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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜90)大量得点勝ちは、途中交代投入時期の早さ勝ち⁈

2023年04月20日

久々の大勝は、何とも気持ち良く、心地良いですね!
勝利の味は格別です!

この大勝=複数得点差勝ち=完勝は、実は、僅かな判断・決断の差から産まれたもの。
それは、「鳥栖より『逸早い途中交代投入』時期」の差で、
コンサに「戦力差時間帯」を生み出し、
その「戦力差時間帯」に、一気にコンサは、
「パス交換の優勢→連続パス→コンビネーションと戦術プレー作動実現→追加点奪取→コンサ勝勢試合展開」を作り出す事に成功したものです。
結果、その後に「鳥栖による途中交代投入」も、鳥栖劣勢の中の対応となり、戦術・想定プレーの作動機能は乏しく、コンサ勝勢をひっくり返す手段は奪われたものとなりました。
即ち、「ミシャの投入判断・決断の早さ」による勝利試合、と言う訳です。

試合スタートは、試合前「選手起用の判断・決定」で、4つのパターンがあり得ました。
1軍:リーグスタメンのトップメンバー、1.5軍:トップ+サブメンバー、2軍:サブメンバーで、
① コンサ1軍  vs    鳥栖1軍  →    勝ち易さ度 拮抗
②コンサ1軍  vs      鳥栖1.5軍 → 勝ち易さ度 コンサ
③コンサ1.5軍      vs     鳥栖1軍       →   勝ち易さ度 鳥栖
④コンサ1.5軍     vs     鳥栖1.5軍 →   勝ち易さ度 拮抗  でした。
実戦の試合スタート・両チーム選択は、
この④パターンの「両チーム共に1.5軍メンバー」、対戦・勝ち易さ度「拮抗」でした。
しかし、鳥栖サブメンバーには、「リーグトップメンバーが揃い」、[試合途中交代投入]で、「一気に戦力アップ」→「試合支配・先制獲得後堅守逃げ切り」を狙う戦略が見え見えでした。

そして実戦は、事前想定通りに「コンサスタイル発揮による先制点獲得」と「コンサ戦術の甘さを突く鳥栖カウンターによる、コンサケアレスミス失点」との[拮抗・同点]で前半終了。
そして、後半開始となりましたが、ここから、試合最大ポイントとなる[選手途中交代投入]が、試合を決めた決め手となります。
コンサの後半[途中交代投入]は、ハーフタイム「ゴニ」、54分「浅野・青木」、76分「田中駿太」
鳥栖の後半[途中交代投入]は、60分「樺山・長沼・河田」、72分「山崎」、77分「河原」と、両チーム共に、[全員リーグトップメンバー]でした。
しかし、前半拮抗は、
後半開始・コンサ投入〜鳥栖第1投入まで[15分]→  ゴニが最前線拮抗打破→2得点目獲得
コンサ54分投入〜鳥栖第2投入まで[6分]→浅野・青木で、前線中盤強化→3得点目獲得
鳥栖第3投入・コンサ76分・鳥栖第4投入→コンサ2点差・勝勢でカウンター狙い→4得点目獲得
となり、焦点となった[後半開始直後15分と、コンサ54分からの6分の、計「21分間の優位」]が成立し、狙い通り「追加点奪取・コンサ勝勢確立・その後カウンター追加点上乗せ」となりました。

拮抗状態を保つ意味は、「得点し難く勝ち難い状況も、失点阻止で負け難い状況」と[負けない姿勢]バランスが上回るもの、
一方、
拮抗打破の意味こそ、「失点阻止状態を変化させリスク増加も、得点獲得力増加で勝ち易さを増加」と[勝ち切る姿勢]バランスアップで、
ミシャの逸早い決断・[途中交代トップメンバー投入]こそが決め手となり、際どい勝負となっていた前半から、後半飛躍・パフォーマンス炸裂で、勝利・勝点3を掴んだものでした。
しかし、本来なら、「試合開始から、トップメンバーバランス起用で、鳥栖1.5軍との戦力差を生み、前半にコンサ勝勢確立を図り、後半、局面次第で、サブメンバー起用、特に、故障離脱から復帰組の、ルーカスや駒井投入」の方が、「より勝ちやすかった」との観点は、明らかで、
試合開始直後の選手起用采配ミスを、後半早い途中交代投入決断で、挽回しましたね。

コンサの[パフォーマンス・戦力差]の構図・仕組みは、
[走り勝ち→戦術想定ポジショニング到達→想定守備とパス交換実現→コンビネーションとスピード・精度達成→決定機多数構築→複数得点獲得]との方程式ですが、
ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律追求姿勢]は、その過程に必須パーツ・項目となる訳です。
前記の[焦点の21分間]に発動した内容ですね。

試合(速報)項目別スタッツを記載しておきます。
       コンサ       鳥栖
     前半 後半 全体  前半 後半 全体
支配率  51 52 52  49 48 48%
決定機   8 10 18   3  1  4回
シュート 11  9 20   5  5 10本
枠内数   5  4  9   1  1  2本
得点    1  3  4   1  0  1点
パス数  261    283  544        249   227    476本  
成功率  79 81 81  76 74 74%
✳︎ポイント
①コンサは、後半パフォーマンス増加を証明する数値です。
②コンサの、シュート精度改善を証明する数値です。
 決定機シュート実現率110%-シュート意識◎、枠内率45%-シュート精度○、決定率20%-シュート決定力○
③パス数・成功率も、コンサ標準値となり、全項目コンサスタイル発揮を証明する数値です。

個別シュートも、(シュート数-枠内数-得点)
◎スパチョク 5本-2本-2点、菅4本-1本-1点、ミラン3本-2本-1点、
◯ルーカス2本-2本-0点、中島2本-1本-0点、浅野1本-1本-0点、
× 駒井1本-0本-0点、中村1本-0本ー0点、ゴニ1本-0本-0点
で、シューターは9選手、◎◯選手6選手、×選手3名でした。、かなりの改善!でした。
また、こぼれ球奪取ランキングは、
ルーカス11回の断トツ、以下、大谷・馬場・チェックが各3回、駒井・西野2回、1回中村・宮澤・菅・中島・ミラン・青木、で、ルーカス断トツは特別表彰もの、でした。

采配勝ちは、一段と勝利の味が深まりますね!


post by yuukun0617

07:54

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