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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2022年09月14日
コンサの運命を左右する、シーズン残り8試合は3戦目・横浜FM戦となりますが、ここまで、最高結果の2連勝を挙げ、第1の壁・初戦C大阪戦に続く、第2番目の壁となります。この壁は、現時点、リーグ最強チームとなっている、横浜FMとの対戦で「最大の壁」ですね。
しかし、そんな最強チームとの対戦前の状況は、ここ2連勝による勝点6積み上げで、降格圏からは離脱出来た事が、大きな価値と意味となり、次戦の[絶対勝利]獲得から、[引き分け含み勝点獲得]でも可、と出来たものとなりました。余裕や緩和では全くありませんが、「対戦上の余地・幅」は持てている、と言う事です。但し、更に次の対戦は、中12日の準備期間は有りますが、リーグ最強チーム[川崎]で、リーグ最強チームとの2連戦となり、勝点積み上げは極めて至難の業で「最悪結果2連敗も覚悟」との事となり、現時点の[降格圏との勝点差]はこれからの2連戦後、残り4試合時点で完全消滅・勝点僅差も、想定内・覚悟するもの、となってしまい、更にその後の対戦も、福岡〜浦和〜広島〜清水との対戦で、簡単な試合、勝点や勝利を計算出来る対戦・チームはゼロで、[酷い激戦]との展望も濃厚となってしまうもの。
こう見ると、本当に、ここ2連勝・勝点6は、莫大な価値と意味を獲得出来たものだった、と言う事を噛み締めますね。
同時に、横浜FM戦、川崎戦も、事前予想が多い敗戦では無く、粘り強く・引き分け、との結果で、勝点積み上げも追求しなければいけない状況です。
結論は、次戦は、
現時点の「余地や幅から、引き分け以上を求める試合」を狙い、追求する試合、です。
そのための準備・予想・展望を確認します。
1.対戦チーム「横浜FM」現況
試合数2試合不足で、下記に積み上げが想定され、
順位1位 勝点55 16勝7分4敗 得点57・失点29・得失差28
リーグ優勝に、川崎と並び、2強として、爆進中。
コンサは、リーグ1・2の、優勝争いチームとの連戦と強烈な日程ですね。
昨年同節も、川崎独走、リーグ2強として、優勝争いを展開し、
順位2位 勝点62 19勝5分3敗 得点60・失点23・得失差37 、と強烈な戦績でしたが、
得点・攻撃力、失点・守備力共に、リーグトップランク・2位で、最強の攻守を維持し、リーグ優勝を狙い続けている所。
チーム・クラブ全体、リーグ優勝への強烈な想いの下、熾烈なポジション争いで、チーム最強化を図り続け、戦力は、リーグトップを突き抜ける現状です。
所が、ここ5試合戦績は、3勝1分1敗〜得点9(平均1.8点)・失点4(平均0.8点)で、ここまでの平均得点2.11・平均失点0.8点対比で、得点力が低下し、戦績低下となっています。
この期間、公式戦3試合があり、全て敗戦で、直近公式戦8試合とすると、3勝1分4敗〜得点12(平均1.5点)・失点12(平均1.0点)と、負け越し、得点激減、失点急増と、かなり戦績低下となり、ここ2試合で連勝し、立ち直しをな図っている状況。
果たして、完全に立ち直り、リーグ最強の攻守戦力が復活したのか、未だ不完全なのか、資金石となる本日京都戦、続くコンサ戦は、注目試合となっています。
戦術は、ここ4年継続のリーグ最強・最新流行[ポジショナルプレーと、ハードチャージ・ハイプレス]で、前線のボール奪取からのショートカウンター、ワイド展開からのクロスと、攻撃優先ですが、今シーズンは、より落ち着いたビルドアップ・パスサッカーが増加し、その分、ハイプレス減少となっています。
これは、起用選手により、変化した部分で、
前線に、以前は、流出の前田や天野に、Mジュニオール・仲川で構成されたメンバーでは、強烈なハイプレスを仕掛け、前線でのボール奪取、そこからのショートカウンター得点は、チーム代名詞となるものでしたが、
現在の前線、ロペス・エウベル・西村・水沼は、そこまでのハイプレス強度・ボール奪取能力が発揮されず、当然、ショートカウンター得点も減少しています。
その分、よりスピードは大幅低下するも、確実に、ビルドアップ・パスサッカーで、自陣前進を果たし、敵陣内に布陣・ボール奪取位置を押し上げた上で、[高い位置での攻防]を展開、とのスタイルが増加しています。
更に、決定的だったのが、DFチアゴマルチンス流出で、スピードと守備能力を兼ね備え、ハイライン裏の広大スペースカバーを果たせる唯一のDFの喪失で、その代替・エドワルドでは、その穴を埋める事は出来ず、
両方の結果、前線守備低下と最終ライン守備力低下で[失点増加]、ショートカウンター減少・攻撃スピード低下で[得点減少]、となったものですが、変化後でもチーム戦力も、リーグトップで、高い戦力レベルでの変化で、或る意味、従来の[ハイプレス・ハイライン、代償としての、ハイライン裏の広大スペースカバーリスク減少]で、スリリングさ=リスクと隣り合わせた冒険型スタイルからは緩和との意味で、[攻撃最優先の突出スタイル]より[攻守のバランスが整備された]、とも言える変化です。
この様に、パスサッカー度が増加し、益々ボール中継点として重要となったアンカー・岩田、ボランチ・喜田が、キープレーヤーとなり、そこを制し、抑えると、前線放り込み、サイド突破に限定され、攻撃力を減退させられるものとなり、その両選手のマーカーがポイントとなるものです。
