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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜231)今シーズン・最終期の「選手層」現況、来季への問題点

2024年11月24日

 本日、2024・天皇杯決勝で「今季試合を象徴する、神戸完勝」で、2019・バルサ神戸の「天皇杯優勝」から5年振り制覇でしたね。

 G大阪の「守備主導・攻撃力低下」が、最後まで響くと共に、

神戸・現行現実化スタイルの「最前線高球際強度ハイプレスと堅守の総合的守備力、速攻とパス廻し併存でパータン・スピードが全面発揮の強力攻撃力」は、「プレー力と、思考と創造性・変化への柔軟性と最適性の頭脳勝負を征する[勝利メンタリティ]と、極めて高い選手能力揃いの選手層」により、G大阪を圧倒した試合を実現した、完勝でした。

以前は、殆ど「戦術指示・実践」に苦悩していた吉田監督は、昨シーズンで完全に浸透・徹底に成功し、本日試合も、事前想定通りの試合展開・勝利を掴んだものでした。

「吉田時代」となりましたね。

さて、そんな他チームの跋扈・大活躍を傍観していても、

我らのコンサは、「只管に、トレーニングに徹する」、という事で、

本日、天皇杯試合の裏側で、

道内・決勝戦模擬戦・北教大岩見沢校との「45分×3本」TMで、

①本目 3-0 ②本目 6-0 ③本目 5-0 計 14-0 大勝利 となりました。

主力組は、①本目・45分+②本目25分 「70分」

 浅野2点・駒井・白井2点・武蔵 の6得点

サブで、 ②本目・20分+③本目45分 「65分」

 原・出間3点・小林2点・長谷川・キングロードサフォ の8得点

と、コンサ・チャンスを確実に得点実現とした、圧倒内容、と推測できますね。

また、

実戦での「スタメン・プレー時間」=「70分」とした、トレーニングの様でした。

チームは、「可能な事・出来る事を、ひたすらにトレーニング!」ですね。

さて、

最終盤にまで進行し、

【最終期の「選手層」現況、来季への問題点】を確認してみましょう。

比較は、

2024・最終期と2024・7月中断明け期と2021・最終期 の3つの段階での選手層評価で、

[❶3年前・2021最終期選手層]~[❷今季・中断明け想定選手層]~[❸今季・現状・最終期選手層]の比較です。

比較基準は、ズバリ<個別選手の能力と実績のJカテゴリー分類(J1L・J2L・J3L)>による選手数です。

※極めて主観的評価・判定となりますが、客観評価と傾向は似るものと考えます。

    J1レベル J2レベル J3レベル (名) 

❶2021 16    5    5      J1L選手名/菅野・田中駿汰・菅・福森・高嶺・ルーカス・金子・宮澤・駒井・チャナティップ・ミンテ・青木・小柏・小野・ジェイ・岡村 下線選手8名・移籍流失

❷想定 22   10    6

 J1L選手名/菅野・高木駿・高尾・ミンギュ・中村・岡村・菅・宮澤・青木・駒井・長谷川・浅野・スパチョーク・荒野・近藤・田中克幸・カン・馬場・小林・ジョルディ・バカヨコ・白井

❸最終 13   10   14

 J1L選手名/菅野・高尾・ミンギュ・中村・岡村・菅・青木・駒井・スパチョーク・近藤・馬場・小林・武蔵 下線選手12名が、他チームオファーの高確率候補で、流失リスクの高い主力ですね。

この通りの、3段階・時期の「選手層・レベル」で、比較すると、

⑴ J1レベル選手数は、

  2011・16 ↗ 2024中断期想定・22↘ 2024最終期実績・13名 との推移で、2011のチーム構成比61%から、大きく激減し、今季中断期はチーム構成比57%の想定・見通しが、

現状はなんと驚愕のチーム構成比35%と、

戦績・実績での選手層は、既に、J1レベル・平均選手が崩壊し、「J1レベルはスタメン一部のみで、平均選手レベルは、J2~J3の間レベル」、という事でした。

 現在戦績は、「選手層レベル通りの極めて当然結果」との結論しかありません。

 【完全に、選手層構成失敗による、今季戦績低迷】という事です。

同時に、

リーグ界の定評とされて来た「ミシャサッカーは、選手を大きく成長させる」との公式は、

実は、既に「過去の遺物」で、

現在は、コンサとミシャサッカーは、「選手成長力・育成力を喪失」し、

現実は「リーグ最低・選手J1レベル達成率」を証明するものです。

この原因の確実な一つが

「トレーニングメニュー・内容の【部分欠如・欠落】」だ、

という事も、ここ数シーズン連続する「選手コンディション管理・訓練の欠落を原因とする大量故障離脱発生」、「経年戦績低迷原因・課題のシュートプレーレベル破綻放置」に、露出し続けています。

⑵現在「J2レベル・10名、J3レベル・14名」、

ここに、現在レンタル選手のチーム復帰「5名」は、「J2レベル・福森1名、J3レベル・岡田・西野・中島・大森4名」で、

「J2レベル11名・J3レベル18名」と、

下位レベル選手の過大・過重保有で、

「チーム実戦戦力を低下させる選手保有」と「実戦に未達レベル選手大量育成の負担~資金・時間・低必要部への実施の負担」で、チーム運営は極めて困難としている現状ですね。

この通り、

チーム「選手保有」は、

J1レベルから大きく転落し、J1維持はほぼ不可能な選手構成だ、

という事ですね。

⑶来季選手保有ーも、重大懸案が存在。

現在、選手保有数は、

A契約選手・・32名、C契約(新加入・木戸含む)2名、

+アカデミーからの育成・2種登録は現在3名

ここに、上記、レンタル選手(全選手A契約)5名が、復帰合流となれば、

「A契約選手・37名」、「C契約選手2名」、+「育成@名」と自動的になります。

しかし、コンサの「2025・A契約保有可能選手数」は、

2025・リーグ基準「27名」、+コンサHG(育成選手)「8名」 = 【 35名 】限度 となります。

上記の「A契約・37名」では、

【2選手数可能数超過】となるため、

【2名・チーム保有原因=契約非更新・放出】が必要、という事態です。

現存選手からの放出、レンタル選手の離脱・放出のどちらかの選択が、必要ですし、

そもそも、現在「選手保有の異常バランス」是正ならば、

今季オフシーズンは、

「厳冬・激辛・厳しい契約更改」必至ですし、

そんな事態となれば、「ミシャ不在で、歯止めが消失」との事態により深刻化し、「自らチーム退団意思」選手の複数発生も、

大量選手流失リスク必至、となりそうです。

今季の低迷は、チーム戦績と同時に、

「個々選手の能力・将来・未来」にも大きなダメージを与えたものでしたね。

厳しい現実も、大切な課題で、全員で乗り越えるものですね。




post by yuukun0617

00:36

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