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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜⑺新チームスタイル〜岩政スタイル予想?!

2025年01月09日

 ここまで3回本ブログ(⑶⑷⑸)で、「今季コンサ選手層の優位性と指導陣能力大幅拡大、リーグ最速シーズン前準備=キャンプスタート」を点検確認し、極めて順調なスタート・進行を実感しました。 キャンプも3日目となり、「岩政スタイル・サッカーの表明とアピール、その実践トレーニング」がスタート段階から本格化となり、その片鱗も見え始めています。

本ブログでは、 1.「岩政キャンプスタイル」の確認 2.「岩政スタイル・サッカー」の理解挑戦  、とのWテーマについて点検確認です。

1.「岩政キャンプスタイル」 3日目となる沖縄キャンプは、ここ数年のミシヤキャンプと対比すると、正に「継承と前進」のスローガン通りに、「同様内容継続と変化修正」とが際立っていますね。 先ず、 ①ここ数年キャンプでは、[クール(ほぼ1週間)制]で1次キャンプを、4クールに分離し、各「クール毎テーマと到達基準を設定」し、その達成に向け実践トレーニングでした。 [岩政スタイル]では、 これまでの「クール制・明確段階設定を廃止」し、 「自然体」取り組みとも言うべき内容です。 即ち、 [トレーニング内容のステップ]は当然存在しているのでしょうが、「その到達時期とレベル設定」はそもそも「理想論」で、現実では「毎日のトレーニング成果の積み上げ」により「到達点」が成果となり、そこに「期限と到達レベル」は不要で、むしろ害悪となり、「現実無視の無理無謀トレーニング実施→大量故障発生」との最悪事態を招く、昨年までの状況を、極めて高確率で発生させ兼ねない、との判断・評価なんでしょう。 「単純理想論・夢想発想は現実として罪悪も産み、リアリスト・現実派の観点から、当然の判断と選択」と言う事です。 昨年までのミシャキャンプで「リーグ随一の激しく強烈なトレーニング」を誇り、自慢していた事は、指導陣・選手にも、きっと有りましたね。 言われれば、当然の判断・考え方ですね! 岩政が、「ミシャスタイルの路線継承」宣言、と同時に「現在では通じない、対処しきれなかった点は、現在策に合わせる事が前進となる」と方針化した理由・部分が、ここにも表れています。 ②1次キャンプ「ケガ人0」とし、その後2次キャンプ以降で「コンディションUP」を図る。 ①のキャンプ日程・設定変更にも記載の通り、これまでミシャキャンプの「高い到達点を設定し、それに強引に引っ張り、持って行く」「そのため、1次キャンプの早い段階にトップコンディションを作り上げ、その状態に更に負荷を与え、フィジカル能力を一気に引き上げる」とのスパルタ思考・考え方は、廃棄し、今季キャンプは、「過大負荷のフィジカルトレーニング」では無く、「適正負荷」と「回復・リカバリー」を反復し、シーズンフィジカル能力を準備・保持させる、との戦略・方針です。詰まり「1次キャンプでの、個々選手・チームフィジカルの追い込みはせず、2次キャンプの課題とする」という事です。 「故障選手を多数産む過酷キャンプ・トレーニング」は、過去の遺物・時代遅れ、という事で、「より科学的で、明確で間違いない個別選手管理の徹底」こそ、「現代型フィジカルコントロール」という事です。 昨年までの「根性論」から、「一気に現代最新型に転換」です。 ③「有力トレーニング手法は、ミシャスタイル・試合形式」を継承・継続。 「岩政スタイル」浸透には、「事前解説・イメージ構築」の上、「実践・試合形式10VS10トレーニング」が定番ですね。戦術・スタイル理解浸透には、「局面トレーニング・該当プレー反復トレーニング」などの「部分練習」形式は、「個々選手」トレーニング主体で、「組織・チーム連携」トレーニングとならないため、非効率・効果希薄となる訳ですね。個人への落とし込み・レベル強化は、全体・チームへの習得後に、個々選手のバラツキ・精度向上の施策で、キャンプのこの段階では無い、という事です。 ここは、「ミシャスタイル」継承・継続です。 また、1次キャンプで「練習試合TM4試合」予定との事で、これまでミシャキャンプスタイルの「毎クール最終段階・成果状況確認テスト試合」と、同設定となります。 実戦テストで「チーム力・状況・問題点」確認・テストは、同様に実施で、 その第1戦は、キャンプ1週間経過・1/15(水)/沖縄リーグ1部FCセリオ―ル戦で、現在実力・状況が証明されますね。 ④監督コーチ陣の「担当・責任範囲が明確」となり、よりきめ細かく・適切な情報把握・最適対応を実践。 この点は、これまでミシャ指導陣、指導管理体制とは、大きくレベル・ランクアップとなり、「科学的・最新最適」を追求でき、その成果は即座に表れるもの、となっています。 選手個々の感覚・メンタル・マインドは、「優しく、仲間意識の緩やかな空気・雰囲気」は一新・一掃され、「緊張感と期待感、充実感」の受け止め、反応となっていますね。 「岩政スタイル」は、マインド・メンタルから浸透始めています。

