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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2025年04月21日
ホーム連勝で、前試合・シーズン最低内容を払拭するを、見事に果たしました! 粘り強い身体を張った堅守と、これまでの積み上げできたパスサッカーの攻撃力復活となる勝利でした。 しかし、そのための対策は、 誰もが「想定外・意表選手配置」で、対戦・藤枝は完璧に対戦予測・準備を外されました。 本来、対戦「藤枝」のチームスタイルは、闘将・須藤監督の真骨頂「超超超攻撃サッカー」で、「強力ハイプレスで、相手陣ビルドアップ・パス廻し阻止、それ以前に、相手ボール保持を否定する」前線・中盤での攻撃型守備でしたが、 昨日試合では、「ハイプレスはほぼ封鎖で、攻撃型守備・ボール奪取失敗、しかし、ハイラインはそのままで、高い最終ライン裏を突かれるハイリスク」に陥るものでした。
昨日「選手配置」の意図は、 ほぼ最低通りの威力・効果を発揮し、藤枝・ハイプレス無効化、中盤均衡以上の優勢、前線想定ボール回し成功と、守備・攻撃を想定通り実行とした理由となりました。 その配置は、これまで「※経験の無い・乏しいポジション配置5選手」がポイント・肝・決め手です。 スタメン配置図は、 アマデイ 田中克幸※ スパチョーク※ 近藤 青木※ 西野※ ミンギュ 高嶺※ 家泉 高尾 小次郎 ※5選手と、定番ポジション5選手の合体・連携の融合型配置でした。 ※選手の各5選手毎の起用配置意図・目的は、 ①田中克幸・評価◎・・・「トップ下とアマデイ衛星・連動シャドー」役割で、[ラストパス・決定的繋ぎパス+決定機ストライカー得点役、前線での藤枝起点パス出しチャージ守備]が意図で、高いパスセンス・プレー予測と創造プレー・高精度プレーテクニック・高予測ハイプレスと攻守の高い能力で[最適選手]選択。 〜実際〜>見事に、その殆どを成功させ、試合MVPも当然の相手を大きく凌駕する実践でした。 ②スパチョーク[評価◯]・・・スピードなどの「サイド突破」を想定したものでは無く、「ゲームメーカー=左からの作り」役割で、サイドで[パスコンビネーションとドリブル前進・スルーパサー+高決定力得点獲得]を意図・目的とし、同様能力保持3選手~スパチョーク・青木・長谷川から選択。 〜>右サイド・近藤の突破が圧倒し、その影響で、左サイドへの「パス配球が想定以下数」に減少し、両サイド同レベル攻撃想定が、右サイド攻撃・主軸となったものでした。しかし、近藤の右サイド突破が低下・阻止された局面の2次プランとして、重要な配置との意味となりました。 ③青木[評価◎]・・・Wボランチも「攻撃バランス・ゲームメーカー+ラストパサー」役割で、[ゲーム構築パス配球・パスコンビネーション中心・ラストパス+ミドルシュート]を意図し、高精度パス・シュートのハイテクニック能力、沈着冷静状況判断とプレー予測能力、高いスタミナフィジカルのプレー持続力、に傑出した選手は、唯一選択。 〜>決勝点アシスト・ラストパスの通り、決定的プレーを実現、コンサ攻撃ゲームメークの中軸として、抜群のプレーを実現。 ④西野[評価◎]・・・Wボランチ「アンカー」役割で、コンサウィークエリア(左サイドとこの地点)の[バイタルフルカバー・最終ラインに落ちた局面のCBで、高い対人守備とハイボールクリア、ビルドアップ出口・攻撃繋ぎ]を意図・目的とし、守備能力・空中戦勝利・パスレシーブとパス能力、プレー予測力、何より、フルプレー持続力を完備する、適任として選択。同様能力の、宮澤・深井はコンディション落ちで、唯一選択。 〜>昨試合のコンサは、前試合までの、中央の脆さ・薄さを解消し、バイタルはほぼ完全封鎖となり、何より、最終ラインの家泉が出ざるを得なかったハイボール・放り込みは、西野が競り、かなりの確率で勝利し、結果、最終ラインを崩す、CB家泉を引き摺り出される守備は完全に回避・解消され、「流れの中、中央から突破決定機は、ゼロ」を達成出来、これは、西野アンカー配置が見事に嵌まったものでした。 