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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2023年05月04日
シーズン当初の大混乱低迷から、一気に上り調子・連勝中の、[新生鹿島]を迎え、
コンサは、ミシャの号令一家、[走る・闘う・規律を守る]全力プレーを発揮。
本当な、惜しい事に、この試合の結論を、真っ先に記載すると、
【攻守に狙い成功し、90%は想定通り、しかし、残る10%の不足により敗戦】でした。
実戦は、その想いと狙い成功し、
①鹿島の誇る中盤を機能停止とし、
②全攻撃は前線への放り込みしか手段が無くなる、想定通り内容を果たしました。
当然、極端な[ロングボール偏重]の結果は、[著しいパス成功率低下]を招き「攻撃途中停止だらけ」となり、「鹿島攻撃手段を極度に低下」との展開で試合終始に陥らせました。
詰まり、[鹿島・球際勝ちによる縦に速く鋭い攻撃を封止]したものです。
残念なのは、反復されたロング・ミドルボール放り込み対応・阻止の95%は成功させ、その活躍は、中村・岡村が主役となる活躍でしたが、僅か1回、たまたま中村対応で、直前ピッチの芝に足を取られ掛け、一瞬の飛び出し対応が遅れ、それでも鹿島チャージ選手の寸前でボールに追い付くも、コントロール半分のパス・クリアーどちらともならないプレーで、鈴木優磨にプレゼントパスとし、僅かでも・決定的なシュートチャンスを与えた事。他にも、鹿島決定機は有りましたが、鹿島の現在弱点[シュート精度の低さ・ミスシュート]は残存したままで、決定的な失点リスクは大半が回避された、守備陣の活躍でした。中村は、その場面以外では、岡村以上のスピードと予測力を発揮し、襲って来たロングボールを、岡村以上跳ね返し、コンサ攻撃に繋がる頭脳プレーを多数発揮した大活躍でした。これを良い勉強とし、益々、磨き成長へ真っしぐらに突き進んでもらいたいですね!
一方、
③コンサ攻撃は、鹿島のビルドアップ放棄の[自陣第一ボール・GKロングボール]のため、マンマーク型ハイプレス成功率は、平均試合よりかなり低下し、
「最前線でのボール奪取からのショートカウンターは大幅減少」となりました。
④しかし、鹿島ボールのロング放り込みからのボール奪取・保持で、支配率急上昇となり、
[コンサ攻勢時間帯]となり、「鹿島リトリート自陣堅守」VS「コンサ多彩多様攻撃」が焦点となる全試合時間でした。
その「コンサ攻勢」は、WH頼みのサイド攻略が84%で、コンビネーション突破の中央攻撃は16%と、かなりサイド偏重は、[ワンパターン化]で、鹿島守備特徴の[中央強力守備]を躱す狙いでしょうが、
⚪︎肝心のサイド突破対抗守備を慣れさせ対抗度上昇、⚪︎ラストシュート局面は中央部の鹿島堅守・ストロングにぶつかる事は変えられず、徹底して[シュートへのプレー阻止、シュート得点ブロック]の作動を許し、シュートポイントは、ペナルティエリア内まで侵入していたにも拘らず、シュートコースを塞がれ、その結果、[全シュートがゴール枠外]との「酷過ぎるラスト・シュートプレー」しか無かったもの。
詰まり[コンサのゲームメークは成功していたが、シュート数減少、シュート精度喪失で、得点獲得力を喪失]したもの、でした。
これら結論が、冒頭記載の、
【90%成功も、10%不足による敗戦】との内容です。
今後の大きな課題指摘は、
⑴昨日札ドームピッチの芝に、足を取られる選手は、両チーム10選手を超えましたが、その内の7選手はコンサ選手でした。ホームスタジアムの選手の方が「慣れないピッチ」で足を取られた、との内容は、余りの事です! 解説者の曽田さんからは、スパイクポイントの不備、との指摘でしたが、ホームチームが、アドバンテージとすべき所、相手以上に事故発生との理由は、【コーチの注意不足・怠慢】しか有りません!
<選手をサポートする責任を果たせ!しっかりやれ!>、と強い叱咤と檄を浴びせるもの。反省を求めます!
中村の失点、シュート失敗の、原因そのものです!