この通り、「岩政スタイルキャンプ」が、着実に進行し、新監督の希求する姿・スタイルに、極めて近く、その実行能力を持ち、最適選手が多数揃うコンサとの「親和性・一致合致性」が証明される「キャンプ内容・実践結果」がもう出始めています。

では、続いて

2.「岩政スタイル・サッカー」の理解へ挑戦 その理解のため、先ずは、実施されている沖縄キャンプ内容から確認してみましょう。 ⑴選択された基本フォーメーションは、 【 3-4-1-2 】で、ミシャ式の「2トップ・トップ下」型です。 しかし、キャンプ初期段階内容は、かなり多項目が、「暫定的」で、今後、大きな変形・変化を含むもので、固定・限定は時期尚早。 鹿島時代の失敗から、大きくモデルチェンジした、大成功ベトナム・東京学芸大の2チームサッカーではこのスタイルと4バックスタイルも実践していました。 ⑵新監督受諾時・チーム方針は、【継承と前進】。 「ミシャサッカー・路線の継承者」「真の攻撃型積極サッカー」「人とボールが連動する、観客も魅了するサッカー」「(岩政の)目指すサッカーを実践出来る選手が、7年間に亘り、同じスタイルを実施し続け、現存する」 との岩政発言は、「ミシャチルドレン・後継者の筆頭」監督、を証明していますね。 「継承」の意味・意図がそこに在ります。

しかし、その一方で、「革新的戦術も時間経過と共に、対策される」「10年でモデルは変わる。ミシャも幾つかアップデートし損なった。リーグ潮流の中、置いて行かれた所もあった。」 そのため、「新たな一手」「アップテートして前進させる」その先に「他クラブより先進的にやって行く」コンサが在る。 との発言こそ、【前進】=「修正・変革」の意味・意図ですね。 ⑶最直近・キャンプ方針【プログレッシブ&フロー】 [プログレッシブ]とは、「進歩的・革新的、前進、相手ゴールへ向かう、積極・ポジティブ」と発言され、「チーム・クラブ運営~チーム体制・運営~選手方針~試合戦略・試合戦術~具体的プレー」にわたり「考え方・方針・姿勢・メンタルとマインド、実施内容・プレー」を一貫・一致させる、との意味。  全てにわたり、「前進」スタイルを貫く、という事です。 もう一つの [フロー]は、とても意味の深く、極めて重要な考え方です。 良く使われている言葉「ゾーンに入る」と同意味として、その考え方を、説明・解説用に使用していますが、 その「ゾーンに入る」とは、 「全てを理解・認識し、技術・メンタル・フィジカルを備えた時、 【無意識に、瞬間的に、ひらめき、身体が自動的に反応・実行する】 との状態と実施・プレーを意味するもの」ですね。 という事は、 コンサ選手が、 「一瞬のひらめき、アイデア、発想、プレー選択、プレー実施」を許容・推奨する  =【選手の自由プレーを尊重する】」という意味です。 これまでのミシャスタイル・サッカーでは、試合三原則【・・・、規律を守る】との部分のとおり、 プレー・プレーポジションは「決まり事・規律」で、固定・許容されず、屡々「試合内で、大声で指示していたもの」でした。 しかし、これこそが、ミシャサッカーの「対策で封止、アップデートし切れない、リーグ潮流プレーに取り残された」原因の一つでした。 その縛り・封印は、岩政スタイルで「解除」となり、「規律で固定・想定されたプレーを更に超えるプレー」を試合・標準化する、との取り組み・スタイルとなります。 ミシャスタイルは、現代サッカーの「ポジショナルプレー」には到達していましたが、「5レーン戦術」「ストーミング戦術」、「中盤2次ボール回収」に大きく劣後をとりました。