最前線決定力は、2021~13.7%・リーグ3位→2022~13.2%・リーグ2位と、選手が変わっても依然として、リーグトップを継続し[決定機8回毎に得点1獲得]との攻撃力で、その決定機を与えない、作らせない事、出来れば、7回以下に抑え込む事が、攻略ポイントとなります。
そのためには、全エリア・全ポジションで、ボール奪取・パス交換阻止を図る、最高強度のオールコートマンマークプレス戦術しか、有りません。
ここ数試合で、試合内フィジカル保持・コントロールを図る、オールコートマンマークプレスの実践強度を、上下させる事は、破綻を招き、低下の瞬間、失敗・決定機付与から失点場面としてしまいます。
[フルスロットル・最強・最速マンマーク徹底が必須]、と言う事です。
ロペスは、前線の決定的場面、途中ゲームメークでも、コンサ時代を彷彿させるプレーが続出し始め、調子を急上昇させ、チームフィット度を上げ続けています。そして、本日、京都戦は、FWロペス・シャドー仲川起用で、レオセアラ・水沼・渡辺・畠中は起用温存し、コンサ戦スタメン要員として、途中起用までのコンディション調整となる様で、レオセアラマッチアップ・マンマーク想定・岡村、Mジュニオールマンマーク想定・高嶺、更に、水沼マンマーク・福森ではスピード負けならば中村、エウベルマンマーク・田中駿太と、対戦マッチアップは、見もの!注目対戦となりますね。
水沼vs福森は、スピード負け確定なので、修正必要必至ですが、それ以外は、際どい勝負に持ち込む事は想定出来るもの、ですね。
いずれにしろ、"極めて厳しく、激しいマッチアップ・個別勝負"となる事は、必至!です。
とても、厳しく、難しい勝負だらけで、コンサでは、一瞬の緩みは、横浜FMの狙い所で、絶対に許されず、その緊張感と緊迫感に打ち勝つ[強いメンタル]こそ、決め手となる分かれ道、となります。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
記載の通り、ここからのリーグ1・2位との連戦は、今シーズンの中でも、最強チーム対戦で、最困難試合となる事は確定的です。
そのため、狙う試合目標は、[絶対勝利]獲得から[引き分け含み勝点獲得]でも可、と変化するも、勝点積み上げは、その後試合の困難さから、懸命に狙うものとなります。
そのため、最低限の引き分け結果とするためには、横浜FMのリーグ最強攻撃力を完封する事は、可能性が極めて低く、1〜2失点は想定しなければなりません。
となると、次戦・横浜FM対戦で、[2得点以上]を狙い、それ以上得点達成の場合のみ[勝利・勝点3]も可能となる、との図式と想定します。この想定確率はかなりの高さで、横浜FMが、引き分けと敗戦した試合は、1試合を除き、2失点以上となった試合のみで、
横浜FM対戦の攻略パターンは、[2得点以上獲得]した場合のみ、と言う点が、勝利と引き分けを掴む唯一の方法と言う事です。
と言う事から、次戦の大方針は、[超攻撃の殴り合い勝ち]を目指すとなり、間違えても、横浜FMリーグ最強攻撃力に対する[堅守・守備最優先]では無い!と言う事となります。
現在、J1リーグで、横浜FMを撃破・攻略可能な、最有力候補チームが、攻撃型スタイルで有り、コンサはその一角と成る、と言う事です。
リーグ最強チーム横浜FMの、肩を借りる・チャレンジャー姿勢で、[超攻撃型守備と攻撃]を仕掛け続け、そのための絶対条件〜走り勝ち・スプリント勝ち・球際勝ちに徹し、殴り合い勝ちか、相打ちを狙いましょう。
⑴想定戦術
そのためには、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスは、必須であり、そこでパス交換阻止によるパスサッカー完封、高い位置でのボール奪取からのショート・スピードカウンターを、多数回成功させ、そのまま多数回決定機を目指し、そこで確実に得点実現を果たす、との戦術のみが、通用するものです。
問題は、いつもの試合以上に、早いフィジカル消耗必至で、早い交代によるフィジカル維持が必要となりますが、その選手が、オールコートマンマークプレス戦術、マンマーク型ハイプレスを、緩和や低下させた瞬間、破綻発生し、コンサ攻守プレーを崩壊させ、横浜FMによる複数失点が待っています。
途中起用選手は、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスを継続出来る選手以外、不可、と言う事です。
そのため、途中複数起用からの戦術転換は、大量得点差勝勢とならない限り、有りません。
試合開始から、タイムアップの瞬間まで、同一戦術で、殴り合い勝ちか相打ちを狙います。
全エリアでボール奪取からは、横浜FMゴール前ならば、スピード・ショートカウンターですが、自陣やミドル位置からならば、ビルドアップで、ワイドをサイドとDF裏で狙い、コンビネーションとドリブルで、中央突破、反復サイドチェンジ、派生セットプレーと、多彩多様攻撃炸裂となります。
⑵想定試合展開
間違い無く、互いに、攻撃型守備を展開し、最前線守備からDFラインまで、厳しい球際勝負となり、ボール奪取した瞬間攻撃へ転換し、スピード・高精度攻撃で急襲する、との攻守転換を繰り返し、その中の決定機での決定力勝負となり、互い、一定決定力に成功すると、得点獲得勝負の殴り合い展開となります。
どちらかの決定力が、傑出・劣後の瞬間、飛び抜けたチームが、複数得点を重ね、一気に勝勢態勢を作る事が、想定され、互いに同様な決定力の場合は、得点均衡の拮抗展開となります。
勝負の決め手は[決定機での決定力]に凝縮される試合!
