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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜79)焦点となった次戦⑦節C大阪戦予想

2023年04月07日

 前ブログの通り、次戦⑦節C大阪戦は、コンサ転落の道を往くか、これ以上の悪化下降から脱する転機・分岐点と出来るか、焦点の試合となりました。
シーズン34試合「一試合は同価値で軽重や違いは無い」との見方も有りますが、「その影響や波及効果の違いは確実に異なり」、その点では、間違いなく重要試合は発生しています。
次戦は、連敗となると、リーグ下位へ更に下降となり、最下位・柏と横浜FCの勝点2グループとの戦績差は現在も僅か「勝点4差」が一気に縮まり、「僅か1チーム降格」と鷹を括っていた余裕も吹き飛び、チームは益々暗雲真っ只中に突入必至が濃厚です。チームは、指導陣から選手まで、疑心暗鬼と不安・不信に襲われ、現在のチームメンタル崩壊で、破綻状況です。
ここで踏み止まれるか、否か、焦点!となっているのですね。
少なくとも、「リーグ上位」進出やカップ戦優勝など「既に夢の世界に消えた?消えつつある?」事は、間違い無い、と言う事です。

 そんな次戦⑦節C大阪戦予想です。
1.対戦チーム「C大阪」現況
現在戦績は、
順位10位 勝点8 2勝2分2敗 得点8失点8得失差0
昨年同節は、
順位 5位 勝点9 2勝3分1敗 得点12失点8得失差+4
と、戦績は引き分け数の差程度ですが、得点△4、失点同数と、得点減が変化で、期待されていた戦績に未達と、「やや物足りない現況」と言う所。
その理由です。
先ず、攻撃は、
前年比の攻撃項目・試合平均値データ
         攻撃回数 シュート    チャンス構築 得点 決定率
2022  119.4	  13.5	11.3%	1.3	 9.6%
             (6位)	(4位)	(6位)	(9位)  (11位)
2023  114.8     10.3	9.0%	1.2      11.3%
            (17位)  (12位)	(10位)	(8位)   (7位)
攻撃回数自体が減少しシュート数減少により、得点△0.5点/試合減少、しかし、決定率は上昇、との数値が証明しています。元々、得点力不足が悩みでしたが、以前として課題継続しています。
一方、守備の前年比は、
   守備回数 被シュート 被チャンス構築  失点 被決定率
2022   115.7    12.0	10.4%      1.1       9.1%
    (8位)   (9位)	(10位)	(3位)     (5位)
2023   113.8    12.0	10.5%      1.2       9.7%
    (1位)   (10位)	(13位)	(8位)     (9位)
大きな低下も無く、やや失点増はあるも、被決定率=GKキムジンヒョン中心にシュートストップは健在で、堅守を維持。
就任3年目・小菊監督は、当初の「堅守速攻」から「ハイプレス型攻撃型守備」へ転換し、連動守備から展開のビルドアップチームには成果(対川崎連勝中)も、逆に、インテンシティ・球際が強いチームに弱く(広島・名古屋は苦手)、「試合ラスト15分失点は、リーグワースト」と、ストロングとウィークが際立つチームですね。
実は、原因はハイプレス導入に在る、との見方と想定します。
ハイプレスで、前線選手は前進、守備陣はハイラインを嫌い、当然、中盤に選手数が減少し、スペースも生まれます。コンパクト数値は、縦幅が、シーズン毎に延長し、現在リーグ5位(1位はコンサですね)で、今シーズン更に拡大し、その結果、[中盤でのボールロスト・パス交換低下]となり、基本的攻撃パターン減少が真因との見方です。過去、華麗な中盤を謳ったC大阪とは、真逆の姿は衝撃ですが、現代サッカー主流のハイプレス導入の反作用、と言う根本原因。
選手層は、
シーズン前、離脱が、タガートとメンデスの得点源で、代替・FWレオセアラは大活躍、J2・藤尾は未だ起用困難、サイドのクルークスは不動右サイド、期待のカピシャーバは未だフィットせず、大御所・香川真司は全試合出場も、問題の中盤で、選手距離間問題で、威力発揮には至らず、と、成否が著しい新戦力も、基盤選手層は代表や代表クラスで、彼の進藤も、スタメンに程遠い分厚さ。
シュート決定率上昇は、レオセアラと加藤の両FW個別能力によるものですが、肝心の決定機数減少となっているもの。
チームフォーメーションは、基本形・4-4-2型で、個別能力による1:1勝利を積み重ねるスタイルに、ハイプレス前線スタイルを加味。
対戦対策は、
ビルドアップを狙うハイプレスを剥がすと、中盤選手距離間が広く、スペースやエリアが在り、そこから堅守を誇る4バックに対しますが、縦の早い攻撃には、ボランチが急低下ポジで、ディフェンスラインに吸収され、しばしば、バイタルにスペースを発生させる欠点が有ります。縦の前後の揺さぶりと、サイドチェンジの左右の揺さぶりで、ペナルティエリアからゴールエリアまで守備陣の密集が進行し、ゴールにかなり迫ったポジションから、スピードラストパス・ドリブル、ミドルシュートは堅守DF破綻を可能とし、決定機構築・ゴールを見込めます。

