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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2022年08月09日
これからの残りシーズン試合で、決め手となるコンサの現時点ストロングを再確認してみましょう。
全チームが、同一形はあり得なく、それぞれ大きく特徴を変異させていますが、その中でも、コンサは、他チームには無い特徴を多数持つチームの筆頭格。
所謂、"トンがったチーム"ですね。
思い付くまま、雑感気味が必至、となりそうですが、、
①敬意と尊敬を込め、先ずは、【リーグ最異質指導者・ミシャ監督】
ミシャが来日してからここまでの10年間は、ミシャの持込んだミシャスタイルが、リーグに浸透し多くの選手と指導者のチルドレンを作り、一方で、ミシャスタイルへの対抗策に混迷と苦闘する事が「当初から現在に至っても、J1リーグ監督の使命である」と解説・柱谷幸一のコメントの通り。
目指すスタイルの本質は、浦和の最終期に表明し始め、コンサでは、2年目に表明した「トータルフットボール・全員攻撃全員守備」で、全員が、流動ポジション・プレーとなり、パス・コンビネーションを基本とし、そのための[走る・闘う]に徹し、攻撃選手にも、守備選手になり、共通理解・戦術(規律)の一体連動チームプレーを展開するサッカー。過去のレジェンドで提起され未だに、多数のフットボーラーの憧れのサッカースタイルですが、殆どのチームが、その困難さから、トライを諦めたり、制約するスタイルで、所謂、ミシャスタイル、現在の発展型・オールコートマンマークプレッシングも、その過程の一形態で、これから更に進化・変容が必然のサッカーです。
これまで[戦績で確かめられ切った既存戦術を選択]とスタイルでは無く、[新たなストロングとその代償・ウィークも想定し開発と工夫と変化を挑戦し続ける]スタイルを選択、との挑戦・チャレンジ戦略を邁進しています。そのため、途中過程での、戦績高低・上下は、想定内ですし、許容する所から始まった取り組みですね。 北海道の中型クラブが、挑戦するべき事かどうかは、議論伯仲も当然ですが、敢えて、この困難が予想される道を選び、選手も指導者もサポーターも、その過程と挑戦に、誇りと喜びと自信を持ち、追求して行くものですね!
②①のスタイル追求による絶大効果は【多彩や強烈な選手能力を引き出し・拡大の選手育成力・成長】
例えば、コンサの試合では、シューター選手数は、毎試合8〜10名が普通ですが、リーグ最多チームで、これだけ、シューターとなる選手が、一部選手に集中していないチームは有りません。多くのチームは、シューターとなる選手として、最前線CFに、シュートチャンスを集中し、得点奪取を狙い、そのため、そのシューター・CFは、得点獲得を左右する最重要選手として、資金も賭けて、有力・優秀選手獲得が、チーム戦績に直結となり、移籍成否が最重要チーム課題となり、実際、そんな動向が現実となっています。
しかし、コンサでは、全FPが、全員攻撃参加でシューターとなり、毎試合、多数選手がシューターとなります。そのため、一人・高決定力・FW選手の獲得も大事では有りますが、それ以外、全FPのシュート能力が決定的要因となり、全FPが、合格レベルのシュート能力を持つ事は必須でした。ここ2ヶ月弱、全体トレーニングで、流れの中・局面毎、シュートトレーニングを実施し、一選手単位で60回程度のトレーニング量となり、突然、試合での枠内シュート率が、全員平均81%のあり得ないレベルの驚異的レベルに到達し、前試合の大量得点勝ちを実現しました。詰まり、少なくとも、試合出場・全FPは、高枠内シュート率のシュート能力を保有し、圧勝を実現した訳です。
これは、シュート能力の実例ですが、最前線から最終盤まで、[全FPのボール奪取能力]は、リーグ水準を大きく超えていますし、長短・ピンポイントパス能力、狭い局面でも平然とパス交換出来るパスとレシーブ能力、ドリブル突破能力、オールコートをカバーする走力、球際勝ちのスピード、頭抜け連携・コンビネーション能力、遠くのスペース・エリアを発見しボール供給能力、チーム連動のゲームメーク能力と決定機構築能力、、と多数の能力を、同様に実現しています。
確かに、他チームとの対比で、劣後が有るとすると、個々選手が単独となった場合の単独能力(当たり勝ち負けや体幹)でしょうが、サッカーは、チームプレーで有り、単独<完結>プレーは存在せず、有り得ませんね。<チームの連携とカバーは、単独能力を大きく超える>、との命題・テーマが、コンサの中心思想で、そんな中、全選手が、多様なポジション固有プレーを獲得し、攻守どちらの能力も、合格レベルからトップレベルへのステップアップを目指し、多彩多様・高能力選手は成長・進化しているものです。
③ミシャスタイルが、クラブ経営〜トップチーム〜サテライト(育成)が、一貫・共通共有となり、クラブ一体が実現
ミシャスタイルこそ、クラブ成長の原動力・骨格思想となり、スカウト・選手構成は当然、選手育成方針・育成サテライトも同一サッカーで指導育成、トップチームシーズン展開、経営もその前進を方向性とする、クラブ一体スタイルが進行しています。
これ程、見事なくらい、一体のクラブは、ゼロで、それぞれでの努力と柔軟な思考の"成せる技"ですね。
いかがですか?
なかなか、本質は、深く、重く、大きなものですね。
誇りと柔軟さと自信を胸に、前進です!
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