となれば、コンサに、勝点獲得チャンス到来となります。
そんな[決定機での決定力互角]となれば、次の決め手は、[決定機数・ゲームメーク力勝負]となりますが、そこは、コンサの得意・優位を持てる領域となります。昨シーズンの、横浜FM戦力ならば、リーグトップレベルのコンサでさえも、横浜FMの威力が上回り、横浜FM優位となるものでしたが、今シーズンは、横浜FMのゲームメーク力やや低下で、コンサが上回り、決定機数勝負は、より多く作り出し、[決定機数×決定力(率)]から、コンサが、得点勝ちの可能性が生まれます。
理想的な展開は、[決定力互角]・[決定機数コンサ優勢]で、[得点獲得勝ち]との展開です。
具体的試合展開想定は、
前半から、両チーム共に、得点獲得し、[1:1]
後半、コンサ決定機数優位で、得点勝負勝ちで、[2:1]
試合結果[3:2・コンサ撃ち合い勝ち]を想定します。
ポイントは、[決定機での決定力]=決定機に確実に決める、沈着冷静・ゴールターゲットを狙う・GKへのパスは厳禁とのプレーが出来るどうか、に尽きます。
先制かどうかは余り意味は無く、仮に先制しても、追加点を3点まで上げなければ、勝点獲得には至らない、として、更に、先制を奪われても、2失点までは想定内として、沈着冷静に攻撃仕掛け続ける事です。
いずれにしても、決勝点は、3点目にあり、それまでの過程は、どのタイミングに獲得するかは、結果としてはどうでも可能、と言う事です。
[3得点を只管に狙い続ける試合]です!
本日京都戦は、[2:1]で横浜FMの勝利となりました。
この試合でも、横浜FMが2得点し、対する相手チーム・得点が3点獲得となるか否かが、勝利の道だと言う事を示していますね。
併せて、イエローにより、守備の中軸・エドアルドが、警告累積で、コンサ戦は出場停止となりました。そのため、次戦、要の岩田はDF起用が確定し、ボランチ喜田・藤田との事から、パスワーク・パフォーマンスは大きく変化し、かなりプラス要因となりました。更に、選手の疲労感で、プレーの動き出しスピードが緩く、球際強度もやや低下、アーリークロスには弱点が発生し、セットプレーでは、真ん中は強固で、ファーからの折り返しが有効、などの情報も掴めた試合でした。
実際、次戦・コンサ戦のため、ロペスは45分、Mジュニオール・エウベルは66分、水沼は途中起用で20分、と温存対応により、スタメンメンバーが高い確率で想定出来るものとなりました。
それ以外選手は、過密日程の3連戦起用となり、明らかに、フィジカルコンディションは、下がったレベルで、上記、プレー動き出しスピードの緩みや、リーグトップの運動量とスプリント数、スピードの低下が想定される所ですね。
コンサのチャンスは、本日試合で、拡大ですね。
⑶試合メンバー予想
次戦、コンサの絶対必要戦術は、試合全時間、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスのフルパフォーマンスとなり、その実現、実践が出来る選手のみで、試合起用選択が、必須となります。
その適性と能力を有し、攻守でハイレベルパフォーマンスを果たす事が出来る選手が想定メンバーとなります。途中起用選手も含め、ベンチメンバー全員がその条件を高いレベルでクリアする選手の選択ですね。
[スタメン]
興梠
GX 小柏
菅 深井 駒井 ルーカス
高嶺 岡村 田中駿
菅野
[サブ]
キムゴンヒ・スパチョーク・金子
青木・中村・福森
大谷
✳︎15FPは、オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレスを高レベルで実践出来る選手
✳︎福森は、6人目サブで、大差勝勢でのみ可能
走れる、スプリント出来る、スピード勝負出来る選手で、極めて至難の業の"殴り合い勝ち・得点勝負勝ち"勝点獲得、それも、勝点3を狙います!
全サポーターの総力結集で、至難勝利を掴む取りましょう!
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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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