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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜(95)冷静客観観点で、試合データから昨日試合点検?!

2025年05月07日

 前ブログは、想いと熱量で「昨試合本質」についての投稿でしたが、 本稿は試合速報データの分析・点検により、冷静・客観的に昨試合を解析してみるトライです。本当の姿を探ってみましょう!

では、その素材となるデータ値を一覧表示して始めます。       コンサ       磐田      前半 後半 全体  前半 後半 全体 ①支配率 50 55 55  50 45 45% ②決定機  8  6 14  10  4 14回 ③シュート 8  7 15  13  3 16本 ④内枠内数 2  5  7   5  0  5本 ⑤枠内率 25 71 41  30  0 21% ⑥得点   0  2  2   3  1  4点 ⑦パス数 204 292 496   197 156 353本 ⑧成功率 73 72 72  74 66 66%

⑨[得点・失点・選手交代] 1;FW倍井 謙 先制失点 20; OG・家泉 2失点目 25; DMF金子 大毅 3失点目 36;ゴニ→田中克幸、アマディ→サンチェス [3-4-2-1]へフォーメーション転換 HT;荒野→スパチョーク 64;青木→白井 70;FW倍井 謙 4失点目 71;近藤→長谷川 [サンチェス・家泉.近藤・スパチョークの4TOP・パワープレー・3-3-4]へ転換 77;FWサンチェス 1点目 81;CB家泉 怜依 2点目

⑩[チームスタイル]      <コンサ>           <磐田> 開始 保持・ビルドアップBU       ロングボールLB放り込み・                    擬似カウンター 1分                 LB・ターゲット高尾からのカウンター先制   BU第1ミスパス連続・ LB多数回 大攻勢   完全守勢 

20分 25分               連続追加2・3点目獲得                     大量得点差から守勢攻撃姿勢低下 36分 2TOP交代・3BACシステムへ転換 36~47コンサ攻勢失点阻止     LB主体へ戦術転換で攻勢 47分 5回決定機構築も未得点 50分                LBから決定機 HT 1選手交代          5分 LB・連動ショートカウンター攻撃へ転換  LB攻撃4分・選手交代後BU攻撃に転換 19分 1選手交代            24分                BU攻撃追加4点目獲得 26分 1選手交代・LB・4TOPパワープレー 31分 1得点獲得・同上 34分 2得点目獲得・同上 92分 LB・パワープレー・決定機3回も未得点   この通り、各項目データとなっています。その分析・点検は、、、

①支配率  事前想定では、両チーム・支配率リーグ最上位チーム対戦で、「ボール保持マッチアップ」~「ビルドアップ・ワイド攻撃」対戦=支配率均衡、との予想は、根幹で見事に外され、 磐田は「事前スカウティングで、コンサ守備ライン・両サイドを突き、そのポイントからのクロス攻撃へ、コンサで対応ミス多発で大量失点」との弱点パターンで、右ウイング・Jクルークス、左ウィング・倍井へのLB・ロングボール攻撃を主軸とし、そのため、ボール非保持指向で支配率低下攻撃を実施。 同時に、コンサ守備ラインを攻撃局面で、磐田前線も積極侵入となり、ハイプレスで、コンサビルドアップへのチャージとするも、ボール奪取は成功しなかったが、コンサビルドアップ・第1パスが、多数ミスパスとなり、⑧成功率73%との低率=パス途中停止=攻撃停止・相手カウンターとなり、それらが総合し、支配率均衡値となりました。 1分~25分までのコンサ守備陣大混乱・崩壊大量失点の理由は、磐田スカウティング通り・事前予定プレー攻撃が大成功した3連続得点でしたが、そのスカウティング通りに「両サイド守備ラインの低能力守備・ミスプレー」・その大混乱が、バイタル・荒野守備空白化で、家泉・西野CBの釣り出し・冷静クリアを喪失し、カオス発生となりました。

しかし、攻撃データ②決定機数・③シュート数・④枠内数・⑤シュート枠内率は、全てコンサ優勢、少なくとも同数・均衡で、 ⑥大量得点差の試合結果と大きな乖離・段差が有ります。 コンサ攻撃が、BUでは無く、LBやパワープレーの非常手段など、混乱・とっ散らかった攻撃では有りますが、②~⑤までの「得点への道・必要過程プレー」では、「優勢=得点寸前の途中までの攻撃力はコンサ優勢」、だったとのデータ値です。 しかし、得点結果との極端な乖離は「シュートプレー能力の極点な低さ」により、平均チームならば可能な得点に大きく未達との大現実問題!に尽きます。

そして、昨日試合のコンサシューター(シュート選手)は、8選手で、前線・中盤・守備陣の混成部隊です。 即ち、コンサ攻撃の心臓思考が「全員攻撃思想・思考」で、「どのポジション選手も、攻撃参加=シューター候補」となる、とのスタイルである限り、1名のストライカーを加入させても、昨試合なら+1点が可能であり、2-4が3-4で、矢張り敗戦!、という事。 全ては、「得点へのプレー増加」は達成済みで、その締め括り「シュート・得点実現プレー」の能力・レベルに尽きる、との結論です。   一方、⑦パス数・⑧パス成功率が、本来数値に大きく劣後・低下は、既述の通り、コンサの攻撃第一歩・ビルドアップ第1・2パスのミス=ビルドアップ不安定に尽き、攻撃の第一段階で、パス停止=攻撃停止+相手ボール保持からカウンターで、本来のパスサッカーを、自らミスで放棄・崩壊させた、という事でした。

⑨⑩選手交代と相次ぐプレースタイル・戦術転換は、逆境に転落したピッチを、無理やり・力任せで、必死に・全員の力を合わせ・個々の打開も含め、懸命に「流れ・磐田攻守を逆転するプレー」を発見し、局面を転換させ様と、足掻き・努力した全てが現れた姿で、少し「涙もの・・」ですね。 岩政・試合後の振り絞るコメントで「選手の奮闘・努力」を褒め讃えていたのも、良く理解できる所・感動部分!です。

以上  「データ値を再点検してみました・・・」でした。


post by yuukun0617

21:24

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