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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~(70)重く固い扉を開け、「シーズン前進と成長の道」を走り出した・8節徳島戦勝利!

2025年04月06日

 我らサポーターも含めたチーム全関係者の「想定もしない苦闘と混迷」の2025シーズンを「打開・改善」する!、との懸命な努力・取り組みは、一つの山を越え、その重い扉を開きました! その扉の先には、「確かな成長の前進」となる道が有り、その道に踏み出し進み始めました! これまで、 ①節~④節・複数失点・得点失敗の連敗を経て、 ⑤節秋田戦の試合内容改善・快勝結果で、その打開糸口・方向性を見出すも、 ⑥節愛媛戦・低内容再発にも拘らず逆転勝利で、問題再発改善は果たせず ⑦節甲府戦・⑥節より更に低下、シーズン最低・最悪試合内容で、敗戦 ⑤節秋田戦で「掴み掛けた打開糸口・方向」を再び喪失し、敗戦によるメンタル低下で、試合内容以前の、「試合マインド課題」のプロ選手根幹レベル問題点が露呈した⑦節・前試合から、 「試合マインド・メンタル立ち直しと、戦術改善立て直し」の両問題点を、 同時改善を図る1週間となりました。 この1週間は、2025シーズン初めて、「丸々ホームに居て、トレーニング出来る]環境となり、ホームの暖かい支えは、酷く落ち込み、緊張の糸も張り続けてきたメンタル・マインドと、現実として累積していたフィジカルを、ゆっくり癒やし、回復させてくれたものでした。 その「ホーム力」を支えに、 岩政監督は、今季初めて、厳しくメンタルとマインドを問い正す「荒療治」で、「プロサッカー選手としてのアイデンティティと根幹認識」の根源から是正する取り組みを続け、「それに応えた選手を登用する」とのスタンスで、トレーニングを進行。 選手個々の立ち直りによる「本来プレー」を回復し、チーム再形成を進行したものでした。 同時に、「戦術問題」是正は、 ・直近・チーム弱点となっている「左守備」の安定感喪失 ・ビルドアップ第1・2パスの乱れ・ミス多発 ・寄せの速さと強さ低下の球際強度低下となり、前線ハイプレス・2次ボール回収・中盤ブロック低下 ・相手ゴールへのスピードと精度、チャレンジ意識低下 ・シュート精度未改善 と、多岐にわたり、同時改善を取り組み、 先ずは、 ①[3-4-2-1]守備フォーメーションは、「CBサイドスペースのエリアカバー困難」で、そのカバーを選手を変え試し続けるも、SHを下げる[5-4-1]しか対応無く、これは、得点差・勝勢場面・逃げ切りに使用のみで、結局、[3-4-2-1]守備は廃して、[4-4-2]・SB配置フォーメーションとした。 ②[4-4-2]フォーメーションでは、守備ライン・左サイドの不安定改善は、「高嶺」配置で、守備安定・左サイドからのゲームメーク・左サイドコンビネーション(高嶺青木白井+木戸)が、ストロングに転換しました。 ③最終ライン強化で、CBを「中村→西野」に配置変え。プレーリスク予測・対人強度・ハイボールが大きく改善となり、J2主流・ロングボール戦術にも、完全対抗の守備を確保となりました。 ④②③による最終ライン安定により、GP・CB・SB・落ちて来たDMの6選手によるビルドアップとなり、こちらも、相手ハイプレスを外すチームコンビネーションが上昇し、更に、前線ターゲット「アマディ」配置で、ハイプレス対策・ロングフィードの「ポストプレー」からのショートカウンター、との[コンサ式]が復活し、ビルドアップ改善となりました。 ⑤前線・中盤で、相手選手との距離を近接化し、マンマーク近くとした事で、相手へのチャージスピード上昇とし、同時に、相手「全保持ボールへ攻撃」との意識・実施で、前線・中盤の「相手チャージ、ボール奪取・回収改善」としました。 ⑥これらの守備安定化とゲームメーク向上は、そのまま、前線攻撃回数増加と、攻撃枚数増加となり、パスコース・突破コース増加で、一気に、相手ゴールへの進入増加を果たしました。 ⑦残念ながら、シュート精度改善は、個別選手トレーニング改善しか無く、①〜⑥の様な、明確な改善とはなりませんでした。

これらの結果、成果が多く現れ、昨日試合で、内容改善による攻守成長となりました!

