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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜10)他チーム動向は?!~チーム形成と現況

2024年01月17日

 本ブログでは、J1リーグ・各チームの「チーム形成」、そこから明白となる「チーム課題・現況」の、リーグ動向を確認してみましょう。
 
 コンサは、複数主力流出が有りその代替が問われましたが、ギリギリで、2024シーズン順調なスタートを切りました。
 他チームも、ほぼ全J1チームが、契約未更新2名以下となり、新チーム形成を終了し、シーズン前キャンプ突入となっています。
 しかし、1チーム「G大阪」は、契約更新リリースの出ていない選手17名と、未だ、新チーム完成には至っていない様で、この状態ならば、明らかな出遅れチームとなり兼ねません。
 
一方で、「コンサ離脱9・加入11名」をはじめ、
各チームの「選手数・更新継続数・継続率・加入数・移籍・非更新・引退数」は、以下の通りとなりました。一覧記載してみます。

チーム 選手 更新 更新率 加入 移籍 非更新 引退
コンサ-28-17-60.7% -11- 7- 1 - 1
鹿島 -27-22-81.4% -  5- 6- 2 - 1
浦和 -31-20-64.5% -11- 7- 1 - 1
柏  -33-25-64.5% - 8- 7- 2 - 0
FC東京-33-22-66.6% -11- 4- 3 - 0
川崎 -31-21-67.7% -10- 7- 2 - 0
横浜FM-34-26-76.4% - 8- 3- 0 - 0
湘南 -30-24-80.0% - 6- 5- 1 - 1
新潟 -30-22-73.3% - 8- 6- 2 - 0
名古屋-32-19-59.3% -13- 7- 0 - 0
京都 -31-21-67.7% -10- 9- 0 - 0
G大阪-(30) -1(18) -   -11-10- 1 - 0
C大阪-30-23-76.6% - 7- 7- 1 - 0
神戸 -32-20-62.5% -12- 7- 4 - 0
広島 -29-24-82.7% - 5- 3- 0 - 2
福岡 -28-22-78.5% - 6- 6- 0 - 1
鳥栖 -33-19-57.5% -14-11- 2 - 0
東京V-32-17-53.1% -15-10- 1 - 1
町田 -37-22-59.3% -15- 7- 2 - 1
磐田 -30-16-53.3% -14- 9- 0 - 3

 このデータから、明白となるもの、見えて来るものは以下内容です。
⑴「チーム形成」
 未だ、「契約更新・継続リリース」を発表出来ていないチームが、1チームあります。G大阪ですが、既に、他チームに大きく立ち遅れた事は明白です。

⑵「チーム選手数」
 選手保有数、27名(以下略)鹿島
       28コンサ・福岡
       29広島
       30湘南・新潟・C大阪・磐田
       31浦和・川崎・京都
       32名古屋・神戸・東京V
       33柏・FC東京・鳥栖
       34横浜FM
       37町田
  と最少27選手から、最大37選手と、10選手の保有差が発生。
 ※コンサは、保有数J1リーグ2位の「少数保有チーム」となりました。
 一般的に、保有数
 「少数」
 ・メリット 「戦術浸透度・管理コントロール・一体性」上昇
 ・デメリット「選手疲労度集中・選手代替力」低下
 「多数」
 ・メリット 「交代度・選手疲労度軽減」上昇
 ・デメリット「戦術浸透度・一体性・連携度」低下
  となりますが、
 今シーズン・ACL参戦チームでは、「トップ・Wチーム編成」と「トップレベル多数保有」が必要条件となり、横浜FM・川崎・浦和のACL参戦想定チームでの[多数保有]理由ですね。
 しかし、町田の最多・37名保有の意味・意図は、現時点では、不可解・理解不能で、「過剰保有」の弊害が想定されます。

 コンサ保有数は、通常「リーグ戦集中・その他カップ戦劣位」なら成立しそうですが、今シーズン・新導入の秘密兵器の効果で、リーグ・その他カップ試合全てを可能とする、との見通し・想定という事でしょう。
その秘密兵器とは、「昨年まで連続発生の、リーグ最多故障発生チームからの脱却のため、2024シーズンより使用開始の、[科学的フィジカルデータ把握・管理による故障事前対策・ケア]で、リーグ最低故障発生チームへの変貌・大改善とする」との取り組みで、これで、「少数精鋭保有数の弱点~選手交代の薄さによる故障多発]を脱却し、「少数精鋭保有数の長所・ストロング~個々選手能力最大発揮・戦術統一度急上昇」により、より強烈な戦力構築が見込めるもの、という事ですね。

⑶「更新継続選手数・率」
 今季・J2より昇格3チームでは、「J1レベルチーム」への全面チーム再構築で、「大量離脱・大量加入の選手入れ替え」は、当然の対策・対応として是認されますね。
 東京V53.1%・磐田53.5%・町田59.3%の、リーグワースト3となりました。
 しかし、J1継続チームでの「ワースト3チーム」
 鳥栖57.5%・名古屋59.3%・そしてコンサ60.7%では、
「前年戦術・戦力は、離脱選手分喪失し、加入選手で代替」となり、「前年並み・同レベル戦力確保」は極めて困難となるものです。
 ※ミシャ・今シーズン初コメントが「重要主力喪失で穴の空いた、ポジションのプレー代替が、出来れば、キャンプOK(合格)だ」との意味と完全符合していますね。コンサは、今季キャンプの重要さ・重大さを覚悟・噛み締めるシーズン前キャンプとなりました。
 名古屋・鳥栖は、通常なら更に「前年スタイル・戦力に未達スタート」が濃厚という事です。
 その逆に、「更新継続選手数・率」ベストチームの、
 広島82.7%・鹿島81.4%・湘南80.0%のベスト3、続く、福岡78.5%・C大阪76.6%・横浜FM76.4%・新潟73.3%の7チームは、「前年スタイル・戦力に積み上げ型の今シーズン戦力」が見込めるチームとなりました。チームのブラッシュアップが順調に進行チームとの想定が成立します。

この様に、今シーズン・事前キャンプ現在、チーム差・格差は、既に存在し、進行し、その影響によるリーグ動向となりました。

新時代リーグに突入した現在、各チームの変化・変貌、その中での、興隆盛衰が確実なシーズンとなり、スタートしました。


post by yuukun0617

20:00

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