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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜43)第2節・H開幕神戸戦予想〜②コンサ対戦対策予想

2023年02月22日

 第2節・H開幕神戸戦予想〜②コンサ対戦対策です。

1.対戦戦略
先ず、前ブログ記載の前節・開幕戦の問題点・次節への課題ですが、
(1)前節・リーグ最下位の「絶対的不足」
(2)(1)により、パスサッカー破綻-①パス数・成功率の急減、②ショートパス成功率破綻による急減
(3)(1)(2)原因の「運動量不足選手のスタメン起用」
(4)最終盤選手構成のみ「戦術・強度・有効威力」保持
の4点でした。

これら共通の低下・低減構図の理解が重要ですが、
【パス交換成立要件の内、パス受け手ポジショニングへの移動・そのための運動量の絶対的な不足】が最重要ポイントという事です。
この構図を例示しますと、
味方[1]選手から、前方のA・B・C選手のどちらかへの前進パスでは、
敵選手がマークし、パスコースを塞ぎます。

    A・敵     B・敵    C・敵

     ×↖      ×↑     ×↗        
            
            [1]
 このままパス出しをしても、待ち構えた敵選手のインターセプト・パスカットや、チャージで、パスは成立しません。
【ポジション移動によりパスターゲットを作る、受け手動き(オフザボール・プレー)が無ければ、そのままのパスは、成功率激減となる】という構図で、
そのため、パス交換重視・パスサッカーチームは、
 受け手の「頻繁な・流動的な・タイミングを合わせたポジション変更=移動」が最重要ポイントとなります。
 図示すると、

    A・敵    B・敵   C←C・敵

     ↓   B↙ 
     A     〇    〇
       〇 ↖  ↖   ↗
           [1]
  A・B・C選手が、同タイミングで連動したポジション移動で、パスコースが3箇所発生・敵選手がいない状況の成功パスとなる、訳です。

 こんな「パスターゲット作り出しプレー」「その運動量やスプリント数」が、前節・コンサはリーグ最低となり、ショートパスもボールロストだらけの被カウンターの連発となり、
最後には、ビルドアップ放棄、GK・最終ラインから、前線へのロングパスで逃げるプレーしか無くなるも、ロングフィードまでも、多数選手は、その場に停止したまま「ボールウォッチ」が多発し、ポストも、そのこぼれカバーも無く、ロングフィード・放り込みも成功率20%程度で、80%ボールロストで、攻撃不成立となっていました。
「最前線へのロングボール」も、細かいポジション変化で、敵・マーク選手を剥がしてボールレシーブであれば、成功率は高くなりますが、そのまま、相手守備が待ち構えた所に、「単純高さ勝負」での成功率では、戦術化できるレベルには到底達しませんね。

 元々、その「適正ポジショニング」は、前年までは「運動量を惜しむ事」一切無く、コンサ根幹プレーとして確立・完成していた筈ですが、
今シーズンの前節・開幕戦では、完全喪失となっていました。
その原因こそが、「宮澤・福森・浅野」の運動量喪失でしたし、最終盤選手構成・成功・有効化が「馬場・中村」起用の運動量が大きな効果を齎した理由でした。

結論として、「次節のポイント」は、
【運動量で、神戸ポジショニングを上回る攻守ポジショニングを実現し、神戸パス交換の受け手潰しと、コンサパスサッカー成功のバス数・成功率とする】
~【走り勝ち】ですね。

間違えても、「運動量を最低レベルのままの選手起用」で、パスサッカー不能・ロングパス放り込みの成功率無視攻撃は、「パス交換破綻・ボールロストだらけ」で、攻撃崩壊・ホールロストの大量カウンター攻撃で、大敗必至の愚挙と成り兼ねませんね。

2.対戦戦術
 前節・開幕戦の「戦術不能」も、上記「運動量低下による適正ポジショニング未達」が原因でした。
[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス]は、
「相手マーク選手へのタイト距離間をポジショニングし続ける!」との戦術ですね。相手選手は、常時・タイトマークでは、パス交換も、攻守プレーも困難となるため、ひたすらに、激しくマークを外し、「プレーの余地」をつくるため、動き続けます。それに、追随し切る事こそが、相手選手を抑えきり、無効化し、「無理プレーと無理パス」誘発で、「ボールチャージとパスカットでボール奪取」する戦術です。
そのため、実は、「運動量の高い選手でのチーム構成」で、[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス]戦術は可能ですし、意外に容易に機能し、「相手攻撃阻止・ポール奪取」可能です。
[難しいとされているのは、そこまでのボール奪取過程ではありません]。
その後の[ボール奪取から、最速・縦に早い・コンビネーション攻撃]ですね。
詰まり、中々、構築し切れず、戦術トレーニング不足、とされているのは、「攻撃への切り替え」局面での、コンビネーション突破、サイド・DF裏のスペース突破、の中核となる「コンビネーション・連携」の組立・構築・規則作り、更に、攻撃局面での多彩多様攻撃パターン作り、という事です。

そのため、次戦戦術として、
【オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス】戦術は、【運動量選手チーム】で実践です。
神戸のパス交換を阻止し、【運動量・スプリントスピード】で、攻守のポジショニング勝負を征し、これまでの連敗を破り、勝点3・勝利を掴むものです。

確かに、【コンサ・ビルドアップ力改善】はかなりトレーニング時間を要し、次戦には間に合いませんね。「ビルドアップ型・バスサッカー全体・全員攻撃」を志向し過ぎるよりも、「マンマークハイプレス」で、前線~中盤でのボール奪取からのショートカウンターをメイン攻撃方法とするものです。
また、派生セットプレーも副攻撃方法となり、欠点も多かった福森だけで無く、攻守にキー選手となる名プレスキッカー「小林」起用で、「マイナス込みの選手起用から脱却」となりました。
コンサの試合優位と成れば、更に、ビルドアップ攻撃・サイド突破・サイドチェンジで陣形揺さぶり攻撃も作動となります。

守備は、徹底した「神戸ボール奪取」で、攻撃途中での「パス交換阻止」こそが、最大守備戦略ですね。アグレッシブ・球際勝負勝利・運動量で、神戸ベテラン勢引きずり回し、徹底してフィジカル潰しを狙い、「コンサ・試合支配」状況を作る、【走る・闘う】勝負です。

3.対戦メンバー予想

 これまでの通り、【運動量選手】が必須選手起用条件となります。
 残念ながら、故障離脱組の「小柏」は、「部分合流」まで到達、それ以外、「ルーカス・駒井・深井・小野」は、未だまだ。
 「運動量・スピード」で懸念選手は、宮澤・福森の2選手、それ以外は、高運動量・スピード条件到達、ですね。

 [スタメン]
           ゴニ
       青木       荒野
     菅  馬場   小林   金子
       中村  岡村  田中駿汰
           菅野

 [サブ] 運動量〇中島・大森・浅野・西
         ×宮澤・福森
        ソンユン
   サブ起用は、運動量条件4選手、
     突発局面のみ、2選手も。
 
  と、なります。

 問題点は、運動量との答えを確認・把握してからは、
解決・改善も、意外に対応可能で、対戦姿勢は「勝負・勝点3獲得」の道が、明白となりました。

 最後に、
 予想試合結果は、【 3-1  】意外の完勝!、
 に変わりました!

 【ドーム力・結集の声援こそ、コンサ選手の運動量の源泉となり、神戸に「走り勝ち」の試合と結果を齎します!】
 サポーターの全力をドームに結集し、栄光の開幕戦勝利を掴み取りましょう!


post by yuukun0617

06:17

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