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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~  清水戦 総括

2016年08月08日

激勝の清水戦から一夜明け、J2首位争奪戦も、夜明けが着実に近づいて来ましたね!!
少し冷静になっても、【重く大きな勝利】を実感しますね。
皆さん、色々後半内容に、批判と非難の嵐、ですが、
実は、1点のみに尽きると思います。
後述しますが原因は、1選手のプレーに尽きるもので、
「J1昇格後敗戦連発」となるチーム力、というのは、違う、と思いますが、如何でしょうね?!

その前に、今節の結果確認です。

試合目標は、
第一目標【勝ち点3獲得により2位以下チームを引き離し、首位堅守態勢構築】
第二目標【J1昇格後、定着・上位進出のための戦力構築】 のW目標でした。

第一目標は、大きく進展し、首位堅守態勢が益々強固になる結果となりました。
現況です。
順位 チーム  勝ち点         1位と勝ち点差
       (熊本戦隠れ可能勝ち点加算)
1位 コンサ  62(加算前59)     -
2位 松本   52          10(4試合分)
3位 岡山   49          13(5試合分)
4位 C大阪  48          14(5試合分)
5位 京都   46          16(6試合分)
6位 清水   44          18(6試合分)
7位 山口   42          20(7試合分)
8位 町田   40          22(8試合分)
9位 長崎   39(加算前36)   23(8試合分) 
10位 横浜FC 37(加算前3411位) 25(9試合分)
11位 千葉   34          28(10試合分)
2位以下チームは、シーズン進行と共に、脱落しています。
以前ブログ記載の通り、
2位~の上位チームは、チーム力最大化のため、能力順の選手起用=スタメン固定化傾向を取らざるを得ず、選手コンディション低下・故障誘発・累積警告集中により、戦力低下に陥り気味で、耐えられ無くなったチームから脱落し始めますが、
現在、最後まで耐えていた「松本」も半歩後退しています。
【首位堅守に向け、大きく抜け出しが進んだ結果】となる、重く・大きな意味の、コンサ勝利でした。

さて、「J2最強攻撃力とJ2第3位の守備力を有する強敵」清水との対戦は、【J1レベル攻撃力】に対する【無失点・堅守】を追求しましたが、コンサ守備力の【J1化】は未だ未だ未到達段階である事を示しました。
しかし、そんな試合での勝利=【J1レベル試合での『勝利への執念・それを実現出来る攻撃力』】を証明しました。
しばしば議論される様に、≪現J1試合レベルは全盛期より大幅低下し、J1中位以下チームとJ2上位チームとの戦力差は消滅している≫との現状で、昨日試合レベルも、同程度レベル内容でした。その中でも、=勝利獲得への唯一絶対ポイント=が【勝利への執念とその実現プレー】で、多数の課題があらたに出ますが、大前提となるチーム基礎力を既に保有した、との事を証明したのですね!! ~凄いです!!~

もう1点、大変興味深い事実ですが、
首位として堅持のコンサとの試合は、
上位連勝中チームの「鬼門」・・≪連勝ストッパー≫となっている点です。
何故か、コンサとの試合前、連勝中の「好調」状態としたチームとの対戦が続いています。そして、そこで「コンサに叩きのめされ」変調となるチーム、その後再度連勝開始となるチームに二極化されているのですね。
 松本  5連勝後、コンサに敗戦、その後1勝2分で、変調。
 C大阪 5連勝後、コンサと分、その後1勝1分3敗で、変調。
 清水  2連勝後、コンサに敗戦  ...などですね。