この改善には、「同一レーン保持」ポジショニングのミシャスタイルは、打開策無しでしたが、そこは、岩政新スタイルで、明確・鮮やかに対策・対応・打破してしまうもの、だという事です。 「フロー」取得・到達は、「適正マインド・メンタル、高い集中と没入感、基準以上の技術・フィジカル・判断」が必須で、安易・簡易に到達するものでは有りません。( コミック「ブルーロック」ではしばしば取り上げられるテーマですね。 ) しかし、全選手がその取り組み意識、努力を追求する事で「トップレベル・能力選手誕生」の育成基準・試合評価基準、となるものです。

いずれにしろ「岩政スタイルは、基本戦術・約束の上に、創造・ひらめき・アイデアプレーが加わる」スタイルです。

⑷具体的プレー予想 岩政スタイルを解説し、コンサ・ミシャスタイルとの相似性を説明したユーチューブ動画が有ります。 その中で、盛んに解説・説明されていたのが、 「3人グループ」プレーで、 「ポジショナル優位の前選手・斜め前選手・低位位置選手で、トライアングル」を組み、 その3人が「一定回りで、ポジション転換を繰り返し攻撃前進や守備」をする、との仕組みで、 相手選手は、瞬間的にポジション移動のため、 「ターゲット選択・チャージ空振り・3人チームプレーで躱される」との事態に陥る、チームプレーが、 「岩松スタイル・サッカー」の本質、という事で、ベトナム・学芸大学の成功もこのスタイルを基本とするものでした。

これまでの、ミシャスタイルの「連続コンビネーション攻撃」の進化形ですね。

このスタイルには「ポジション固定意識型選手」では、浸透も困難、実施困難ですが、 コンサの様に「パスサッカー・コンビネーションサッカー」、更に「柔軟ポジション移動・転換=システム可変」が完全定着しているチームは、「岩政スタイルに絶好・最適」、と言う事でした。 このスタイルは、 〔攻撃〕では、[2トップ・トップ下]グループG、左右[トップ・SH・トップ下]G、[左右SH・トップ下・ボランチ]G、[トップ下・両ボランチ]G、と6個のGが形成され、その動きは「基本プレー・創造・ひらめき」で変幻自在となり、どんな相手守備も到達不能・無敵との可能性を持つ有力・優秀スタイルです。 〔守備〕でも、「個々DF選手の奮闘」スタイルを脱却し、[3CB]G、左右[GP・2CB]G、左右[GP・CB・SH]G、左右[CB・ボランチ・SH]G、と7個のG形成となり、連動したカバー力充分のチーム守備となります。 この「3人G」スタイルこそ、岩政スタイルの、攻守の真髄・真骨頂、最新・最先端スタイルを獲得する事となります。

いかがでしたでしょうか。 予測・予想も入っていますが、かなりの高確率で当確・合致するもの、と推測しています。 Jリーグに、J2カテゴリーですが、「新スタイル誕生」となるか、との瞬間です。 多大な期待で、その誕生を見届け、渾身の声援・エールを、新生・岩政コンサへ贈りましょう!


post by yuukun0617

20:55

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