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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~233)来シーズンへの準備となる「ラスト課題」解決に向けて

2023年11月05日


 本日、ルヴァン杯決勝戦・福岡優勝との時間帯に、対外練習試合を実施したコンサは、45分×2本・[3-0][2-0]の[5-0]結果勝利となりました。
得点者は、ゴニ・ミラン①・ミラン②・馬場・大森と、期待されていたFW4得点、ボランチ1得点。
全得点、流れの中、「タイトな前からの守備・コンビネーション・個別ストロング」による得点で、
〇リーグ最高レベル決定機構築力
◎決定機でのシュート得点力 を証明したものとなり、
順調な「戦術プレーレベル維持向上」と「常態課題のシュート得点力改善」を示しています。

何より、「これまでの実績選手では無く、サブ・若手選手の得点」である点、「サブ選手のレベル・能力」を証明したもので、大きな評価となりますね。

本日のルヴァン杯決勝戦は、リーグ最少失点1位と2位の対戦で、
一見、「堅守型戦術・戦略」が、リーグを席巻しているとの[錯覚・誤解]を招き兼ねません。
即ち、現在Jリーグクラブを二分している、
「堅守速攻型戦略」と「攻撃主軸型戦略」の内、
「堅守速攻型戦略」が優位である、との理解・認識です。

実は、現在のJリーグストラクチャー(構造・仕組み)は、
〇リーグ戦
 全カテゴリー毎のリーグ戦方式、カテゴリー間入替え方式
〇カップ戦
 ルヴァン杯;今季までJ1・リーグ予選と勝ち抜けチームトーナメント方式
      (来季から全カテゴリー・トーナメント方式に変更)
 天皇杯;全カテゴリー・トーナメント方式
ですが、
リーグ戦方式戦略とトーナメント方式戦略は、「引き分け試合の有無、敗戦の影響」で大きな相違点が生まれます。
それは、「トーナメント方式」は、「一発勝負方式=1試合で必ず勝敗が決定する」となり、「その相手チームとの対戦は、1試合のみしか無い」という事です。
そのため、「勝利最優先戦略」は当然の帰結となり、「プレー内容」の質では無く、「試合結果」のためには、どんな戦略・方法も、有り得る、となります。

本日、ルヴァン杯も、ノックアウトステージの「本戦」からの「トーナメント方式」の故、「小さなミスも排除し、失点を悉く阻止する闘いの方が、より勝ち易い」として、「攻撃優先」=「攻撃バランス(選手数をより多くする)」での得点獲得よりも、「守備優先」=「守備バランス(守備選手をより多くする)」戦略が、より「勝ち抜き易く」なる、との結果、リーグ最少失点チーム同士の決勝戦となりました。
対して、「リーグ戦方式」で、より多くの勝利を安定的に果たすには、「一定守備の上での、攻撃優先戦略」が有利となります。
それは、「堅守速攻型」チームの弱点が、「得点獲得数の低レベル」のため、得点力が低く、得点で上回る頻度が低下する=勝ち切れない試合となり、「引き分け・敗戦」がより多数となり勝ちで、総勝ち点で、圧倒的有利になれない、との原因です。実際、攻撃型チーム;1位神戸・2位横浜FM・3位浦和・4位広島・5位名古屋と、リーグ戦上位条件(高い攻撃力+一定守備両方保持)の1位・2位が、3位以下を引き離す展開となっていますね。

更に、賞金・報償も、これまでは、リーグ戦>カップ戦であり、「戦績収入」を獲得しようしたら、[リーグ戦優先]=[高い攻撃力+一定守備]を目指す事となります。
しかし、これも、カップ戦・賞金報償が、大きく増加すれば、一気に、リーグ戦同様、トップメンバー起用の「最強メンバー」起用となり、戦略も変化します。
来季から、ルヴァン杯・レギュレーション大変革、とのスケジュールで、
「堅守速攻型」戦略優位は、変化しますね。

コンサ・攻撃型戦略も、「超」が必要なのか、「やや超」程度で、その分「守備バランス増加」で、「一定守備能力」確保として、リーグ戦最適戦略も変化しますね。


post by yuukun0617

00:15

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