カレンダー

プロフィール

中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

検索

〜進化〜(63)惨敗のルヴァン!原因と課題!僅か1日でリーグ戦?

2025年03月27日

 サポーター、関係者の支持を左右する手酷い惨敗! 「確実にサポーター減少!」=「支持減少」となる程の内容悪化は、岩政監督の説明を受けても、減少を止めるのは困難?! 今季の、「守備陣の個別プレーミスを主因」とする今季リーグ最多レベル失点・守備崩壊は、この試合では「中盤も含む崩壊」にまで拡大となりました。

 福島の超・特殊スタイル[中央密集突破]戦術に、コンサ中央守備が完全崩壊となり、6失点の完全破綻との結果。 その福島特殊戦術は、 [中央に、自選手を密集させ、短距離パスを連続させるだけの、超シンプル・単純戦術]で、その対策は、その「連続パスをどこかでカットするのみの単純対策」で阻止・停止出来る、原始的戦術です。  しかし、事前に、十二分に理解・認識する攻撃パターンに対して「予測準備した」にも拘らずに簡単に突破を許し続けた原因が、重要ですが、 「ボランチの適正対策の低下・非実施で、バイタル突破を許し、そのため最終ラインのCBが飛び出さざるを得ず、そのスペースに飛び出す別相手選手をカバー出来ず、GKのカバー出来ない決定機を許し、枠内率・精度の高いシュートで、大量失点を許した」ものでした。 詰まり、[ボランチの事前想定対策の放棄・不履行]が主因です。 具体的には、「適正ポジショニングとプレスバック守備をしばしば喪失」し、 中盤・中央に密集・数的優位とする福島にバイタル侵入を許し、フリーラストパスやシュートとさせた、コンサ自滅プレーで、主因は【荒野】に尽きます。

更に、前提問題として、 岩政想定・計算では「中央密集攻撃となるため、サイドCB外スペースは突破口とはならない」との認識から、[4バック]では無く、そのスペースリスクのあり、大量失点パターンだった[3バック]を選択したものと推測しますが、 [ワイド陣形VS中央密集陣形]との対戦となれば「中央での数的不利・突破]は必至です。そしてそこに、「守備をしばしば放棄・低下させるボランチを配置」すれば、この事態が極めて濃厚な事は、自明でした。 例えば、[3バック]でも、ワイド陣形では無く、3ボランチ=1アンカー+2インサイドハーフとする、中央型[3-5-2]ならば、ここまでの崩壊は有りませんでした。 因みに、荒野は「ミシャ時代の攻撃積極参加型ボランチ」のプレーでした。 しかし、その「代償はこの試合]となる、と言う事です。

これで、ルヴァンは消滅となり、リーグ戦集中・注力がより可能な日程に変化します。 リーグ戦連勝の中、「ボーとしたサッカー、過去スタイルのサッカー、誰か一人でも共通スタイルに反した、との瞬間に破綻」すると、強烈なメッセージとなり、チームのカンフル・戒めとなった試合でした。その意味のみで、貴重試合でした。

少しだけ、試合データを確認してみます。 ⑴速報データ     コンサ      福島    前半 後半 全体 前半 後半 全体 支配率53 51 51 47 49 49% 決定機 5  8 16  3  8 18回 シュート9  8 20  4  6 18本 枠内  2  3  7  2  4 11本 枠内率22 37 32 50 66 61% 得点  2  1  3  1  2  6点 決定率22 12 15 25 33 33%

①支配率のボール保持は互角で、保持優勢は失敗。推測では、パス数・成功率が 福島やや優勢で、パス僅か回し負け。 ②決定機・シュート数は互角。得点大差は、シュート精度の酷い格差=能力・レベルの低さが証明。

この通り、[大量決定機を与えてしまう低守備力]と、同じくらい結果を左右させた[シュート精度の大差=コンサシュート能力の低さ]による、大差試合でした。

問題の[選手別シュート内容一覧]を記載し、問題選手を確認します。

選手 シュート 枠内 得点 精度評価 原   5本  2本 0点  △ 中島  4   1  1   △ キング 4   1  0   △ 荒野  2   1  1   ◯ 佐藤  2   1  0   ◯ 田中宏 1   0  0   ✖️ 出間  1   1  1   ◎ 家泉  1   0  0   ✖️

*全シューター8選手、△と✖️が5選手のレベルで、個別能力問題に尽きます。 個々の練習に改善がかけられ、左右すると言う事です。決定機数の増加論では無く、シュート改善に尽きます!


post by yuukun0617

17:39

コメント(0)