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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2022年08月02日
前ブログで記載の通り、今シーズン最低レベルの試合内容でしたが、
選手の意地と魂による[幸運な勝点1]獲得と、
とても大きな[現在の混迷の出口・糸口]実現、
との貴重な内容を獲得した試合でした。
その[出口・糸口]は、今シーズンでの、大きなエポック=分岐点、となるもの。
それは、驚異的高い[シュート枠内率・枠内のポイントターゲットを狙うプレー]で、<シュートの61%・シューター選手では80%>となる[シュートプレー高レベル実現]でした。
これは、間違い無く、この1ヶ月、全体トレーニングにシュートメニューを加え、メニュー内容は、低レベル・初歩レベルで、1練習毎のトレーニング量もごく僅かで大不足でしたが、それでも、トレーニング量の蓄積で、徐々に、多数選手のシュート能力は、初歩レベルから上がり始め、現時点のシュートトレーニングでは、[ゴール四隅のGKデッドポイントをターゲットとし、そこへ流し込んだり、蹴り込んだりするシュートプレーが大半]、にまでレベルアップになっていました。しかし、前々試合までは、トレーニング時のプレーが、実戦・試合では現実と出来ませんでしたが、遂に、突然、一気改善が訪れたもの、と言う事でしょうね。
確かに、次戦でのシュートプレー内容で再現するまでは、[確定]は早計でしょうが、サッカーでは、複数回出来たプレーは、最早[テクニック獲得]となり、故障やフィジカル悪化でない限り、普段プレーとなってしまいます。
コンサの多数選手が、高いシュートプレー能力=決定力、を獲得した事は、次戦での最大確認事項ですし、再現により、<決定機を確実に得点獲得とするチーム力達成>を掛けると共に、多数得点奪取の勝利を実現する闘い・試合となります!
と言う事で、今日のオフ明けトレーニングで、更に継続するシュートトレーニング実施継続に注目です。
では、そんな期待と展望の次戦・湘南戦の検討です。
1.次節対戦[湘南]現況
現在戦績は、
順位13位 勝点25 6勝7分10敗 得点18・失点25・得失差ー7
で、
今シーズンは、監督山口智が、昨年9月・コーチより昇格し、湘南スタイル"ストーミング(強襲)スタイル"の現代版修正を継続し、例年流出が続き戦力ダウン・大量代替加入だった悪習を脱し、主力残留を果たし、
主力級・有力戦力となる、MF 永木亮太・MF 米本拓司・FW 瀬川祐輔に、若手有望リーグ入り選手と、選手層強化となり、今シーズン目標はリーグ5位設定。確かに、揃えた選手層は、代表排出・若手選手活躍も有る、有力選手構成となりました。
しかし、現代流行のハイプレスは、陣形全体の押し上げで、陣形密度を維持したまま、ハイライン(高い最終守備ライン)のリスクと共に実施ですが、ストーミングスタイルでは、前線選手のみ急上昇し、中盤・守備陣は緩やかな前進となるため、前線攻撃陣と守備陣が、また裂け・分離し、そのスペースが攻守の弱点となります。また、前年までの、両サイド突破からのクロスが、右サイド起用選手が、世代交代と共に、大幅ダウンし、クロス攻撃弱体化となり、更に、問題・課題続出し、
それらの結果は、得点減少・失点増加となり、現状は、降格圏寸前となりました。
近接チームは、
14位 コンサ 勝点25 ・ 15位 G大阪 勝点22
16位 磐田 勝点22 ・ 17位 神戸 勝点21 ・ 18位 清水 勝点21
勝点差は、1試合で逆転する「3〜4」で、正に、降格圏争いの真っ只中との事。
湘南を語る場合、最大ポイントとなる、戦術は、
湘南スタイル<純粋型 ストーミング戦術>で、従来型・多数チームの基本形〜「堅守速攻戦術」の、
①自陣堅守でボール奪取からロングカウンター、に加えて、
②①の発展戦術で、このスタイルの本体で、ロングボールを、意図的に放り込み、相手のボールレシーバーに、複数選手を殺到させ、ボール奪取を図り、そこからのショートカウンターで、決定機創出を図る戦術で、ポストプレーが成功すればそこからのショートカウンター、失敗しても、相手回収ボールを奪取しショートカウンター、との狙いを持つ戦術です。
しかし、現代流行のハイプレスは、ストーミング後局面ならば[実施可能]ですが、
その前では[不可能]で、相手ビルドアップを完全フリーで許し、一気に自陣ゴール付近へのピンポイントパスを許してしまいます。
そのため、ハイプレスがより可能となる様に、[前線選手数を大幅増加させる布陣]としましたが、これが、ストーミングスタイルの弱点から[ハイプレスの増加とはならず]〜堅守の自陣守備バランスを減らし〜守備力ダウン・攻撃的守備も想定以下としてしまっている訳です。
湘南スタイルと現代サッカーとの融合は極めて困難・難しい事態である、との事が最大原因です。
フォーメーションを見ると、
2021[3-3-2-2]-攻撃4枚・守備6枚 → 2022[3-1-4-2]-攻撃6枚・守備4枚、
と変更していますが、この布陣に無理が有り、安定を求め[守備主導とする]と、サイドとインサイドハーフ3枚の布陣を下げてしまい、攻撃3枚となり、相手ビルドアップへのプレスも数的不足となっています。
現在の得点パターンは、セットプレー頼み・リーグ4位で、右サイド12位、ショートカウンター指数はリーグ2位も、得点には至りません。意外ですが、ロングカウンター17位で、ロングボールは多数プレーされるも、ポストプレーは殆ど失敗し、その後の相手ボール奪取狙いのみのストーミングとなり、ボール支配率は、リーグ最低必至で、その分走力に依存するしか無い、とのスタイルとなる訳で、リーグトップの走力は、攻撃力のためでは無く、このスタイルでは仕方無いもの、と言う事が本質です。
パスサッカー、ハイプレス、サイド攻撃のパフォーマンスを下げたサッカースタイルは、相当困難なものであり、その苦闘を選ぶ戦略だ、と言う事で、リーグ上位到達は、その前提条件を充せず、簡単には不可能となるものですね。
しかし、実戦ではしばしば対戦チームが、湘南ストーミング対策に失敗し複数失点、との試合も有り、現実となっています。
次戦は、対策策を間違えない事が、対戦の最大ポイントですね。
では、コンサの対戦対策 戦術・想定試合展開・メンバー予想ですが、
2.次戦・コンサ予想・想定 〜は、次ブログとします。
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