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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2023年05月31日
1.6月概況・予想
5月のJ1リーグ・最進撃チームは、「獲得勝点」ランキングで明確です。
獲得勝点 該当チーム
1位 12 横浜FM・C大阪
3位 11 鹿島・神戸
5位 10 名古屋
6位 9 コンサ・川崎・横浜FC・広島
10位 8 鳥栖
11位 7 浦和※5/31試合で加算可能
12位 5 柏・福岡
14位 4 新潟・FC東京
16位 3 G大阪
最下位 0 湘南・京都
で、
コンサは【6位グループ】=「まあまあ上位グループ寸前」の勝点獲得力
この通り、「リーグ大進撃~勝点11以上チーム」には、未達です。
「3連勝」で喜びましたが、リーグ内では「複数チームはそれ以上の連勝」達成で、コンサの勢いを大きく上回る戦績を挙げた「5月」でした。
次月・6月こそ、「コンサが勝点獲得で最上位グループ入り」となり、戦績を上位安定させる、【6月コンサ大進撃!】を達成する、とのチーム戦略を邁進です。
しかし、「6月」公式戦は、「週1試合」原則日程が基本で、天皇杯「水曜」開催が加わる、
リーグ戦 ⑯節6/3(土)柏A戦 ⑰節6/10(土)鳥栖A戦
⑱節6/24(土)C大阪H戦 3試合
ルヴァン杯GS ⑥節6/18(日)磐田H戦 1試合
天皇杯 2回戦6/7(水)相模原H戦 1試合
で、5試合と、少数開催月となります。
そのため、リーグのポイントは、
⑴試合インターバルが定例日程となり、各チーム・コンディションは大きく改善し、「毎試合・試合パフォーマンス上昇」となります。
⑵リーグ戦は3試合と試合数減少となり、シーズン前半・後半との「中断期間・チーム再編時期」の直前段階で、[シーズン途中強化・変化]に直結するチーム状況となる時期として、「試合毎価値」が大きくなり、「日程定例化によるフィジカルパフォーマンス上昇」も見込め、[各チームが最強状態試合]を展開します。特に、ここまで、下位チームや不調チームの強烈と成りつつある「挽回・回復」意識から、これまで順位や内容を一掃し、大躍進を狙うチームが多発します。
詰まり「今シーズン・最強度試合が連続」という事で、
コンサ・最下位柏対戦、下位鳥栖対戦は、想定以上の「高強度試合」覚悟が必要です。
⑶ルヴァン杯試合・天皇杯試合は「余裕」選手起用
6月ルヴァン杯GS最終節・磐田戦は、磐田がGS突破喪失で、磐田は「完全な消化試合」となりました。コンサは、GS首位を決める大事な試合ですし、リーグ戦日程から「中7日」で、「トップメンバー+U21選手」の最強チームとなります。
また、
天皇杯2回戦は、J3相模原対戦で、リーグ戦日程に「チームトップメンバー」を取られ、この試合は「完全ターンオーバー・サブチーム」試合となります。
2.次戦「柏」戦展望・予想
このため、次戦「柏」は、【勝利が重要・重大価値試合】です。
しかし、上記5月戦績確認では、「12位 獲得勝点5グループ 柏・福岡」で、決して現在順位とは大きく相違している、「現時点動向・チーム力」となっています。詰まり「最下位から、12位レベルにランクアップの、上昇ベクトル」チームだ、と言う事です。
「リーグ・中位チームとの対戦」との対戦認識が、適正です。
⑴ 対戦チーム「柏」現況
①現在戦績は、
順位15位 勝点12 2勝6分7敗 得点9失点19得失差△10
昨シーズン同節は、
順位 4位 勝点24 7勝3分5敗 得点19失点13得失差+6
全くの急転落で、惨憺たる現況。 得点△10失点+6と、攻撃・得点力が半減し、守備・失点数1.5倍と、攻守両方が一気に破綻しています。