⑵シュートは、そこまでの守備・攻撃ゲームメーク努力を[得点で現実化]する「ラストプレー」です。
全てのプレーの価値・意味は重いものですが、ある意味では、最も[全員が強く望む得点との現実]を果たす[最終・ラスト・締め括りプレー]で、「全選手・サポーターの想いを乗せた一瞬のプレー」です。
その、最も肝心なプレーが、余りにも[低精度]では、それまでの全選手とサポーターの想いも努力も「無」にしてしまいます。
シュートは、決定率10%も平然とされ、20%で褒められる不思議です。
100%こそが、成功とされる世界で、こんな[低率でも許されるとの意識が甘い・責任を果たす]との、認識がある限り、シューターの意思と意識は変えられません。
ミスシュート撲滅こそ、シューターの狙う意思、意欲、執念、ですね。
全員攻撃のトータルフットボールのコンサ選手は、全員その責任と役割を果たす!
そのため、ミスシュート撲滅!
そのための努力を徹底追求です!
では、最後に試合速報項目別データを記載しておきます。
コンサ 鹿島
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 63 61 61 38 39 39%
走行距離 53 53 106 53 53 106km
スプリント52 43 95 47 60 107回
決定機数 6 4 10 2 3 5回
シュート 4 7 11 3 4 7本
枠内数 0 0 0 1 3 4本
得点 0 0 0 1 0 1点
パス数 308 202 510 169 134 295本
成功率 78 72 75 65 55 60%
※1 ボール支配は、コンサ圧倒。鹿島は、ロングボール多投によるパス低成功率=ボールロスト多数必至となる事から、ボール保持をコンサに渡すしか無いスタイルで、「僅かな成功機会を活かし得点とする」堅守・少数得点=最高想定は[ウノゼロ・1-0]しか成立し難い、とのサッカーで、「複数失点は必敗」となる、ギリギリの超消極型サッカー。
※2 走量は同数も、スプリントの一見[走り負け]数値も、鹿島は少数・前線選手のスプリントは放り込み攻撃局面、守備陣のスプリントはコンサ攻撃対応で、大半が守備数値で、スプリント負けでは有りませんね。
※3 決定機数は、平均値よりかなり低下し、シュート前プレーを相当防御された、鹿島守備力を証明しています。併せて、当然ながら、シュート数減少となりましたが、問題点が[枠内シュートの精度喪失]が証明され、鹿島の強力守備を掻い潜っても、最後・ラストプレー精度を喪失し、得点不能との証明データです。
※4 パス成功率の低さは、ここ最近の平均値レベルで、鹿島守備によるもの、と言うよりも、直近[チャレンジパス多用]スタイルが反映された成功率低下です。しかし、その分、ボールロストが増加し、相手カウンターリスクを伴っており、この試合でも、鹿島カウンターの発動局面となっていました。
[チャレンジパス]量のバランスは、重要ですね。主に、GKや守備ラインからのロングボールで発生しており、この攻撃パターン量、バランス・占率となるものです。
[ビルドアップとロングカウンターのバランス問題]です。
最後に、重要課題の、シューター問題です。
この試合のシューターは、
浅野3本、中村2本、金子2本、青木2本、菅1本、福森1本で、全員「枠内0」の精度喪失プレーでした。
その中、唯一浅野のみ、精度を欠き得点出来なかったシュートへの責任と反省、次での改善を、コメントしましたが、それ以外の誰からも、その様な発言無く、「意識の薄弱さ、問題意識の無さ」に大きな失望を持ったものです。
自己意識、発見出来ないのなら、指導陣からの強い意識改革と、改善努力追求をすべきです。
全体練習のメニューにはそぐわない、と言う事と、練習不必要、とは、全く別、違う訳で、
同一選手が、永遠と改善出来ない原因そのものですし、それを問わない指導陣も同罪です。
シュート精度こそ、プレー精度問題であり、テクニックや経験とは無縁、無関係の、[自己プレー意識=責任意識のみ]の問題です。
走らない選手を起用しないのなら、練習しない選手も起用せず、ひたすらに努力する選手のみを起用する、としか成りませんね。
だからこそ、このシュート精度意識問題は、即時改善、解決が可能な問題で、速やかな改善努力をするか、しないか、問題です。
多くの事項は、大変努力し、良くやっているものですが、これだけは、しっかりやって欲しい項目ですね!
次戦での全面改善を求めるものです!
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