との基本スタイルで、
<高強度戦術実践こそ、若手有望選手を成長させ、同時に、対抗する事の結果・戦績とする>です。
現在の酷い低迷、戦績は、
その戦術実践のラストピースは、【個人プレー】を免れない【シュートプレー能力】で有り、その対象選手が、全員攻撃により全員となり、【多数選手の個々能力不足】だ、と言う事です。
戦術強度とその高い実践に、選手成長と戦績結果を同時に求めるしかコンサの方法は無い!と言う事です。
しかし、このブログの書き出しで記載した
現時点【クラブ優先項目の再設定が必要】な状況で、コンサスタイルを守りながら試考すると、
⑴過酷日程・連戦起用はこれからの日程では浦和戦以外無く、充分な対戦準備の中、[フィジカルコンディションコントロール】とその上で【フィジカルコンディション良好選手のみ試合起用】が必須。
これまでの、固定型・非科学的フィジカルコンディション無視の試合起用は、即座にチーム崩壊を招くもので、誰が何と言おうと、絶対忌避。
⑵戦術では、100%実践選手=そのフィジカルコンディション+メンタル保持選手のみ起用で、過去実績不要・現在パフォーマンス最優先の選手起用。
⑶全員攻撃=全員シューターとなるが、[シュート能力一定レベル以上が絶対条件]。
例えば、金子は、このままならばシューター回避で、ひたすら、決定機構築役に回るしか無い。改善の兆しが出ていた選手は、菅・青木・駒井・岡村・ドド・GX位で、それ以外選手は、シューター除外・回避で、上記選手にチャンスを回す、しか有りません。
ちなみに、ここ8試合のシュートプレー内容を記載すると、(シュート数順)
シュート数-枠内数-枠内率-得点-決定率
① 菅 20本- 5本- 25%-1点- 5% 得点源・改善中・よりシュート
② 青木 14 - 5 - 35 -2 - 14 得点源・改善中・よりシュート
②金子 14 - 1 - 7 -0 - 0 酷精度・シューター除外
④駒井 10 - 4 -40 -2 - 20 得点源・改善中・よりシュート
⑤岡村 8 - 1 -12 -0 - 0
⑥ドド 7 - 3 -42 -1 - 14 高い精度・より起用増加
⑦GX 6 - 3 -50 -0 - 0 高い精度・早期回復を
⑧ルーカス5 - 0 - 0 -0 - 0 酷精度・シューター除外
⑨興梠 3 - 1 -33 -0 - 0 期待外れ・シュート増加を
⑨荒野 3 - 1 -33 -1 - 33 高い精度・改善中・よりシュート
⑨福森 3 - 0 - 0 -0 - 0 酷精度・シュート除外
⑫田中駿 2 - 0 - 0 -0 - 0 酷精度・シュート除外
⑫中島 2 - 0 - 0 -0 - 0 酷精度・シュート除外
✳︎完全に、金子がブレーキとなっているもの。菅・青木・駒井・ドドを、もっと活用すべき、との現実数値です。
金子のシュート能力根本改善を期するもので、それが果たせなければ、シャドー起用は当然、サイドからのカットインも封印で、抉りクロス、アーリークロスに徹するしか有りません。
⑷今後の対戦チームから、○勝利狙い試合・△引き分け狙い試合(敗戦想定「可」)に2分割し、重点試合に確実に勝利加算を図る。
と言う事で、現在リーグ順位と直近戦績から、対戦チーム力を分類します。
残り13試合の対戦チームは、
ここ最近戦績+現在順位から、チーム力で3分割し、
Aグループ
神戸・横浜FM・福岡 勝点想定困難=敗戦想定
Bグループ
名古屋・湘南・C大阪・川崎・浦和・広島 引き分け想定=勝点「1」✖︎6試合獲得
Cグループ
柏・鳥栖・磐田・清水・コンサ 勝利必須=勝点「3」✖️4試合獲得絶対
この合計勝点が、【42】で、今シーズン降格圏勝点[34]を、8勝点上回る事となります。
しかし、この戦績は、
【 4勝6分3敗】で、連勝狙い・連敗回避の、好戦績が条件で、
Cグループ4試合は勝利必須、更に、ここでのBグループ・6試合で、敗戦0・全試合勝点奪取も、極めて困難となり、仮にここで、全敗となると、今シーズン降格圏想定勝点となってしまいます。最低、6試合中、3試合は勝点獲得・「引き分け勝点1」が、残留のための最低必須条件となる、と言う事です。
一言で、これまでの戦績から一気に脱出する、劇的変化しか無い!と言う事ですね。
現時点での、リーグ残留の困難さを現実で証明されてしまう数値です。
2.対戦チーム「柏」現況