具体的には、平均得点「1.2→0.6」、平均失点「0.7→1.2」と昨シーズン値から得点低下し、失点増加です。この数値からは、昨シーズン、決して平均得点はリーグ下位も、失点リーグ最少の[堅守・得失差0.5点のバランスや良さ」でしたが、肝心の「堅守・平均失点が0.5点増加・弱体化し、平均得点は半減・リーグ最低の攻撃力激減」となったもの、です。
その戦績となれば、当然、監督ネルシーニョは解任必至ですが、その対応・経営判断が遅れ、5月になり、やっと、社長・監督・監督関係コーチの一斉退任、新社長・監督井原正巳就任、としたばかりです。完全に、体制崩壊、未だ新設に至らず、との現況です。
②この大破綻の原因と経緯は、
前シーズンも、戦術革新・改良が出来ず、従来から継続の[堅守速攻]戦術を対して、再々指摘や問題視がされていましたが、クラブ首脳陣の選択判断・勇気不足や認識の甘さは変えられず、そのまま監督・体制継続、と安直な道を選択し、今シーズン突入。
しかし、シーズンに待っていたのは、柏以外のリーグ全チームで「戦術強度アップ、現代形転換など、[戦術レベル急上昇]」でした。そして、試合での「戦術負け、チームプレー内容負け」が多発し、一方で、「選手流出による選手層希薄化を放置したままも加わり、「戦力負け」での[得点機会急激・シュート得点減少、個々選手レベル低下で、個の力による堅守が成立せず]、攻守全体で戦力低下で、敗戦の日々となったもの。
そして、5月のチーム体制改造実施で、新体制ショックにより僅かに戦績上昇も、「戦術転換や強度強化」では無く、選手層改善も無く、大きな改善や解決は見込めませんね。唯一、[選手の危機感]のみが頼りで、メンタルは対戦チームに負けない、との事ですが、それを裏付ける、具体的戦力拡大は有りません。苦戦・苦闘からの脱却は、極めて困難で、この現況が長く継続し、降格候補一番手は変えられませんね。
それでも、一時の最下位から、5月リーグ12位の挽回により、15位まで上昇も、降格=最下位との勝点差「僅か2」で、実は依然として[降格争い]真っ只中です。
反面、「勝点に飢え切ったチーム」とも言え、[チームモチベーション]は、ある意味「リーグ最高」レベルです。
しかし、そんなメンタル上昇も、「戦術、そのチームプレー、起用選手」で補強されて初めて、戦績上昇となりますが、肝心の「戦術とチームプレー」は未だ確立・安定とはなって居ません。そのため、成功=勝利よりも、失敗=敗戦が多発、との現況が継続しています。
③選手構成
GKは、正GK佐々木、昨途中加入守田。DF陣は、主力中核の大南・高橋祐治・上島と大量流出、代替は立田・ジエゴ加入で、唯一残留古賀・若手田中で賄う。サイドに片山加入、中盤はドッジ流出し代替は高嶺。攻撃陣は、山田・仙頭の主力級加入。マテウス・サヴィオ・小屋松で構成。前線は、昨季8得点細谷、復活・武藤に、ドウグラス。攻撃的MFの層が厚くなったものとして、守備ラインに不安あるも、昨年スタイル[最終ラインに人数をかけた守備と個人能力のカウンター]の継続を指向。
④戦術とスタイル
昨シーズンは、[3-1-4-2]と、守備[3バック・変形5バック]で堅守を、攻撃[前線2〜6名による速攻]とのスタイルが確立していました。
しかし、今シーズン、スタイルが変遷、流転し、
[4-2-3-1][4-4-2][4-1-2-3][3-1-4-2 ][3-4-2-1]と、5スタイルを試みるも、得点獲得・失点阻止に成功せず、相手チームに合わせ、スタイル選択、と超消極姿勢を実施してしまっています。
当然、チームストロングや特徴とする[チームプレー]も乏しく、「個別選手の頑張りや単独プレー」に完全依存し、攻撃全項目で、リーグ下位レベルに甘んじる現況。
現時点、怖さが有るとすれば、GKやCBから、単純・ピンポイントロングパスが、前線ドオグラスや細谷に届き、シュート、との単発連続パターン位ですね。
⑵コンサ 対戦対策戦術・想定試合展開・試合起用メンバー予想
①概要・戦略
次戦は[必勝・勝点3獲得]が試合ノルマですね!
