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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2023年08月04日
ここ最近のコンサ戦績は、直近10試合で大きく転換しています。
あらためて記載してみると、
12節〜16節 5試合 4勝0分1敗[○-○-○-×-○]
17節〜21節 5試合 0勝2分3敗[△-×-△-×-×] と、[16節まで]と[17節から]で完全に分岐している事が明白ですね。
そこで、大きな差異となったポイントを探すと、[プレー内容悪化]となる原因ポイントがありました。
それは、
[パス成功率の減少・低下]です。
データは、
12節〜16節 平均パス成功率 78%
17節〜21節 同 75% と、[平均パス成功率が△3%低下]となっています。
僅か「3%ダウン」で激変とはおかしい、となりそうですが、
試合起用・個々選手の推移を見ると、
GK 菅野 81.4%→82.4% +1.0% ○
CB 田中駿 77.6%→76.6% ー1.0% ▲
岡村 72.9%→77.8% +4.9%○
中村 70.5%→72.5% +2.0%○
福森 67.8%→65.8% ー2.0%×
DMF 宮澤 89.9%→83.7% ー6.2%✖️
荒野 87.6%→81.8% ー5.8%✖️
深井 87.6%→96.5% +8.9%◎
SH 菅 73.1%→71.2% ー1.9%×
ルーカス73.9%→69.3% ー4.6%✖️
T下 駒井 80.9%→74.3% ー6.6%✖️
小林 86.7%→85.6% ー0.9%▲
SF 小柏 78.8%→ ー
浅野 80.0%→71.9% ー8.1%✖️
スパチョーク 73.4%→78.3% +4.9%○
CF ゴニ ー →59.5%
ミラン 66.7%→ ー ー7.2%✖️
全選手平均 78.0%→75.0% ー3.0%✖️
これが、個別選手のデータです。これから、問題点が複数判明しますね。
①ビルドアップ選手の中、田中駿太・岡村・中村・菅野の、スタメン組は、微減はあるも、ほぼ同レベルを継続、特に、菅野の高成功率、中村の成功率上昇は特筆です。
問題は、福森の低成功率、可変して、ビルドアップ組の、ボランチ選手の、極度の低下・急落が、明白です。詰まり、可変して最終ラインからビルドアップ担当・役割選手の、パス成功率急落が、コンサビルドアップ近時不安定を招いた、と言う事です。
②攻撃陣では、サイド・ルーカスと菅の成功率低下、トップ下・駒井の成功率低下、シャドー・小柏と浅野の成功率低下、CFのゴニの低成功率が響いています。一方で、小林の安定感とスパチョークの成功率上昇はあるも、低下・低迷選手数が多く、吸収され、決定機構築に直結する、相手陣深くでの、パス成功率低下、コンビネーション低下が、[決定機数急減]を招きました。
③全体パス成功率は、トータルで[ー3.0%]低下も、選手格差が酷く、その選手でパス交換停止が続出し、ゲーム構築力を、一気に、下位カテゴリーレベルにまで急落させた事態となっています。
いかがですか?
「全体パス成功率低下」は、あくまで、全体で有り、その「実質・本質は、個別選手のパス成功率急落が原因」でした。
更に、その原因です。
一番目に挙がるのは、[個別選手集中力=試合メンタルマインド・責任意識]です。同一選手に集中する理由ですし、中々治さない選手が継続させる理由ですし、一瞬にして大改善する事もある理由です。
選手の意識とメンタルは、トレーニングしても強化出来ない、と言うのは、間違いです。ミシャは、シュート能力同様、言いそうですが、流石に、トレーニングで強化可能!とのスタンスです。即ち、全力集中していない時でも、自然に、考えずに、正しいパスを可能とするまでトレーニングし、常態化する、とのスタンスだ、と言う事です。
しかし、四方田元ヘッドコーチ流出以来、[甘さの選手メンタル管理]がそのままですが、もうきちんと、管理しても良いのでは!
特に、ボランチの宮澤・荒野は、限界点ならば、次主力選手を育て、据えるトライが必須でしょう。福森ならは、更に悪化も明白!深井・駒井・に続く、若手主力確保が必須で、新選手移籍獲得も、必要です。
ミシャチルドレンのボランチ候補は、狙い目!ですね。
二番目に指摘する原因が、[適正ポジション取りのための走力不足]です。
パス成功率は、出し手と、それ以上重要な、[受け手問題]です。受け手は、パス成功率急落選手と言うより、実は、受け手選手ですが、しばしば、パス成功率急落選手と、問題受け手選手が同一・重複しています。
詰まり、集中力やメンタル不足選手は、適正ポジション取りも実践しない、と言う事です。
コンビネーションの基本は[互いの信頼]ですが、適正ポジションにいない[受け手]選手は、パス出し手からは、信用・信頼出来ない、又、反対に、[適正な受け手選手]に取って、正しくパスレシーブ位置に出て来ない[パス出し手]は、信用・信頼出来ない、となります。
現在の、パス成功率急落は、選手間の信用と信頼を急速に低下させ、チーム一体感は喪失し、チームプレーは欠落、となります。
[一部選手の集中力低下]が、チーム一体感とチームプレーを崩壊させ、ゲームメークやパスワークを喪失させる事態が、発生したものです。
即座に対応すべきなのは、【当該選手へ問題点・課題を指摘、認識させ、改善への取り組みを厳しく求める、責任を果たさせる】事ですね。
意外に、早く、一気改善も、あり得ます!
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