今シーズンの柏は、「シーズン前予想では低位の所、選手活性化と対戦毎きめ細かい対策・準備の戦略が成功し、シーズン当初より、一貫して、上位争いに加わり続け、現在ポジションに居る」と、<上手に>現況からシーズン展開を図ったものです。ネルシーニョ監督の手腕が最大理由です。
現在戦績は、
順位5位 勝点33 10勝3分8敗 得点27・失点22・得失差+5 で、上位争いに加わる勢いの真っ最中、しかし、直近3試合は[1勝0分2敗]と得点不足による敗戦で、戦力やや低下。
前項目では、勝利必須・チーム力Cグループの一員です。
戦術・スタイルは、
基本フォーメーション[3-1-4-2]と一見、攻撃型戦術と見えそうですが、
ネルシーニョスタイルの[堅守速攻]の進化形で、[守備主導型スタイル]です。
その成果が、被シュート-リーグ4位、失点-リーグ5位の失点の少なさで、ボール支配は問わず・リーグ14位、ハイプレス指数60%はコンサ越えでリーグ4位、陣形は縦にコンパクト・密集でリーグ2位、しかし、横にはワイド型リーグ16位と横布陣、
詰まりは、ゾーン型縦密集守備陣を、相手陣深くに侵入、しかし、ワイド展開で網を広げ、ハイライン裏への飛び出しを防止、そんな陣形は、守備陣はミドルから、前線ハイポジションの布陣となり、
前線=相手ゴール近く=相手ビルドアップへ、前線6選手でのハイプレスで球際強度も高め、ボール奪取からのショートカウンター狙い、同時に、ミドル最終ラインで、サイドのバックで5バック、アンカーでバイタルカバーで対抗し、堅守構築し、そこでボール奪取からは、最速ロングカウンターで、決定機を狙う、との戦術・スタイルです。最重要点が、その陣形全体の、激しく、多数回となる、押し上げ、帰陣の走力とスプリント量とスピードで、リーグトップの走力チームです。走り勝ち、が特徴ですね。
このスタイルに、強豪チームも嵌り、失点や敗戦を重ねたもの。しかし、反対に、自陣に引かれ、守備主導戦術の対戦では、攻撃パターン不足の弱点が露呈し、勝ち切れない試合となっています。
最近は、肝心の前線のパフォーマンス低下・得点力急落で、得点不足で敗戦が連続しています。
次戦・コンサスタイルは、典型的な、柏の得意攻略パターンチームです。
柏の走力との勝負、ハイプレスやロングカウンター、中盤ブロック堅守、と対戦ポイントは、とても明確なチーム!
コンサの戦術・戦術実践度・走力、その原動力のメンタル・試合集中力次第で、勝利必須試合を構築出来る試合! ちゃんとやれば、手を抜かなければ、勝利・勝点3を積み上げられる試合!
3.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・起用メンバー予想
コンサ対戦戦術は、オールコートマンマークプレッシング、マンマーク型ハイプレス、戦術の全面展開を軸に、コンサ式ミシャ戦術で、
①攻撃型守備・ハイプレスのボール奪取からのショートカウンター、守備攻撃連動一体組織プレー
②ビルドアップは、コンビネーション、ドリブル持ち上がり、コンサ式のポストへのロングパスからのショートカウンター展開で、柏を押し込み
③多彩多様パターン攻撃、反復サイドチェンジ、ドリブル突破・スルーパス突破、派生セットプレーで、攻撃攻勢
④自陣に押し込まれた局面では、ブロック組織守備
と、攻守で、組織・連携プレー
とします。
想定試合展開は、
試合開始直後から、
コンサが、柏攻撃切り替えの瞬間を狙う攻撃型守備・マンマーク型ハイプレス、
中盤から相手前線までのオールコートで、マンマークプレッシングで、柏パス交換阻止で攻撃完全阻止し、ボール奪取からの攻撃を展開。
その中決定機多数回構築で、シュートプレー精度次第で、複数得点奪取。
前後半、同様展開で、試合全般をコンサがコントロール・支配。
想定試合結果は、【 3-1】複数得点勝ち。
しかし、この想定の絶対条件が、走る・闘うで、走り勝ち、スプリント勝ち、スピード勝ちが絶対要件。
試合起用メンバー予想は、
シュートプレー能力を必須要件として起用選択。
[スタメン]
興梠
青木 ドド
菅 高嶺 駒井 金子
福森 岡村 田中駿太
菅野
注目が、ドド起用と、金子チャンスメーカーに徹する、
シューターは、青木・ドド・駒井・菅・興梠・高嶺・岡村に限定、ですね。
[サブ]
荒野・ミラン・中村・宮澤・西大伍
小次郎
これしか無いでしょう。
何でも良いので、勝利必達!試合です。
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