2.コンサ対戦 戦術・想定試合展開・試合起用メンバー予想
 焦点となった次戦・C大阪戦は、[勝利・勝点3]必達ですが、前公式戦・ルヴァンGS③節横浜FM戦の選手起用で、主力温存・リーグ戦優先、としたため、試合間隔[中7日]で、フィジカル完全回復ですし、一部前試合時間限定起用の主力メンバーも、[中3日]でもフルコンディションとなり、唯一、岡村だけが、3試合連続フル起用となり、フィジカル低下もあり得る所ですが、元々、ストロングがフィジカルの体幹対人守備と無尽蔵なスタミナで、そんな過酷起用も可能で、起用候補の主力は、故障離脱発生の小林・小柏・ルーカスに、大森、菅野・駒井・深井を除く、可能選手は、フルコンディション体制となっています。初得点獲得し、肩の緊張も解けたであろう中島にもチャンス継続ですね。
[戦術]
 【オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス戦術】
C大阪は、GKの高精度フィード能力によるロングカウンターと、ビルドアップからのパスサッカーで、ボール奪取から早い攻撃を目指し、サイド経由も含め縦パスの縦攻撃が特徴ですが、パス交換の出し手・パサーを塞ぐ、マンマークプレスは有効です。しかし、重要ポイントは、ロングフィード対策で、予測位置のポジション取り、受け手選手へのタイトマークにより、確実に弾き、味方ボール回収が、守備の要となります。[オールコート]のマンマークが必要、となるものです。マンマーク型ハイプレスで、自陣からのパスのカット、ボールホルダーへのタイトチャージで、ボール奪取を、高い位置・C大阪ゴール前で行い、即時ショーカウンターは、絶好の決定機となります。
C大阪は、「相手ボール保持とし、そのホルダーへボール奪取プレスを掛け、奪取から素早い速攻」とのハイプレス戦術を仕掛けて来ますが、
コンサは負けずに、C大阪パス交換阻止でサッカー展開停止を狙い、[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス]戦術を実施し、試合完全支配コントロールでの完勝を名指すものです。
[想定試合展開]
 試合開始直後からの10分で、ハイプレス勝負はコンサ圧勝となり、コンサボール支配・試合コントロールの攻勢状況成功。決定機複数構築成功となり、多数シュートから、先制・追加点奪取。小林・小柏不在でも強度を下げない事がポイント。
後半は、開始直後から、C大阪反撃から、失点もあり得ますが、途中交代で選手活性化も図り、逃げ切り勝ちを狙うもの。
前半〜先制・追加点で[ 2-0 ]
後半〜C大阪反撃もあり、ギリギリ[2-1]勝利を想定です。
[予想試合メンバー]
  離脱選手に、敗戦責任による「起用停止」の福森・西大伍を除く選手から、選択起用。
( スタメン )
      ゴニ    浅野
         青木
    菅  宮澤  荒野  金子
      中村 岡村 田中駿太
        ソンユン
( サブ )
     スパチョク・中島・馬場・田中宏武・西野
     人がいなく仕方無くシュート力不足のミラン
     松原

 福森・西大伍の起用困難、岡田・木戸の帰現チーム離脱、小林・小柏新故障離脱と、主力だった6選手の除外は、激痛ですが、現チームで奮闘を目指す事で、[メンタル鍛練・強化]を図れ、コンサの弱点課題である[強いメンタル選手数増加による強いメンタルチームへの変貌]への絶好機会となります。
【焦点となった重要試合の勝利】を、全サポーター全力応援で、掴み取る次戦としましょう!


post by yuukun0617

12:01

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