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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜117)3連勝はメンタル勝ち!〜勝利のメンタルを掴む!

2023年05月20日

昨夜の試合は、京都の奮闘により、一気に緊迫試合に転換。
その試合の決め手は、「これまで積み上げた戦術の実践威力と選手個々のメンタル」でした。
昨夜までの、「リーグ3連勝はこの決め手が発揮された事が勝因」となる試合、との評価が最適です。
遂に、長年の課題でした[勝利のメンタルの欠落]から[掴み保持へ転換]した瞬間!です。
昨夜試合は、前節・前々節の[過半数シュートが高精度なシュート決定力レベル]に至らず、「シュート精度の低下」となり、「大量得点勝ちパターン」は不成立でした。
昨夜の接戦の第一要因が「シュート精度の低下による、決定機での得点失敗」です。
また、京都・曺監督の用意して来たコンサ対策〜
①ビルドアップを捨て徹底して、即時前線へのロングパス、その落下点への高能力FWと複数選手殺到で、ボール回収・奪取の[2次ハイプレス戦術]の守備から攻撃展開。
②コンサビルドアップへ積極ハイプレスを徹底し、ボール奪取は僅かな成功率も、パス交換に制限を掛け、効果的な守備から攻撃への切り替え回数を減少させる。
③京都右サイド〜白井を攻撃軸とし、左サイド〜木村を対コンサ右サイド・金子対策の守備軸としたサイド攻略。
の3点でしたが、それぞれ、京都選手の高いメンタルによる「走り勝ち・スプリント勝ち」の実践で、高確率でコンサ対策が機能してしまいました。
①対策では、岡村〜パトリックはかなり拮抗、田中駿太〜木村も高体幹力で想定以上に拮抗、問題は、福森・菅〜山田・福岡・白井で、福森の甘い位置取りから、突発・クロスを数回許し、その中、コンサ失点の起点プレーとなりました。当然、福森→中村のポジション交代でその弱点は消滅し、「福森の起用ポジション選択」が原因となり、「京都事前想定攻略点・パターン」を許してしまう[選手起用]問題が、試合内容拮抗の第二要因、です。
②は、やや苦労気味で、ビルドアップスタートパスや途中パスの繋ぎ役の、荒野のミスプレーが多数回発生した事も、京都ハイプレスを躱すコンビネーションを低下させた要因でした。ミシャから、久々に、荒野への直接指示が何度も飛んでいましたね。
しかし、そんなリスク場面も、周り選手が想定しカバーで対処出来、ビルドアップから攻撃局面へ展開となりました。ここは、拮抗要因まででは無く、少し苦労気味、との程度でした。
③対策は、それぞれ、数回京都に成功を許し、[京都ストロング]部分として、ギリギリ対処でしたが、コンサ失点は、①対策実際の通り、右サイド白井~山田での突破・クロス~パトリック決定、失点で、京都事前想定攻略成功を許す、コンサ弱点への対策の甘さ・疑問選手起用采配によるものでした。
[福森⇔中村のスタートメンバー起用変更]で解消する事は、試合途中交代をし、その後完全封鎖となった事からも、充分理解しているミシャですが、もう一つのミシャスタイル[勝利したメンバーは変えない次戦起用]から、連続したものですね。しかし、昨夜試合を契機で、再度[中村先発・福森ボランチ]の起用変更となる、カモです。

しかし、昨夜激戦のダメージは大きなものとなりました。
攻守の柱・田中駿太、精神的支柱でピッチの監督・宮澤、サブの守備中核・馬場、と超主力3選手の故障発生です。全てが、京都チャージのダメージが原因で、[激しい球際]を代名詞とする京都との対戦とは言え、試合をコントロールする、レフェリージャッジの問題が、根本原因でした。
CA:福島、VAR:中村コンビには、何回も煮湯を飲まされているコンサで、昨夜試合は未だマシな方、とのレフェリー問題でした。
何より、該当3選手の無事・ダメージ軽度を願い計りですね。

そんな試合も、かなり苦戦の中、勝利を勝ち取った原因こそが、[選手の勝利へのメンタル]で、完全な「メンタル勝ち」でした。
最後の最後まで、「個々の全力プレーで責任を果たし切り、全員のカバー意識でリスクを乗り切る」との全員一体・全力プレー出し切る試合を果たした事は、選手を褒め称え、それを支えきったサポーターの勝利です。
そんな試合をやり切ったとの事実こそ、チーム戦力の上昇を証明するものです。
試合終了直後に、ピッチに崩れ落ちる選手が多数でしたね。そこまで出し切った姿は、感動的でした!
皆様、お疲れ様でした。そして、有難うございました。

最後に、試合速報項目別データを表示します。
実は、データ値、特に、シュート数が、Jリーグ掲載値、連携データ分析社値、DAZN速報値で、全て相違しています。ここては、リーグ提携データ分析社値です。
      コンサ      京都
     前半 後半  全体 前半 後半  全体
支配率  57 47  52 43 53  48%
走行距離 55 58 113 57 59 116km
スプリント71 58 129 84 69 153回
*完全に走り負けで、戦術ポジショニング・球際チャージ、特に、2次ボール回収に差を付けられた点が、決定機数低下、苦戦の理由でした。
決定機数  6  4  10  4  2   6回
シュート  7  4  11 10  1  11本
枠内数   2  1  3   3  1   4本
得点    1  1  2   1  0   1点
*高確率で得点獲得寸前の決定機は、減少するも構築出来ていましたが、枠内数・率、シュート精度が、前試合比で大きく低下してしまい、得点獲得を減少させたものでした。
[シュート精度]が問題でした。
パス数  216    186   402 153    202    355本
成功率  74 70  72 72 72  72%
*依然として、成功率低下、それによるパス交換途中停止でパス数減少、傾向が顕著ですが、リーグ動向も、同様に、上位チームでパス成功率低下傾向が見られる今シーズンです。
リーグ全体、「チャレンジパス〜縦スピードパス、ロングパス、の増加」が大きな要因ですね。

コンサ・個別選手毎シュート内容一覧は、
選手 シュート 枠内 枠内率 得点 決定率
浅野  3 本 1本 33%   1点 33%
福森  2   0   0  0   0
荒野  2   0   0  0   0
小柏  2   1  50  0   0
金子  1   1  100 1  100
宮澤  1   0   0  0   0
*シュート精度の高い選手〜浅野・小柏・金子、と、低い選手〜福森・荒野宮澤・に分離しており、課題選手が明確です。
シュート精度の高い、駒井・菅選手が居ない点も、課題です。
シュート精度の低い選手によるシュートが多く、高精度選手のシュート減少が、課題です。

ここから、[中3日]で、ルヴァンGS横浜FMホーム戦。
昨夜の故障ダメージも有り、選手起用は限定され、しかし、次戦勝利は、GS突破の必須条件で有り、それ以外選手の踏ん張りが、決め手となります。
一日リカバリーオフの後、しっかり対策です!


post by yuukun0617

09:29

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