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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2024年06月06日
ルヴァン杯PO・富山戦第1戦は、
・前半、特に開始から30分間、コンサ守備陣の混乱継続のまま、攻撃へのビルドアップ激減→攻撃回数激減で、中村大ミスからの自滅失点と攻撃チャンス喪失の負けパターン。
・前半30分過ぎ・後半、システム変更と選手交代、相手富山守備主導型変更、で、ビルドアップと攻撃回数回復→より攻撃的なプレーと積極プレー急増で、本来のコンサ攻勢時間帯が復活し、多数決定機とシュートするも、課題シュート精度の低さで、やっと同点獲得に止まった試合でした。
先ずは、
⑴試合のポイントと課題を確認しましょう。
この試合は、前半30分までと、その後は上記の通り、大きな変化が有り、ポイントと課題は大きく相違しています。
[前半30分まで]
ポイントと課題
①システム[4-1-4-1]でスタート。
本来ミシャスタイルでは「攻撃局面可変後システム」で攻撃局面の攻撃5枚・守備5枚体制。直近リーグ2試合で導入し、意図は「3CBの左右脇スペースをカバーするSB設置」でしたが、そんなシステム是非の前に、「最終ラインからのビルドアップでの第1パスミスとCB2枚の予測欠如の不安定ボール保持」の多発と失点・敗戦が継続となり、その失敗による自信徹底喪失とチャレンジ積極意識極少となり、コンサ最終ラインから、ボール廻しだらけで、攻撃陣へのパスが出ず、攻撃回数激減で、支配率は上昇も、自陣内の有効パス皆無と、自ら攻撃停止としたもの。中村・家永・高尾は、前線パスプレーを避け続け、小次郎のミドル・ロングパスに頼る場面だらけでした。
②コンサ守備陣の、重大不注意とミス多発。
完全に富山攻撃に後手後手となり、中村・富山放り込みボール対処での状況未確認による不注意ボール保持で、単純富山・唯井プレスでボールプレゼントとなり、そのままペナルティエリアで、フリーとして先制失点。また、家泉の判断ミスや不用意プレー、GK小次郎は先ずまず合格プレーでした。
③少ない攻撃時も、選手距離間が遠く、パス交換低下・ロストとなり、有効攻撃縮小。
④パス数と連携低下で、戦術ポジショニング未達で、走量不足。
✳︎問題だらけですが、何より、メンタルとマインド負けに、意識認識低下では当然の走り不足、で、コンサチームプレー、完全破綻。富山の「シュート低精度」で1失点に止まっただけで、高レベルチーム対戦なら、ここで大量失点当然の試合内容でした。
[前半30分以降・後半]
⑤HT:田中宏武→菅、高尾→馬場、66:高尾→出間、80:大森→木戸と選手交代。問題の家泉・中村は教育的意図で継続。スタメン積極姿勢選手の原・田中克幸、小林・長谷川、に、途中交代選手で、メンタルとマインドが劇的改善し、攻撃姿勢・アグレッシブプレー復活となり、同時に、走力復活で「走り勝ち」、適正ポジショニング。
⑥システム[3-4-2-1]のミシャスタイルに復帰。
後半、富山が、前半30分以降・6連続セットプレーのコンサ攻勢への対策として、[4-2-3-1]→[5バック]にシステム変更となり、富山のハイプレス激減で、3CBでのビルドアップはフリー状態となった事も重なり、通常、コンサビルドアップ復活し、一挙にコンサ攻撃回数急増の攻勢時間帯となりました。後半、富山のカウンターも、走り勝ちレベルまで走力上昇となり、即時奪回多数で、皆無まで阻止されました。
⑦攻撃バランス・全員攻撃参加となり、選手距離間縮小で、連携・コンビネーション復活、多数決定機・多数シュートまで上昇し、あとはチャンスを決め切れるかのシュート精度・決定力次第となり、しかし、低シュート精度は変えられずにギリギリ、長谷川クロスが流れ込む同点獲得に止まったものでした。
ここで、速報試合スタッツを記載しておきます。
コンサ 富山
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 61 68 65 39 32 35%
決定機 5 7 12 2 1 3回
シュート 7 11 18 6 2 8本
枠内数 0 5 5 1 0 1本
得点 0 1 1 1 0 1点
パス数 293 433 726 160 124 284本
成功率 80 84 82 70 62 66%
コンサ個別シューターは、
長谷川 シュート4 枠内1 得点1
原 3 0 0
家泉・田中克幸 2 1 0
岡田・大森 2 0 0
中村・木戸 1 1 0
小林 1 0 0 の9選手で、シュート精度課題です。
⑵次戦への課題
上記の通り、第1戦での評価から、次戦への課題は、
⑧消極マインド・メンタルの払拭・改善〜第1戦前半終わりから後半で復活した自信に拡大する、本来の攻撃・アグレッシブ姿勢のマインドとメンタルを標準化し、攻守で実現。
⑨ミシャシステム復活から、ビルドアップ、攻撃開始、攻撃バランス、選手距離間適正化、運動量発揮で走り勝ちと適正ポジショニングで、戦術プレー展開。
⑩多数決定機・多数シュートを実現し、そのシュート精度改善練習で、得点力急増し、複数得点獲得を実現。
⑪ケアレスミス撲滅、プレー予測活発化。
との4課題です。
次戦は、試合スタートから、第1戦後半の、コンサ怒涛攻撃を、展開実施し、本来攻守を完全復活させる試合です。
「ゆっくりから急速に」へ、事態と状況は前進しました。
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