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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2023年01月21日
2023シーズン・試合日程が、公式リリースとなり、今シーズンの姿が現れました。
その内容は、シーズン展開想定・戦略、そのためのシーズン前準備=キャンプ目標にも反映される事となりますね。
では、その内容です。
結論は、コロナ禍とW杯開催による、ここ数年継続した「過密日程」からの脱却、言わば、平常化で、
[中3日以内の過密日程]は、例年通り、ゴールデンウィークとルヴァン杯リーグ戦絡みに限定となり、大きく減少し、選手環境は大きな改善が実現し、大量故障離脱やコンディション不良継続の「選手生命」に直結する過酷状況は解消となりました。
この事から、
①選手保有戦略は、Wチームやトリプルチーム編成となる、「大量保有・ターンオーバー型」は、通常チームでは「不要」となり、各クラブの今シーズン選手保有数は、「最小25名〜平均30名」体制が大半で、一部チームのみ、昨シーズンまでの、大量保有戦略を継続となりました。その理由は、ACLの[集中開催方式]など対応の積極形か、単なる戦略変更遅延形のどちらかです。
コンサは、平均値の「29名保有・特別指定1名の30名体制」で、ミシャの根幹スタイル「少数精鋭・28名スタイル」の近似値となったものです。
併せて、
②平常日程となり、試合間日程も、通常日程を確保出来、トレーニングメニューを、「次戦対戦準備のみ」から、「それに併せて、個々フィジカルと技術と戦術理解レベルアップ」に変化します。
これは、シーズン中も、全体チームと個々選手、両方のレベルアップ・成長、それによるチーム力アップを計算出来る事となります。
また、
③例年通り、Wレベルで、シーズン切り替え時期・オフ期間となり、代表戦などの代表ウィークとなる、夏期の中断期間が復活します。7/15・21節〜8/6・22節間の「21日間」となり、ここで、チームを修正・是正や、累積疲労解消、リーグ登録第2ウィンドウ[7/21〜8/18]の4週間へ向け、新加入戦力補強も可能となります。(今シーズンは、前年特例の第3ウィンドウ設定は廃止で、消滅です。)
以上3点のシーズンとなるものです。
少し詳しく日程をみてみると、
①基本形が、「中6日」となり、前試合リカバー、基本フィジカルや戦術強化、次戦対戦準備までのフルメニューが可能となります。これが、平常であり、順調なシーズン展開を可能とする、根本ですね。
②過密日程は、ゼロでは有りません。
「中3日以内」日程は、
3節A新潟〜中3日〜ルヴァン1節A鳥栖〜中3日〜4節H横浜FMの3連戦
6節A川崎〜中3日〜ルヴァン3節A横浜FM〜中3日〜7節AC大阪の3連戦
8節A浦和〜中3日〜ルヴァン4節H鳥栖〜中3日〜9節H福岡の3連戦
10節A横浜FC〜中3日〜11節H鹿島〜中2日〜12節H FC東京の3連戦
ルヴァン5節H横浜FM〜中2日〜15節H名古屋の2連戦
の5回、
更に、ルヴァン杯が順調に勝ち残れば、
26節H G大阪〜中3日〜ルヴァン準々決①〜中3日〜ルヴァン準々決②の3連戦
ルヴァン準決①〜中3日〜ルヴァン準決②の2連戦
の2回、となります。
この様に、最低中2日は2回、中3日は10回となりますが、「3連戦」が最大で、選手フィジカルを極度に減少させる「4連戦以上」は完全消滅となり、「ギリギリ故障発生寸前で連戦終了」、となるものですね。
選手フィジカルは、医学的には、
試合実施による疲労と回復とは、「試合での強力使用による[筋組織の損傷]が、リカバーする最低3〜4日期間確保で、元に戻る」と言う事で、
更に、中3日で次戦実戦となると、前試合で減少した筋組織がカバー仕切れない状態で試合となり、更に、大きく減少してしまいますが、身体は軽い感覚も発生し、そのまま試合を実施出来、更に、次々戦・実戦では、リカバー出来ていない筋組織で、かなり減少した状態となり、身体は重く、キレも下がり、パフォーマンス低下気味で、試合終了時点は、損傷筋組織は大きなダメージとなり、故障寸前にまで悪化となります。
ここで、完全オフでのリカバーなら、復活も可能!と言う事です。
矢張り、今シーズンも、チームフィジカルコントロール、個々のきめ細かいコントロールは、必須となりますね。
今シーズン、キャンプ変化テーマ「走る」には、前シーズン反省・課題点〜試合途中でのフィジカル低下を原因とするパフォーマンス低下是正が主目的ですが、併せて、上記の通り、意外に多数回となる、過密連戦3連戦のためでもあります。
今シーズンは、サブメンバー大幅レベルアップ達成から、スタメンとサブや、AチームとBチームとのパフォーマンス格差が大幅減少となり、「誰が出てもパフォーマンスもチーム内容も変わらない、寧ろ、アップする」とのチームスタイルを確立するトライシーズンとなりますね。
試合途中で、競技規則規定となった「5人交代制」を最大に活用するクラブこそが、コンサとなり、[有効ポジションW起用制]で、運動量が偏り、より過大疲労のポジションは、試合をW・2選手で実施し、過酷なフィジカルダメージを回避する事となる、との予想ですが、これも、過密連戦対策となり、選手フィジカルを守り、故障離脱発生を回避出来るものとなります。
ミシャの選手起用スタイルは、少数精鋭・固定起用傾向となり勝ちですが、連戦克服も、個々選手フィジカルアップと、サブメンバー大幅アップでの、チーム全体アップが、絶対的な解決策となります。
以上、公式日程リリースからの検討です。
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