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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2025年01月08日
コンサは、2025・新シーズン「岩政コンサ」形成に向け、沖縄キャンプ初日を実施し、 J2チームの中でも「逸早いスタート」を切っているチームとなりました。
就きましては、1/8・10時時点での J2各チームでの「新チーム選手形成」状況を点検してみます。
結論としては、 ⑴J2・20チームの内、1チームを除き19チームは「新チーム形成完了」です。 即ち、 ・ほぼ既存選手契約手続き完了「新加入獲得」 ・「他チーム移籍オファー交渉」も終了または最終段階となり、 具体的には「選手1~2名」交渉を残すかどうか、との段階となり、 チームは、シーズン前・キャンプや事前トレーニング実施段階に進行しています。 つまり、19チームはほぼ遅滞ない「シーズン前トレーニング・準備」段階ですが、 「完全に新チーム形成が遅れた」出遅れチームが「鳥栖」です。 現時点で「既存9選手・契約手続き未了」で、その正否は「新規獲得交渉」の有無・継続となり、更に「新チーム形成遅延」となり、監督交代で、「スタイル・コンセプト入替え」が必要な所、その時間・期間を喪失し、「不完全指揮・指導のままシーズンスタート」が必至です。「小菊新体制は既に暗雲の立ち込める中」という事となります。 「有力チームの鳥栖は立ち遅れ・劣後」相当との状態です。 ⑵完成19チーム・未完成鳥栖の「新チーム構成」が判明しています。 その内容を点検・確認すると、とても「興味深く、重要なポイント」が判明しますので、お楽しみに。 では、その内容ですが、現時点[1/8・10時]20チームの「加入数・流出数・選手増減(再レンタル補正済)、残留数・継承率(加入数のチーム占率)」を一覧記載します。 クラブ 加入数 流出数 増減 残留数 継承率% 順位 コンサ 5名 9名 -2名 27名 84.4 1位 仙台 15 10 +6 21 58.3 10位 秋田 15 15 +2 23 51.6 16位 山形 8 13 -4 23 74.2 2位 いわき 11 11 +4 17 60.7 7位 水戸 17 18 +1 18 51.4 17位 大宮 11 11 +4 22 66.7 6位 千葉 15 14 +2 19 55.1 14位 甲府 13 14 +2 16 55.2 13位 富山 16 8 +8 22 57.9 12位 磐田 14 16 -1 17 54.8 15位 藤枝 13 13 0 18 58.1 11位 山口 16 16 +2 14 46.7 18位 徳島 14 19 -1 21 60.0 8位 愛媛 18 17 +5 16 47.1 19位 今治 9 16 -7 21 70.0 4位 鳥栖 14 19 -2 8※ 36.4※20位 ※9名契約継続手続き中 長崎 10 9 +3 24 70.6 3位 熊本 12 11 +2 17 58.6 9位 大分 11 11 0 24 68.6 5位 平均 12 13 +1 19 59.4 さて、各チーム内容を点検してみましょう。重要度順に記載します。 ①最大ポイントが、J2チームでは「大量流出・大量加入」が通常形だ、という点です。 これは、「J1チームにより、J2活躍選手を軒並み引き抜く」事態が常態となり、その穴・欠徐を補うため、「J3・大学・J2から有望選手、J1から最盛期を過ぎたベテラン選手、地元リターン希望選手」を大量加入させる、との構図・図式が理由ですね。 ここでは「弱肉強食・強者が勝者」との原則が、全面発揮とされる資本主義そのものの、世界、という事ですね。 その結果、 1⃣チームスタイル・同一戦術の継続は、「毎年シーズン開始時期に振り出しに戻る状態」にまで、引き戻され、低下し、そこから、「懸命に再度追求するしかない」との構図が常識。 2⃣1⃣の困難さから、「固有・独自スタイル追求」戦略を放棄し、「戦績至上主義」で、対戦試合毎、「相手チーム対策に応じた対策」が中心となり、結果として「堅守速攻」戦術が大勢・主流となっている。 3⃣2⃣のリアクション型戦略から、「守備陣」強化を主軸に、「少数攻撃でも得点可能な攻撃選手・ストライカー」中心に組立て、中盤選手は「ひたすら、ボール奪取・球際強度」のフィジカル型プレーに帰着する、という形です。 ※コンサの「加入数・流出数」は、J2リーグでは「最少チーム」で、また、「選手総数前年比-2名」は特段問題化する内容では有りません。 ②「残留選手・チーム継承率」は、J1比で極めて少ない。 ①で、その原因構図・図式を説明済みですが、 「前年から残留選手数とその選手チーム占率」は、 J1リーグ・チームとの決定的な相違点です。 この中、「毎年・前年大活躍選手」を抜かれ続け、大国柱・中核選手である程、前年サッカー・スタイルの継承は困難となります。その「代替する選手」の出現有無・成功が、J2リーグの成否という図式ですね。 その「代替・実プレーの成否が、そのまま、前年サッカー・スタイルの継承・発展の決定的要因」との状況・状態こそ、J2リーグの根幹環境・世界だ、という事ですね。 ※コンサの数値は、大注目・特筆です! ◎「前年残留数27名」は、圧倒的第1位数で、2位長崎・大分、4位山形、5位大宮・富山と並ぶチームは、そのまま「今季・J1昇格3チーム有力候補」揃いに、付合しているのは、当然ですね。 即ち、J2リーグ・上位争いチームは「消極的堅守速攻」ではなく「自チームスタイルの確立と追求、経年継続の継承実行チーム」だ、という事だからです。 ◎「継承率84.4%」・J2リーグ圧倒的1位 は、「残留選手のチーム占率」ですが、正に、「前年経験選手が、その課題と実績の上に、今季改善と積み上げを加算する」選手構成を証明する数値です。 岩政新体制・サッカーは、今季「継承と前進」を追求し、この「選手群・構成」こそが「コンサ監督就任希望」原因ですし、「今季・昇格ノルマ」の原動力という事です。
【コンサは、抜群・図抜けた選手層・選手構成を持っているのですね!】
J2他チームで、有名選手や有力選手加入は多数発生していますが、その実態と現実内容は、「ほんの僅か成功」に限定され、大半は「想定以下の実力・実績に留まる」事となる訳です。 「チームは目指すサッカー・スタイル・理念を持ち、その未来を追求し目指す」との本来戦略を、保ち続けたチームのみに、昇格・賞賛・歓喜を来る! という事ですね。
コンサは、極めて順調に2025を進み始めた訳です。
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