6月リーグ戦対戦の中の対比でも、勝ち易さは、柏A>鳥栖A>C大阪H、との順は異論の無い所でしょう。
3連勝を目指しますし、可能ですが、先ず絶対勝利!となる所です。
チームコンディションは、故障離脱選手が、残すところ、小林・大森・西大伍・馬場4名で、
ゴニも合流寸前、既に合流済みの、深井・宮澤は未だコンディション低調も徐々に上げて行く所、青木・ルーカスは大分上がって来ていて、小柏・駒井は完調寸前。田中駿太は、痛みを堪えながら、通常モード。
次戦柏戦、次々戦天皇杯はパスで、次々々戦鳥栖戦に、多数復帰合流となりそうで、チームフィジカルとパフォーマンスのどちらのコンディションも快調です。
②対戦戦術
現在コンサは、対戦相手で戦術転換や選択はしない!とのスタンスが継続し続けていますね。
即ち、[コンサスタイル]を確立しています。
現在、J1リーグの大多数戦略が[自らスタイルの確立と毎試合実戦]としており、僅かなチームのみが、[対戦相手で戦術選択・実施]となっています。
そして、次戦対戦柏は、リーグで僅かな[対戦相手により戦術選択]スタイルチームでしたが、新体制ではどうでしょう?
いずれにしろ、コンサ戦術は、
[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス]を中軸に、[コンサ式ミシャ戦術]を加算し、攻撃型守備で、最前線から全エリアで、柏パス交換を阻止し、ハードチャージ・プレスでボール奪取し、守備から攻撃へ一体プレーで転換し、
攻撃は、ワイド攻撃で、柏DF裏、サイドのスペース突破・クロス・折り返し・カットイン攻撃、
コンビネーションのビルドアップ型攻撃で、両サイド・中央突破、ドリブルやスルーパスや縦パス攻撃、反復サイドチェンジ揺さぶり攻撃、派生セットプレー攻撃と、多彩多様パターン攻撃は、リーグ最強、リーグトップの決定機構築、多数シュートとなり、[シュート決定率もリーグ2位16%]で、複数得点獲得し、相手チーム得点を上回る、[撃ち合い勝ち]のスタイルです。
柏守備陣を撃破し、大量得点獲得による完勝、を図ります。
金子・浅野・小柏トリオに田中駿太の4選手が攻撃のキーマン、との点検結果でしたね。
そこに至る、福森・荒野・岡村も、攻撃起点でした。次戦は、ここに、菅・ルーカス・青木に駒井が加わり、コンサの多数決定機と、シュート、大量得点獲得となるものです。
③想定試合展開
次戦は、柏のハイプレスも強く無く、コンサビルドアップはほぼフリーとなり、ピンポイントパスが、ロング・ミドル・ショート全パスで配球され、コンビネーション良く、スピードプレー展開となり、コンサボール支配・攻勢で全試合時間が覆われる展開必至です。
前半から、コンサ攻勢が殆どで、多数決定機から大量シュート、沈着冷静なシュートプレーにより、シュート精度上昇となり、大量得点獲得が現実となり、
前半[3得点]、後半[2得点]の【 5-1 完勝 】との試合結果を想定します。
④試合選手起用予想
と言う事で、
次戦スタメンは、
浅野 小柏
駒井
ルーカス 福森 荒野 金子
中村 岡村 田中駿
菅野
サブ
ミラン・青木・スパチョーク
宮澤・菅・深井
ソンユン
スタメン・サブ共に、主力メンバーが揃い、[交代による力の差]は無く、
逆に、新たなストロング発揮で、試合展開や内容を転換出来る、
[ベンチ(試合)〜オール主力メンバー]の試合チーム編成が可能、
に到達しました!
強いメンタルを維持し、
[全集中試合][フル走力・フルパフォーマンス発揮]で、
強烈コンサチームパフォーマンス・戦力を全開し、
完勝!を掴み取りましょう!
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