では、試合内容の点検ですが、
1.「後半失速」の(様に見えた)原因。
前述の通り、1人の選手のプレーに尽きます。=上里=です。
最近の「上里」の最大の欠点・リスクが≪プレーの不安定性≫=その日により、プレーレベルが、激しく上下する事です。昨日は=駄目日=!! 不良プレー内容は「低運動量・スピード低下・甘い判断」ですが、元々、本来のプレーは一定レベル能力の筈が低下するのは、『独り善がりの認識・判断、甘い意識』が原因で、選手として≪甘過ぎる≫≪多いに自己反省すべき≫点が大問題です。
昨日プレーでは、前半終了時〔2-0〕の展開から、後半、意図的に(動くだけのスタミナ・フィジカルが残っているにも拘らず)運動量低下し、それまで構築していた【中盤支配】を崩し、一方的守備となる試合内容に変化させました。相棒ボランチ深井は、後半も、前半同様【中盤支配】継続プレーを維持させ様とするも、「上里」変化に引きずられ、ポジション低下陣形で、積極的守備を維持できず、中盤を「清水」に渡し、自在攻撃・ポゼッションを与える事となりました。
また、しばしば、ボランチで≪ホールの溜め≫を作りますが、完全な【誤り】ですね。ボランチは、「溜めてはいけないポジション」です。
その理由は、先ず「ボールの溜め=一時保有」の意味・意図ですが、「攻撃陣形形成待ち=攻撃選手の攻撃ポジションへの移動待ち」ですね。..で、その際のリスクは、当然ですが、「1選手がボール保持状態のため、相手(複数)選手のチェック・アタックを受け、ボール奪取・喪失」する、との内容です。問題は、必ず起きる「そのリスク発生の場所」です!!
「FW位置」「トップ下等攻撃的MF位置」そして「ボランチ位置」、ついでに、「DF位置」をそれぞれ見ると、「ボールロスト」した場合のリスク度で、皆さん同意見でしょう。そう!!「前線位置」で「FW~攻撃的MF」位置までですね。それより「下」はリスクが大きく、失点により近づいてしまいますね。
【上里は、遣ってはいけないプレー】をしている、との点です。
(恐ろしい事にね「J2・J3」では時々見られるプレーで、「上里」は、そのレベルプレーとの証明となってしまいます...。)
結果として、試合中「都倉と言い争い」となり、温厚な四方田監督も、【交代】選択したわけです。 その前に、「スタメン選手起用の誤り」ですね。
仮に、スタメンや、後半からでも、「宮澤」へ交代していれば【中盤支配】は維持・継続でした。
2.前半内容です。
前半の【中盤支配】プレーは、
・「福森」の「パスカット」から「速攻」ロングフィードで内村先制得点。
・「深井」の再三のタイトチェックによるボール奪取とパスカット
・「ヘイス、DF」連動での、タイトチェック・パスカット 
・「荒野」の豊富な運動量による追い回しのサイド防御
・「都倉・内村」の相手DF・ボランチへのプレス など多数ありましたね。
また、【前線からの積極守備】は、「内村」のGKプレスからの「ヘイス」シュートで得点化となりました。
=1選手の「変化」=でも、大きく試合展開、全体プレーが波及する事は衝撃で、今後の反省・改善課題とすべき内容ですね。
3.何度も記載している【勝利への執念】勝ち切る力を証明した点です。こういう意識や感情は、戦力とは無関係、時には、幸運や偶然とする見方がありますが、その通りでしょうか!?
選手はプレーをするロボットではありませんね。特に、共通理解・認識は戦術実践の方法論です。その実践の程度=どこまで、どれだけやるか=の意思の大元・エネルギー源が『勝利への執念=勝ち切る力』です。間違い無く、《強い勝利への執念⇒強い意思⇒強いプレー⇒強いチーム力》となりますね。逆に、弱い選手ほど、軟弱プレーです!
強い執念を持つチームは、より高い勝率を産む、実際の試合内容に直結し、そのものとなるのですね。
そして我がコンサも、そのレベルの仲間入りを証明したのですね!
(プロなら、高いのは当たり前!とも限りません。少なくとも、身体を張ったプレーは、あり得なくなりますね。結構、あるし、コンサの中にも、未だまだ居そうですね。)

では、簡単に、設定試合課題の実戦結果確認です。
(1)【中盤支配】の実践と戦術獲得・・前半70%程度の完成度で実施。パスカット・ボール奪取は5回程度成功し、清水の戦略を大きく阻止。
後半、上里ブレーキがチーム波及し、レベル低下で失敗、2失点結果。
(2)【運動量】・・「清水」以上や、C大阪・松本戦レベルは、前半でもやや不足、後半は、一部選手が維持出来ただけで、チーム全体では、著しい低下選手の発生から、70%程度まで低下の内容でした。ドームの試合に拘わらず、運動量の減退は、「個々の選手差」に起因した「個別課題」とも言えますが、あらためて重要課題です。
(3)【複数得点力】・・3得点で、成功です。
(4)【スピード】・・清水によるパスカット多発し、全く改善できませんでしたね。
(5)【試合コントロール】・・皆さんご指摘の通り、前半は【中盤支配】【複数得点獲得】で成功しています。後半は、一部選手の不調とチーム全体戦術の変化・悪化から、【中盤支配】崩壊を招き、試合は全くコントロール不能状態となり、その打開策として、交代選手を逐次投入していくも、3人目のジュリーニョで始めて機能・効果が表れたもので、その起用遅延が、2失点に直結し、交代選手とタイミングの判断の問題として、監督責任部分にも起因したものでした。 四方田監督の長所・欠点で、「判断・対策が遅い」点が悪く出た試合でしたね。監督コーチも、重要材料として学習をお願いするものです!!

選手の個別課題も設定していましたが、かなり長くなりましたので、簡潔に。
◎評価・・都倉、ヘイス、内村、マセード、深井、増川、福森、ジュリーニョ
〇評価・・荒野、菊地、金山、宮澤
▲評価・・石井
✖評価・・上里  です。理由は、設定課題の達成度ですね。(簡単過ぎてゴメンナサイ)

以上 長々と、でも、大変重要なポイント満載試合の点検・確認「総括」でした。
次戦、横浜FC戦は、中3日のタイト日程ですね。
即座に、コンディション・フィジカル調整に入り、今回課題の根本改善の余裕・期間はありませんが、【勝利への執念=勝利を掴み取る力】は次戦にそのまま継続し、完勝を図りましょう!!  ちなみに、私も、試合直接応援に参戦予定です!!

頑張りましょうね!!


post by yuukun0617

05:35

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