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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~237)前試合速報データで確認

2023年11月26日

土曜・鮮やかな逆転勝利試合を、現地参戦で堪能しましたが、
ラスト最終戦に向け、そのデータ値を簡単に確認し、ポイント把握をしてみましょう。

先ずは、速報試合項目別データ値を記載します。   
      コンサ       FC東京
     前半 後半 全体 -前半 後半 全体
支配率  49 47  48-51 53 52%
走行距離 57 61 119-58 59 118km
スプリント80 86 166-89 60 149回

パス数   227  208 435- 265  268 533本
成功率  78 76  77-80 78  79%
ハイプレス成功 5 11  16- 2  2   4回
               左  中央  右
攻撃占率    コンサ   34 24 42%  
         FC東京  46 32 22% 

決定機数 10  9  19- 9  4  13回
シュート数11  9  20-11  5  16本
枠内数   4  5   9- 3  1   4本
得点    0  3   3- 1  0   1点
シュート率 110  100 105- 122  125 123%
枠内率  36 55  45-27 20  25%
決定率   0 33  15- 9  0   6%

ここから、
[全体]
・支配率 
完全に均衡し、前後半を問わず試合全般、両チームボール保持数は同一・・・後半コンサボール保持時間が長い印象でしたが、現実は同一でした。
◎走行距離・スプリント 
コンサが僅かに優位で、スプリント数は圧倒でした。後半コンサは、前半より増加させ、FC東京は低下し、「後半走力・運動量優勢」が試合を決定づけました。
[パス数・攻撃占率・ハイプレス]
◎パス数・成功率 
コンサ数値は、通常試合より減少しましたが、「FC東京中盤・守備陣守備力」で、パス連続途中で、多数パス交換阻止となりました。一方FC東京は、前半・コンサハイプレスを躱すロングパスで、コンサハイプレス成功数大幅低下、パス成功率維持とし、「先制点」獲得に繋げました。
しかし、後半・コンサ運動量増加、FC東京低下で、コンサハイプレス数通常・ハイレベル状態に復帰し、多数成功・ボール奪取・FC東京パス成功率やや低下となり、コンサ連続カウンターで、3得点奪取を成功させました。
◎ハイプレス 
コンサハイプレスは、前半低調も、後半・運動量増加で、プレス強度急上昇で、通常レベルに回復。その威力は、「リーグ最強レベル」を誇るもの、だと証明しました。
・攻撃占率
コンサは、「右サイド42%・左34%・中央24%」ですが、浅野・小柏のサイド突破から、一端左サイドチェンジし、中央で、ワントップ・右サイドがシュート・得点決める、とのパターンが、主軸で、その個別・詳細局面で、細かく・少タッチ・コンビネーションで、「打開・突破・連続パス交換」を行っています。
相手ハイプレスで、ビルドアップ局面に、ロングフィードの「コンサ式」も、サイドの「マーク外れ選手・ターゲット」を狙うパス回しで、過去[ジェイ・ロペス・武蔵時代の前線ポスト」形から、修正・進化しています。もはや、「前線へのロングフィードの前提」=「ハイポストプレーヤー」の必要性は縮小し、「小柄選手狙いロングフィード」が可能なスタイルに変化しました。
「前線ハイタワーポスト」は、相手守備陣からは、攻撃指向が明白・固定化し、「事前準備が容易」となるスタイルで、現代サッカーでは、最早「旧型」とも出来る戦術となっていますね。
「コンサ・小型選手へのロングフィード」は、より新しい発想と方法論のスタイル、です。
[攻撃]
◎決定機数・シュート数・枠内率・決定率
前半は、決定機数・シュート数でも両チーム共に、均衡・ハイレベルで、文字通り「緊迫展開」でした。
その中、FC東京先制も、決定力の差と言える程「枠内率の差」=シュート精度の差は無く、コンサでもおかしく無かったデータでした。
どちらも「決定力を欠く」展開との評価が相当でした。
しかし、後半、その均衡が崩壊し、決定機数・シュート数で、コンサ圧倒となりました、更に、前半、問題だった「シュート精度」が一気に改善され、「枠内率・決定率」大差とし、3得点奪取・逆転としたデータです。
均衡を崩壊した原因は、ハーフタイム・「中村・スパチョーク」交代による、「走行距離=走量=運動量急増加」で、FC東京・中盤と守備陣、具体的には「意表を突き、マーク不在となる、度重なる中村のドリブル突破」「スパチョークのフリーラン」と、ハーフタイムで指示が出されたと推測される「全体運動量増加」で、FC東京・想定を崩す、コンサチーム連動プレーが作動したものでした。
「スペースとギャップ多発」となり、練習通りのチームプレーで、パス数・成功率は低い「チャレンジパス」が急増し、ボールロストしても「ハイプレス」で、即時奪回・ゲーゲンプレスが見事に嵌り、チャレンジ攻撃~失敗~即時奪回で「連続攻撃」を展開し、連続得点・最終盤ロスタイム得点を成功させたものでした。

試合後・ヒーローインタビューが「中村桐耶」だった事も、当然でしたし、「大森超ロングシュート得点」が、オフサイドだった「疑惑の大迫ロングシュート」を超えた、年間ベストゴール候補推薦となるなど、チーム全員・大活躍選手揃いでした。
因みに、「運動量」の「45分量」ランキング(前・後半45分毎、45分未達選手は、45分換算値)
1位8.07大森後半-2位6.48ゴニ後半-3位6.288荒野後半-4位6.168スパチョーク後半-5位6.18中村後半-6位5.932駒井後半-7位5.913青木前半-8位5.874荒野前半-9位5.87浅野前半-10位5.601浅野後半
後半;宮澤+0.045、田中+0.235と増加  後半の頑張りは凄いですね。

最後に、個別選手毎シュート内容一覧を確認しましょう。
 選手 シュート 枠内数 枠内率 決定率
 小柏 4本  2本 50% 25%
 浅野 3   2  66  33
 駒井 3   1  33   0
 菅  3   0   0   0 ✖
 荒野 2   1  50   0
 宮澤 1   1 100   0
 中村 1   1 100   0
 大森 1   1 100  100
 青木 1   0   0   0 ✖
チェック1   0   0   0 ✖

 ・シューター(プレー選手) 10名 全員攻撃スタイル
 ・✖選手3名と大幅減少。個別特訓必須!
  スパチョークと青木は、過去精度は〇選手で、偶々。
  「菅」は問題!!

 以上でした。


post by yuukun0617

21:00

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