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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜(80)岩政監督の「選手浸透度」?!

2025年04月22日

 これまでのコンサは、恐らくは、カテゴリーを通し、Jリーグ最高の「監督リスペクト度」で有り、それを誇り、更に、チームスタイルとしていた傑出チームでした。 言い換えれば、「絶対的レベルの選手・クラブ全体の信奉・信頼の浸透度」だった、と言う事です。 そして、「それを転換する」との今季トライは、 「Jリーグ過去最大の難関」となる事は、極めて当然、当たり前だった、と言う事でした。

現在状況を対比評価する場合、 「何と対比させるか」は難しい設問ですが、[ミシャ式・2024最終バージョン戦術]が相当でしょう。 あらためて、同スタイルを総括すると、 [基本]3-4-2-1から、 [ビルドアップ]4-1-4-1(1DM→DF LINEへ落ち、左右CB→SB、SH→シャドー高さ) [攻勢]2-3-5(1DMと CB→DFライン、左右 CB→2列目、SHとシャドーとCF→前線5トップ) [守備]5-4-1(SH→SB3CBで、5DF、DMとシャドーで、4ライン) の4形態可変システムで、 守備は、超攻撃型[オールコートマンマーク戦術]で、ボールやエリアでは無く、[人]に選手を貼り付け、「パス交換制限・阻止」をピッチ全体で実施し、常に「ボール奪取からの攻撃」で、特に[マンマーク型ハイプレスでの、多数ボール奪取からの、相手ゴール近くショートカウンター]威力はリーグ随一で、他チームが最も対戦したく無い筆頭チームでした。 しかし、そのスタイルの反動も強烈で、「マンマークを剥がされた局面での、守備全面崩壊破綻」「攻勢時ハイライン裏スペースへのロングカウンター」「相手攻撃切り替え局面での、ロングボール放り込みの跳ね返し失敗」などで、大量失点を伴うスタイルでした。 総括すると、「5レーン・ポジショナルポジション固定・起用選手固定」の現代型戦術と、リーグ先進超攻撃型守備「オールコートマンマーク」の混合スタイルで、強力な攻撃とそれに符合した大量失点の良悪どちらも持つチームでした。

対する「新・岩政スタイル」は、 「継承と前進」をスローガンとして、 「継承=プログレッシブ・前進スタイルを最大継承ポイント」とし、 「前進=変革は、  ・オールコートーマンマークの[人]守備からゾーンエリア守備へ転換、攻撃可変のスタートと守備陣形を[4-4-2(Wボランチ型)]へ転換、  ・ポジショナルプレー・固定ポジションから[新スタイル]・流動性ポジションへ転換、  ・試合起用基準を固定型から直前練習最高プレー選手選択へ転換」し、 その結果は、 シーズンイン・当初は、「新スタイル未浸透・前スタイル崩壊」による攻撃展開停止・得点獲得不能、大量ボールロストと対人守備とスペース多発で大量失点と、攻撃・守備破綻で連敗継続、 それも、直近に向け、少しずつ「新スタイル浸透・定着、それによる攻撃展開・決定機構築、フルスペースカバー体制浸透と球際強度アップ、ケアレスミスプレー減少、実戦で機能する選手明確化」とのチーム整備、攻撃・守備想定プレー発揮となり、 攻撃ゲームメーク・ラスト決定機が増加し、シュート精度も改善し「攻撃力増強」、 一方、永年の弱点・相手ターゲットポイントだった「最終ライン左右スペース・エリアカバー・守備」が、「4バックと適正選手配置」で、一気に安定化となり、最早・弱点スペース・エリア完全消滅、更に、ハイライン裏スペース、最終ラインへの放り込み・ストーミング戦術守備も、「選手最適・適性配置」で大きく守備力アップとなり、 現時点では、前スタイル・ミシャ式最終形対比で、主力流出を加算し、          攻撃展開  前スタイル  ほぼ=  現行岩政新スタイル 〇  決定機数  前スタイル  やや>  現行岩政新スタイル △  シュート数 前スタイル   >   現行岩政新スタイル △  前線奪取  前スタイル   >   現行岩政新スタイル △  中盤守備  前スタイル   <   現行岩政新スタイル ◎ ハイライン裏 前スタイル   <   現行岩政新スタイル ◎  最終ライン 前スタイル  <<   現行岩政新スタイル ◎ 攻守バランス 前スタイル  <<   現行岩政新スタイル 〇  選手浸透度 前スタイル   =   現行岩政新スタイル  この通り、攻撃は前スタイルの圧倒的威力には未達ですが、急速に前進・増加していて、シュート数とハイプレス・ボール奪取数減少は有りますが、そこからのショートカウンターは、現在の方が既に上回っていて、いずれ決定機数・シュート数も最強レベルに近接するもの。 守備面は、圧倒的に、前スタイルを凌駕し、「ザル守備・破綻守備」は完全脱却・撲滅との過程を進行しています。 そして、問題の「選手浸透度・信奉者数は、既に同レベル・リーグトップ段階」に到達しています。 岩政監督の性格・性質は、最早全選手・チーム全体に浸み渡り、「熱いハート、想い、選手への想い、清々しいまでの精神と行動の一致」は、全員の心を鷲摑みし、全員岩政・ダイキファン!と化していますね。

