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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2022年10月09日
昨日の試合程、選手のメンタル混乱と連動するプレー混乱が試合を壊す過程を、明らかに見せられた試合は無かったですね。
前半は走れ、球際も、スピードもストロングとなり、ほぼ想定通り内容でしたが、後半、突然選手の走力低下、球際緩み、マンマークもしばしば外れ、途中からは、ミスプレーの連続となり、想定した戦術とプレーが崩壊し、攻守で混乱となる内容の中、連続2失点、挽回も失敗し、効果的攻撃も不能の中、痛い敗戦に至ったもの。
シーズン最終盤・31節の、シーズン集大成時期の失態は、今シーズンの、不出来さと混迷を象徴していました。
ミシャは、そんな失態の全体像を承知の上、全ては[選手コンディション不良と故障による代替戦力不足]を原因とし、選手への責任回避を図るかの様でした。果たしてそのコメントは正解でしょうか?
確かに、前後半の走力データは、
走行距離 前半53km 後半53km 全体106km(前節110km)
スプリント 前半72回 後半77回 全体149回 (前節202回)
と、前半と後半に大幅減の数値データは有りません。但し、前節・川崎戦と対比すると、走行距離で僅か、スプリントは酷く減退した事が明白ですが、平均的走行距離・スプリント数、でした。
問題は、個々選手にありそうです。
実は、前後半で、走行距離、スプリントが低下した選手が有りました。:途中交代選手は、フルタイム・45分に換算した数値です。
走行距離 スプリント
西大伍 前半5.6km 後半4.6km △1km ◯
ルーカス ◯ 前半17回 後半9回 △8回
田中駿 前半5.2km 後半4.7km △0.5km ◯
GX ◯ 前半10回 後半8回 △2回
福森 前半5.1km 後半4.6km △0.5km ◯
青木 前半4.9km 後半4.4km △0.5km ◯
興梠 ◯ 前半11回 後半4回 △7回
交代選手〜代表で記載〜
駒井 前半4.8km 前半3回
ゴンヒ 後半4.8km 後半5回
この様に、
走行距離低下が、西大伍・田中駿太・福森・青木の4選手、
スプリント低下が、ルーカス・GX・興梠の3選手で、
途中交代の選手で、どちらのパフォーマンスでも、低下した選手は、いなかった、との内容です。
詰まり、途中交代選手の問題では無く、スタメン・トップメンバーの、走力低下だった事が明らかです。
ここまでのシーズンでは、
トップメンバーは、メンタルが強く、リーダー役となる中心選手による相互コーチングがしっかり作動し、高い意識と集中プレーを確立し、疲労で走力低下の局面では、戦術変化をコーチングし、チーム全体と個々プレーをコントロールしていましたが、しばしば、サブ選手が加わった瞬間、意識の高低課題が顕著となり、戦術への実行スピードと精度に大きな低下を招く、との事態に、苦しみ、戦績悪化原因として来たシーズンでした。
しかし、ここ3〜4試合、サブ選手や代替起用選手の、意識の甘さ・緩さ・集中の低さは解消され、トップメンバーと同様レベルプレーに徹していましたが、昨日試合で、肝心のトップメンバーで、走力低下を引き金に、意識の甘さ、プレー責任の甘さ、との弱点が露呈し、一挙に振り出しに戻るかの状態となり、この課題の深さと、そもそもの選手メンタル管理課題未改善を突き付けられた形となりました。
ミシャスタイルでは、選手の意識とメンタル管理は、サブコーチに委ねる部分が大きく、ミシャはプラスメンタルと戦術中心、サブコーチは、より厳密に、コンディション管理と個別課題に個別メンタルを管理する体制で、前任四方田ヘッドは独壇場となる管理力を発揮していましたが、現在はその重要ポジションは、誰か不明で、反対に、ピッチ内での声掛けのコーチングでカバーしていましたが、実は、その指導していた選手とは、駒井・宮澤・高嶺・田中駿太・興梠・菅野・若手では小柏で、実は、田中駿太と菅野以外ピッチから消えた局面が、昨日の、チームプレー混乱に陥った時間でした。菅野と田中駿太は、最終ラインのため、前線〜中盤に、意識コントロールをするコーチング選手が消え、チグハグ、混乱、コンビネーションが軋んでしまう場面が多発、ミスプレーで更に混乱となった内容、と言う事です。
ミシャも選手も、[疲労による走力減退]と[集中力低下]を敗戦原因と、コメントしています。
しかし、本当は、本質は、疲労で[直ちに走力を低下させプレーレベルを低下させた]実践責任意識、更に[集中力低下で、簡単に相手にチャンスを与えた]実践責任意識、そんな局面での[適切なコーチング選手不在時問題]は、昨日試合で、これまでの数試合とは異なる[メンタルと意識の著しい低下]による敗戦で、チーム全体と同時に、特定選手の問題でも有ります。
次戦以降に関しては、コーチング能力選手が、再び起用されれば当面解消するもので、高嶺の出場停止解除、宮澤の復帰(ボランチ必須)、に田中駿太と、菅野と興梠で、何とが成りそうで、コンディション可能なら、小柏・駒井で更に強化出来ます。
そもそも、昨日試合でも、走力ダウンとしなかった、金子・岡村・ゴンヒ・菅は、コーチング能力に弱さが有るも、強いメンタルでチームの中核となります。
問題は、西大伍・福森で、ハーフタイムしかのハイパフォーマンスのフィジカル、と言う限定付きと言う事。
ラスト3試合、勝点2獲得が出来なければ、降格圏転落も有り得、昨日試合の様な、甘い試合姿勢ならば、どのチームからも勝点獲得は不能で、リーダー降格となってしまうもの。
弱いメンタル、集中力に問題ある選手は、出場資格無しは喪失し、試合に全身全霊を賭ける選手のみで、試合形成を進めるものとなりました。
シュートチャンスに、シュートを打たない選手も同罪!
闘う選手のみで、残り試合を乗り切りましょう。
最後に、試合速報スタッツ・最終版を参考に記載しておきます。
コンサ 福岡
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 65 62 62% 35 38 38%
走行距離 53 53 106km 52 55 107km
スプリント72 75 149回 96 94 190回
決定機数 6 3 9回 4 6 10回
シュート 5 5 10本 3 6 9本
シュート率81 166 111% 75 100 90%
枠内数 3 2 5本 1 2 3本
枠内率 60 40 50% 33 33 33%
得点 1 0 1点 0 2 2点
決定率 20 0 10% 0 33 20%
パス数 350 244 594本 155 160 315本
成功率 84 79 79% 68 65 65%
✳︎支配率は、コンサも、福岡の意図したボールを持たせる戦略
✳︎前半は、決定機・シュート数・パス数・成功率はコンサで、支配コントロール。しかし、後半、決定機・シュート数・決定率が福岡優位となり、試合コントロールは逆転。コンサは、パス成功率も激しく低下し、パスミス多発。当然、得点数の差となったもの。負けは当然のデータ数値。
✳︎コンサのシュート精度は、高い枠内率となり精度は改善するも、決定率が低く、得点獲得失敗。
前半、チャンスにシュートプレーが出来ず、チャンス流出となった。
次戦で、挽回です!
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