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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~  京都戦 事前点検

2016年08月17日

今シーズンも、いよいよ残り14試合!! 
長いようでしたが、ちょうど2/3消化し、1/3となり、終盤戦のスタート試合。
”首位”での通過は、良い意味での≪サプライズ!!≫、まして、2位以下に、暫定勝ち点「6差」可能確定勝ち点では65点の「9差」まで付け、=理想とおりの展開=に歓喜・乱舞のところですね!!

ここまでの、全ての頑張りが、シーズン終了時で『きちんと容・結果』となる様、あらためて「気を引き締め」、残り期間での「成長・進化」も果たす中で、全選手・監督コーチ関係者・全サポーター全員で、力を結集し、全力奮闘でシーズン進行して行きましょう!!!

では、次戦「京都」戦の敵チーム事前点検です。

1.現況から、
順位5位 勝点50 13勝11分5敗 38得点 26失点 得失差12 
コンサと比較し、特徴確認。コンサ現況(勝ち点は、可能確定値で..)
順位1位 勝点65 19勝 5分4敗 47得点 20失点 得失差27
      -15 -6勝-6分-1敗-9得点 -6失点   -15
≪敗戦数はほぼ同一、引き分けが勝利となるかが違いで、得点数に差が大きい≫
実は、得点数・失点数が直接勝利数に直結しているのですね。
ここからも、≪コンサは、堅守=盾のチームと呼ばれますが、得点力=鉾も強力で、『盾と鉾を完備のチーム』が正しい呼称ですね!!≫(..またまた話がズレてしまいましたね..)
2.シーズン展開 ・・4期に分かれています。
1期・・第 1~ 5節 0勝4分1敗  5得点7失点 -スタートダッシュ失敗
2期・・第 6~18節 9勝2分1敗 20得点8失点 -好調・上位アップ
3期・・第19~23節 1勝2分3敗  4得点7失点 -変調・順位低下
4期・・第24~29節 3勝3分0敗  8得点4失点 -好調・挽回【現在】
現在は、得点数増加で、敗戦無しの好調期ですが、勝ち切れず、引き分けが多い特徴は変えられていないレベル。
3.システム・戦術 
【攻守バランス4-4-2】型ですが、直近町田戦のみ【3-4-1-2】型。
対システム戦績(システム上の相性ですね..)
【3バック】 3勝4分4敗 14得点(1試合得点1.27点/試合)・・やや低下
【4バック】 9勝7分1敗 23得点(1試合得点1.35点/試合)・・得意
【3バック】:守備型チームでは、得点数が減少し、勝率が下がっていますね。

個別戦術データでは。
<ポゼッション> 平均51.8% 〔J2第7位〕
     ・・積極型=アクションサッカー型を指向しています。
 但し、ポゼッションの高低と戦績との関係は、
 〔平均51.8%超試合〕15試合 4勝7分4敗 平均シュート数14.6本
 〔   同  未満試合〕13試合 8勝4分1敗    同   13.7本
 明確にデータに現れていますね。
  【ポゼッションが高い程、勝率が低下】します。勝てません・負けが増えます。
  また、シュート数も、僅か0.9本の僅差で、高い程シュート数増加はありません。
 ・・・⇒アクション・ポゼッションパス サッカー戦術は、成功し切っていません!

3.選手・選手層・・豊富な資金量により、優秀選手を保有しています。
 凄いのは、J1・J2・外国から、25名中18名新規加入しました。驚異的な資金量ですね?!
 ところが、スタメンと交代を含め、14名を集中起用となっています。実は、「千葉」も同様保有選手政策をしましたが大失敗し、京都は、そこそこの成果・結果となっています。その違いは、キー選手が在籍しそこへ新加入選手を融合させた点です(千葉は、キー選手も移籍してしまい在籍ゼロでした..)。
 そのキー選手が「DF菅沼26・下畠24・石櫃33、MF山瀬35、FWダニエルロビーニョ27・有田25」の6選手。そこに、「GK菅野32、DF染谷30・本多25、MFアンドレイ24・堀米24・佐藤22、FWエスクデロ28・イ ヨンジュ25」の8名の14名で、起用選手が構成されています。
(※選手名横が年齢ですが、移籍選手は、「ベテランで運動量や能力低下傾向でJ1降格」の選手ではなく、『22才~28才のJ1SUBクラス選手』で、本当に、能力も移籍金も高い選手を加入させる≪資金量≫にビックリします!!)
 能力順選択起用方針から、帰結される内容ですが、起用選手の集中化は、長短両面を産んでいます。
≪長所≫・・個別選手は高能力により、個別局面勝負型=システム【4-4-2】型=で、「個」の力で、突破・打開・防御が展開出来るもの。また、共通理解・連携力は同一メンバーで、上昇し易く、結果にも繋がっています。
≪短所≫・・起用集中で、個別選手のフィジカル・コンディション調整に、大きく影響され、疲労・ダメージ回復の累積によるフィジカル不良・故障リスクが上昇してしまいます。この過酷環境期間は、厳しい影響・結果になりがちですね。
4.個別特徴
①パス数  ・・J2第12位で、パスサッカーレベルに大不足。
②シュート数・・平均14.9本〔J2第3位〕と上位レベル。
 内、枠内数・・平均 4.4本〔J2第3位〕と上位レベル。
   得点数・・平均 1.3点〔J2第8位〕で中位レベルに低下。
  ※「シュート力に課題」がありそうですね。
③クロス数 ・・平均12.0本〔J2第21位〕で、クロス攻撃に苦手。
④ドリブル数・・平均13.7回〔J2断トツ第1位〕MF堀米・FWエスクデロの2選手得意プレーで、主力攻撃パターンですね。
⑤タックル・パスカット・オフサイドトラップの守備データは、各J2第15・20・19位の最下位レベルで、不安定守備を示し、失点数結果に繋がる弱点。
⑥得点(攻撃)パターンと失点(守備)パターン・・集中した結果が出ています。
〔得点〕
「セットプレー」32%+「スルーパス」19%+「こぼれ球」16%=67%で、3つの得点スタイルに要注意! となりますね。
そして、得意攻撃は、逆に、守備の狙い目になりますが、
「スルーパス」は『パスの出し手の阻止、と受け手でのパスカット』
「こぼれ球」はロストボールへの奪取スピード勝負ですが、単体の「個」ではなく、『予測と連携・組織守備で勝負を征する』、となります。
〔失点〕
「セットプレー」42%+「クロス・ショートパス・ロングフィードによるスペースエリア攻撃」各12%づつ36%=78%で、特に、スぺースエリア攻撃とそこからのセットプレーが、メイン攻撃対象となります。

以上 基本項目を点検してみました。 やはり結論は、現在のチーム力も順位も、一時の物で、本来の実力は、J1クラス。ただ、チーム全体の 戦略・戦術、そして熟成期間の問題で、実力をはるかに下回る実戦結果としているもの!となりますね。
今の内、成長前に、叩き終わる事は、ラッキーですね!

京都のチーム点検でした。  有難うございました。


post by yuukun0617

15:33

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