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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2023年11月07日
ここまで来ると、今シーズンへの名残り感が募って来ますね。
シーズン前半は、チームの攻撃力に酔いしれ、希望と願望を膨らませた、
しかし、一転、シーズン後半は、苦闘と失望、時に絶望まで抱きながら、ほんの僅かの希望を繋ぐ日々となり、残留確定からの、現在残り3試合となって、
やっと気持ちも落ち着き、冷静にクラブのサッカーを楽しめる様になりました。
チームは、標題の通り「課題」~シュート改善・フィジカル最高値・時代主力発掘の3つ、に集中している所ですね。
本ブログでは、
その前半好調と後半得点獲得不能の大失策の主因であり、過去からの経年課題となって来た「シュート得点力」を再確認してみましょう。
あくまで、シーズン完了前の「前節までのデータ」からの考察となりますが、今シーズンの現況を示すデータが並びます。
チーム「シュート得点力」の推移は、結局、個別選手内容に尽きます。
現在の、全員攻撃全員守備のトータルフットボールスタイルにより、GK以外の全選手(FP)が、シュートプレー選手(シューター)となるスタイルで、一定出場数の選手で、シュートゼロ選手は居ないのでは無いでしょうか!そのため、全FPの個別内容が対象となります。
チーム総得点53点は、個別選手値合計と同値で、「相手側失点=オウンゴール」は、今シーズン「ゼロ・0」だった事を証明しています。「オウンゴール」得点は、「相手守備陣破綻・混乱を証明するデータ」ともなりますが、今シーズンのコンサ攻撃は[オウンゴールを誘発するまでの相手守備陣崩壊には至らなかった]との証明です。
では、具体的データです。
確認してみると、想定通り、FP22名リーグ戦出場し、その中、シュートゼロは「西・西野」の僅か2名で、残る「20名がシューター」となる、全員攻撃を実施しています。
先ず、大前提となる[出場時間(分単位)]では、
1位①田中駿汰 ②岡村 ③浅野 ④菅 ⑤荒野 ⑥駒井 ⑦金子 ⑧福森 ⑨中村 ⑩ルーカス ⑪小柏 と、各ポジションの中核選手が並びます。
試合では、これら選手に、不足ポジションに埋める形で、主力が構成されていますね。矢張り「①~⑪の中核主力」が重要で、離脱・金子、中村・小柏・浅野の活躍が注目です。次シーズンに向け、その選手の契約保全・継続が、全ての基本となり、迅速に、確実な交渉が必須だ、という事です。
そして、問題の[シュート数]は、
①67本浅野 ②52本菅 ③40本小柏 ④38本金子 ⑤35本ルーカス ⑥33本チェック ⑦29本小林 ⑧27本駒井・田中駿汰 ⑩24本荒野 ⑪22本青木 ⑫福森 ⑬ゴニ です。
*FWとシャドー、サイドハーフに集中し、「ミシャスタイル・5トップ」がシュート多数と、戦術通りですね。
しかし、
[枠内シュート数]は、
①27本浅野 ②16本小柏 ③12本チェック・金子 ⑤11本ルーカス ⑥10本菅 ⑦9本田中駿汰・小林 ⑨7本駒井 です。
*浅野・小柏・ルーカス・駒井・田中駿汰の5選手はシュート数・枠内数精度も合格レベル。突然急浮上がチェック・小林の2選手。
反対に「急落が、菅・荒野・青木・福森・ゴニ」で、チーム課題の原因選手と言えるデータ値ですね。
この傾向は、「シュート枠内率」でより顕著になります。
①100%中島・深井(シュート1本のみでチームほぼ影響0) ③40.3%浅野 ④40%小柏・宮澤 ⑥36.4%チェック ⑦33.3%田中駿汰 ⑧31.6%岡村・金子 ⑩31.4%ルーカス ⑪31%小林 です。
*浅野・小柏・チェック・田中駿汰、宮澤・岡村の6選手は、合格。
問題は、「ルーカス・小林、ランキング以下の低率となった、菅・駒井・荒野・青木・福森・ゴニの8選手」がチーム課題を形成している原因選手グループと証明されてしまいます。
そして、それらにより「得点」が決定されますが。
①11点浅野 ②8点金子 ③7点チェック ④5点小柏 ⑤4点田中駿汰・駒井 ⑦3点小林・荒野・菅 ⑩2点ゴニ です。
また、その複合データとなる「シュート決定率」で、選手シュート得点力を示すデータです。
①21.2%チェック ②21.1%金子 ③16.4%浅野 ④14.8%駒井・田中駿汰 ⑥12.5%小柏・荒野 ⑧10.3%小林 ⑨10%ゴニ です。
*浅野・金子・チェック・小柏・田中駿汰は、未だ全力発揮には未達も合格点。
問題は、「駒井・小林・荒野・菅・ゴニの5選手、それ以下の低レベルとなったその他選手であり、[低シュート枠内率・精度の改善]により、大幅得点増加が必至」との証明データとなります。
*単に「高シュート精度能力⇒高得点能力」保有・優秀選手を、1~2名獲得しても、大勢・問題の解決には乏しい、との証明ともなります。コンサスタイルでは、全FPが対象であり、全FPの「シュート精度・能力改善」が、根本改善となる、との証明にもなりますね。
また、個人データからの集計により、ポジション毎の平均データも確認できます。
FW・シャドー(FS)、サイドハーフ(S)、ボランチ(DM)、CB(D)の4ポジション毎合計と平均データとなります。
出場時間 シュート 枠内数 枠内率 得点 決定率
FS 8344 224本 76本 33.9% 32点 14.3%
S 6547 147 38 25.9% 12 8.1%
DM 4375 40 8 20.0% 3 7.5%
D 8541 81 21 25.9% 6 7.4%
全体30597 492 143 29.1% 53 10.8%
*全ポジションで、シュート発生、その中、FS+Sの攻撃ポジション[5トップ}選手が、シュート占率75.4%と、3/4を占めているもの。
*問題は、S・サイド、DM・ボランチの、「シュート枠内率・決定率」の低さで、チーム全体値を引き下げています。
特に、シュート占率高率・シュート数多数、との実績の、サイドハーフ「シュート精度改善」は絶対必須ポイントとなっていますし、「改善により、チーム得点急増の可能性・潜在力」を証明するプライ材料でもありますね。
この通り、重大課題「シュート精度改善・得点力急増」には、
・チーム全体での徹底改善トレーニング
・改善必須選手の明示により、「特訓」による個別課題改善設定とトレーニング
となっています。
「今シーズン・ズバリ!検証~シュート得点力・精度改善」の確認・検討でした。
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