この中、積み残しが、 ⑴選手メンタル・マインド・意識改善により、それに応えられなかった[甘い選手明白化と分離]となり、その選手は、昨年試合の実現事態で、「相当、自己の問題点、自身の追い込まれた状況」を深く自覚させられる場面となりました。 「ベンチ入りでも出場出来ない、更に、ベンチ入りが遠のく」事態こそが、チーム根幹・基盤の「チーム姿勢・雰囲気」を、以前の甘さを転換させ、プロチームとして前進・ステップアップさせた瞬間でした。 以前スタイル固執、自己スタイル転換低レベル選手は、「自己存在・アイデンティティの危機となり、一気に変化・転換する事を自ら選択」、との事態となり、ここから、急速に適正意識・認識選手が急増し、チーム全体に至る段階が間近です。 故障離脱からの復帰選手と重なり、試合起用可能選手が増加し、チーム戦力増加とのトレンドとなっています! ⑵シュート精度は、昨試合の接戦・ギリギリ勝利とした根幹問題点です。 「個別選手による自己トレーニングしか無い」との問題となるため、 前ミシャ時代には「チームでのトレーニングは排除し、やりたい選手のみ、フィジカルと相談し、全体練習後自主練実施は、妨げ無い」とのスタンスを貫き通し、結果、「シュート練習により精度を上げた選手は1人も出なかった」との事態で、多数シュートの悉く・多くが、[ゴール枠内]にも跳ばない[得点不可能シュートプレー]で、その決定機までの、守備~パス交換・個別トライの全てを、一緒に無意味としてしまう、無責任プレーとの酷評となるものでした。 岩政監督でも、個別選手の単独プレーで有り、個別努力を尽きる、との根幹は変わり様が有りませんが、明確な、チーム根幹問題点として、指摘認識され、ミシャの避けて通る姿勢・スタンスとは、完全に異なります。 [全員攻撃、全員シューター]思考・スタイルですので、全選手問題として、チーム解決を図るトライを期待します。 シュート能力・プレーは、決して、才能や個々選手で定められた固定能力では有りません!後天的=トレーニングにより、「発見と理解・実践」の過程により、大きく改善していくプレーテクニックです。特に、「プレー意識=考えカが、成否の過半数を超え、プレー直前までに多くが決定付けられ、沈着冷静であればあるほど、精度と成功率が上昇」とのサッカープレーです。 つまり、パスと同様、「意識とテクニック」の向上により、急速に、プレー改善・レベル上昇となる、もので、但し、チームスポーツのサッカーでは、ごく僅かな「完全単独プレー」です。 しかし、シュートコースを空けるプレー、囮となるプレーや、ラストパスの種類・タイミング・精度など、関連選手によるプレーが多数の、「プレーコンビネーション=連動チームプレー」となるものですね。 それでも、攻撃ラストプレーとして、枠内は当然、GKの届かないタイミング・ターゲット・内容のシュートを、最適選択・判断し、正確にシュートを運ぶテクニックと冷静メンタルも、鍛えなければなりません!

この様な、成果と課題がより明白となり、前進・成長への道が、明らかとなった、分岐点試合でした!

[この球際・メンタル・レベルを、これから30回再現]するトライの始まりです!

最後に、速報試合項目別データを確認しましょう!通例通り、走量はデータ無くイメージ評価、決定機数は試合カウント値、ハイプレス値は、試合カウントで、成功数/実施数、とのデータです。

     コンサ     徳島    前半 後半 全体 前半 後半 全体 支配率55 54 54 45 46 46% 走量 ◎ ◎ ◎ ◯ ◯ ◯
決定機 8  5 13  3  1  4回 シュート数 6  8 14  7  2  9本 枠内数 0  1  1  3  1  4本 得点  0  1  1  0  0  0点 パス数203 223 426 138 173 311本 成功率70 74 74 64 66 66% 奪取 34.3 33.3 34.0 34.8 34.9 34.8m ハイプレス11/15 7/7 18/25 1/1 0/0 1/1回 [データ値評価] ⑴支配率は、想定以下も、徳島前線守備は皆無で守備姿勢は消極型、一方、コンサは前線から積極・攻撃守備を実践し、ボール奪取位置は、自陣M’3rdの36mと低いものも、ハイプレス前半11/15回・後半7/7回・計18/25回で、徳島を圧倒・支配を継続。 ✳︎決定機は、コンサ優勢も、シュート精度の低さから、先制・追加点と成らず、結果として、圧倒の中、得点均衡が最終ロスタイムまで継続。 【シュート精度・決定力が最大課題】である事が、証明のデータとなりました。 この通り、 【攻守で徳島を上回り、全時間試合コントロールし、最後のロスタイムで、唯一の枠内シュートが得点】となったとの証明です。

シュート精度課題は、 個別選手別シュート内容一覧で、 選手  シュート 枠内数 得点 評価 アマディ 3 本  0本  0 ✖︎ 青木   2    0   0 ✖︎ 近藤   2    0   0 ✖︎ 白井   2    0   0 ✖︎ 田中克幸 2    0   0 ✖︎ 家泉   1    1   1 ◯ チェック 1    0   0 ✖︎ ゴニ   1    0   0 ✖︎ と、大多数選手が落第!とのレベルで、チーム根幹・全体取り組みとなります。

これらの結果、これからスタイル・戦術・スタメンとディサイダーサブメンバーは、決定され、昨日試合内容とレベルが、基準となりました。 この戦力確定は、かなりのハイレベルで、その同レベル到達・トップチーム入りは、現時点、ディサイダーサブまでに達していないサブ選手とは、かなりの格差が現実で、これまでとは完全解離し、そこに参加するには、更なるハイレベル達成が必須となりました。

次戦・水戸アウェイ戦は、 昨日試合内容を再現し、更に加算、との試合とすべく、準備開始です。


post by yuukun0617

12:41

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