西野の新役割・プレー幅は一気に拡大となり、スタメン定着に手が掛かりましたね! ⑤高嶺[評価◎]・・・これこそ、意表を突く想定外の「CB」役割! CBの最重要責務の、[ハイボール対処]は、同ラインで家泉、少し前なら西野対処で大きく低下、[相手FW・シャドー封鎖]と最終ライン中央での[司令塔]、[攻撃起点パスのゲームメーク]を意図・目的とし、 人並み超えの対人守備力、沈着冷静判断と予測で最適判断、高精度ロング・ミドルパス能力を兼ね備えた守備バランス選手は、高嶺以外居ない、唯一選択でした。 〜>並外れた体幹やサイズでは無い高嶺は、それを上回るクレバー頭脳で、危険ポイントを身体を張って粘り強く守り抜き、藤枝ゴールを2点ほど阻止しました。 また、試合進行・展開の中、都度最適指示・コーチングで、流れの中でのリスク場面大幅減とし、1失点に留める守備と、安定守備からの攻撃活性化を実現しました。 高嶺の高さでも、優秀CBを実証したものです。
この5選手に、本来ポジションで光明・真価を発揮する5選手が加わり、 チームは、「弱点が全く無く、ストロングポジション全配置」の理想形を形成してしまいました。 更に、途中出場5選手も、白井の意識過剰形プレー以外は、途中投入意図をフル発揮した合格プレーとなり、惜しむらくは、「あと3得点獲得」に手が届く局面も成功せず、「僅差・1点差勝ちで、結果として圧勝と出来なかった接戦勝利」となった、との点ですね。 実質的には、事前複数想定の中「最少得点差勝ち」想定通りが実現した試合で、 チームが予定した勝利を果たし、その事前対策〜実戦の全過程に、強い自信を掴み、次戦からの「対リーグ上位チーム連戦」日程を、力強く、次の試合に繋がり強化となる形で、進行し始めたものとなりました!
試合総括としては、 [全ポジションを自信高くストロング選手配置と戦術とする]事こそ、 これからに繋がり・作るものである、との結論が、明白となった貴重な転機試合でした。
最後に、速報試合項目別データで、確認していましょう。 いつも通り、前・後半の時系列推移記載です。運動量は、データ値無く、観戦イメージ、決定機数も、観戦計測値です。 コンサ 藤枝 前半 後半 全体 前半 後半 全体 支配率50 46 46 50 54 54% 運動量 △ △ △ ◯ △ △ 決定機 3 7 10 3 3 6回 シュート5 5 10 6 4 10本 枠内数 2 2 4 2 0 2本 得点 1 1 2 1 0 0点 パス数 166 129 295 138 192 339本 成功率76 72 72 69 71 71% ボール奪43 39 m 31 32 m 攻撃左16 34 % 16 4 % 攻撃中16 19 % 41 31 % 攻撃右68 47 % 43 33 %
上記データ値ですが、 ✳︎支配率は、リーグ上位同士対戦となり、格好。 互いに、[ハイライン守備]の縦コンパクトネス陣形のため、その高い守備ライン裏スペースを狙う「ロングボール・放り込み・ポスト戦術」となり、[藤枝・ディアマルカVSコンサ・アマディ対決=ポストFWを潰すCB対決]との展開。結構五分五分の格好で、互いに、そこからのショートカウンターも作動する拮抗展開でしたが、ポストから受け取り、ショートカウンターのコンビネーションやパスセンスで、コンサ優勢となり、決定機数コンサ優勢としたもの。 昨試合は、ポスト勝負は互角も、そこからのショートカウンター力の差で、コンサ優勢となりました。 ✳︎シュート精度は、少しずつ改善も、未だまだレベルで、「これからの改善と伸びしろ余地」を証明するデータです。 ✳︎前半・右サイドの崩し、後半・両サイドに拡大したもの。 ✳︎互いにハイプレスは無く、しかし、コンサは、前線〜中盤守備で、ボール奪取位置は、前半41m・後半39mの高さで、ピッチ・センターラインの攻撃守備でした。
最後に、岩政監督の涙〜深井復帰のくだりは、感動モノで、選手・チーム全員に大きなインパクトとなりましたね。 岩政監督の奮闘を期待し、より身近な存在、となりました。
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