ここで、「新・岩政スタイル」の最新進化形を確認しておきましょう。

結論から言うと、 リーグどこのクラブ・チームにも無い 「完全オリジナルスタイル・プレー・思考の、最新・進化形サッカーが展開・実施されている」 との奇跡的現実が今、皆さんの目の前に繰り広げられている、という事と考えます。 いずれ、戦績結果で注目となり、「その理由となる内容の再確認」となった時点で、その「斬新さと創造的威力」があらためて発見され、大注目・波乱との状況が、予測、予想されます。

では、その最新・少し成長進化した内容です。 前スタイルで、現在リーグの大勢となった「ポジショナルプレー・5レーンスタイル」「そのアンチテーゼの、非保持・疑似カウンター型・ハイプレス・縦とスピード戦術の修正」とのリーグ現状への「根本的懐疑的疑問」の批判的姿勢からスタートし、 どちらも共通する「プレーポジション・ポイント指定・固定型サッカー」は、 過去同様スタイルがプレミアリーグで吹き荒れた時、短期間で全否定され、完全に想定プレーを完封された歴史が証明している通り、 「固定ポジション・ポイントに、複数選手か事前準備で簡易に、想定プレー阻止が可能」との対策で完封され、更に、この対策の打開・進化は、無理・困難、との評価から始まりました。 [固定ポジョン]の思考・プレーが問題元凶で、そこを打開する「新方法・新スタイル」から、

[岩政スタイル①]本ブログで、[フロー・流動性ポジショニングパス戦術]と命名した、 「攻撃時、ビルドアップ・コンビネーション突破局面で、相手予想・想定エリア=ポジションを、[フロー]流動性=動き続け・移動し続け、相手チャージのタイミング・プレーを外し、レシーブ・パスどちらも「フリーパス交換」とする、超最新・最高度戦術。固定ポジション否定=ポジショナルプレー否定=ポイントターゲット戦術否定となります。 シーズン当初に、チームに提示・提案された戦術は、この①スタイルだけでしたが、 現在、その「進化形」が誕生し、練習・試合実践となっています。 それが、 [岩政スタイル②][横ライン間スペースターゲット戦術]で、 従来、現在までの戦術は、 [5レーン戦術]・・4バックフォーメーションの4レーンの間(SB〜CB〜CB〜SBでの、〜縦スペース)を突く戦術で、[縦ライン間スペースターゲット戦術]でしたが、

これまで、CB・CBとWボランチ間の[バイタル]スペースは[特定エリア]ターゲットとされて来ましたが、 ここで岩政新発想・新発明で、 [リンク]・・相手守備1列目と2列目(ボランチ)間スペース [ホール]・・相手2列目と3列目(前線)間スペース、  を「使う=侵入し、ボールを繋ぎ・受ける」ビルドアップ、ゲームメークボール運び戦術です。  5レーンの縦スペースに対して、  新発想「横スペース=守備ライン間スペースターゲット戦術」です。 この通り、 「新・岩政スタイル」は、「どんどん進化形にバージョンアップ・[脱皮]を繰り返し、姿を変化させて行く」進化型サッカーだ、との全貌が、少しずつ露出・垣間見えて来ました。


post by yuukun0617

21:54

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