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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2025年05月18日
昨日試合は、事前想定通り、2つの意味を持つ重要試合となりました。 それは、 ⑴[新スタイルのチーム完成]と ⑵[選手意識でもチーム完成]の 2つです。
⑴[新スタイルチーム完成]は、 ①試合展開戦略[試合開始から前半スターティングメンバー内容、後半試合を決定するディサイダー・サブメンバー内容]の2段階内容の試合展開確立 ②そのための最適メンバーの確立 を基本軸とするものです。
具体的には、 ①の[2段階試合内容・展開]戦略は、 ❶試合フルタイムプレー可能メンバーと、途中交代見込みメンバーの組み合わせで、可能な限り「高強度・試合の流れを作る多面対応可能メンバー」を揃え、コンサ「優勢や圧倒、先制点獲得」を目指すと同時に、相手チーム試合コンサ対策を見極め、「その最善策を試合の中ピッチ内で構築し、試合優位を作る」内容となります。 そこで、先制・勝勢まで到達が理想形ですが、一定内容・対戦レベル獲得を果たす内容展開が想定内容です。 具体的には、相手を上回る・匹敵する[複数決定機・複数シュート]が標準基準です。 その内容となれば、「良い内容」評価・コメントとなる訳ですね。 ❷後半、「❶基準以下か、到達か」で選手交代を判断。どちらも、事前対戦対策を上回り、コンサ優位となるストロングスタイル選手を投入し、流れと決定機構築増加を図り、その決定機を決め、勝利を掴む、 との選手起用、戦術発揮戦略です。 昨日試合は、正にその定番化を目指すパターン通り! 前半・[複数決定機と複数シュート]を達成、ケアレスミス失点で「点数劣勢」も、試合内容良好評価で、そのまま後半、相手攻撃をほぼ完封し、コンサ攻勢展開とし、同点・逆転を実現した、「想定戦略勝利試合」でした。 ②の「選手起用戦略」は、 前・後半の内容転換戦略に則る選手起用で、残念ながら、中村の不測故障交代のアクシデントと、得点期待の「サンチェスと近藤」のシュート決定力不足で、複数得点・優勢展開とは出来ませんでしたが、それ以外は、事前想定通りに、試合内容転換の展開、そのための選手起用・各選手パフォーマンス発揮、となり、 この起用選手が、トップチーム形成メンバーとして「固定化」された瞬間です。 但し、CF・サンチェスのシュート能力不足・決定力不足は、スターティングには、不足している事が証明され、スタートは「アマドゥ」に、ベンチ途中投入「ゴニ」に修正でしょう。 この試合で、選手起用のスターティング主力とサブが、決定付けとなった試合でした。
もう一つの、 ⑵「選手意識でもチーム完成」は、 どんなに優秀戦術やスタイルを導入しても、それを実践する選手のメンタル・マインド次第で、現実パフォーマンスは大きな差が発生し、具体的各選手格差がチーム形成を阻害もするし、加速もします。 その最終段階では、理解済み・習熟実行選手と、それに未達選手間で、「何よりも厳しい評価・判定者は選手本人とプレー仲間選手」となりますが、その「選手自身同士での指摘・言い合い」が理想です。正に、そのものが昨日試合で発生し、[選手自身互いに高め合うチーム一体高い意識]段階に突入し、チームは、「メンタル・マインドでも新チーム形成・完成」となった、と言う事です。極めて大きなステップアップ!となりました。
この時点で、岩政監督から、これまでのミシャスタイルからの「前進」が形になった試合との認識から、これまでのチームの流れ、その相違点と共通点につき、あらためてコメントされています。 概要は、 ミシャの試合目標[3-1]:3得点と2失点まで許容スタイルの攻撃最優先戦略 に対し、 岩政監督・試合目標[3-0]:複数得点と、失点阻止の攻撃優先も堅守も併存の優勝チーム戦略への転換。 戦術・スタイルでは、 ミシャの「コンサ式」変形進化戦術:ハイプレス全盛時代となり、ビルドアップの安定性・安全性アップのため追加された戦術で、前線ポストとサイド・SHやWGターゲットのロングボール起点攻撃の[中盤飛ばしスタイル]、に対し、 岩政監督・ビルドアップ前進スタイルで「中盤経由」ゲームメーク主体、コンサ式のロングボールサブスタイル、との解説です。 そのどちらも、ビルドアップは当然、ロングボールでも放り込みでは無く、ボール保持型、コンビネーションパス交換、サイドチェンジスタイル、サイドの個別ストロング突破も加味スタイルで、ミシャと岩政の混合スタイル!と言う事で、そんな新スタイルでは、 これまでミシャスタイル戦略の、 攻撃最優先で失点も許容し、取られたらそれ以上得点を取る、との殴り合い・得点獲得勝負の派手・オープン展開では、得点力低下は即座に大量失点から敗戦必至となる、との事で、優勝を狙うスタイルにはなれない!との戦略認識から転換を図り、 優勝可能な守備無視戦略から、攻守バランスを持つチーム戦略・スタイルへの転換を目指している、とのコメントでした。
では、最後に速報試合項目別データ値を確認。 通例通り、前後半推移で記載。決定機数は試合観戦確認数。 コンサ 富山 前半 後半 全体 前半 後半 全体 支配率 56 60 60 44 40 40% 決定機 13 10 23 3 1 4回 シュート10 11 21 8 4 12本 枠内数 3 5 8 1 0 1本 得点 0 2 2 1 0 1点 パス数 251 316 567 178 152 330本 成功率 78 80 80 69 71 71%
✳︎前後半共に、コンサが圧倒した試合だった、との証明データが勢揃いです。 緊迫感は、先制失点、最少点差逆転となったためで、大量決定機・大量シュートが、全く活き無かった[低シュートプレー能力・レベルの決定力欠乏]問題で、シュートは完全単独プレーですので、完全シューター選手能力問題、で、最多シュート近藤・最前線最高決定機シューターサンチェスの能力欠乏に尽きます。
昨日コンサ個別選手シュート内容一覧は、 選手 シュート 枠内数 得点 近藤 5本 0本 ➖ 不可能 田中克幸 4 2 △ 惜しい 青木 2 1 1 ◎ チェック 2 1 0 惜しい サンチェス2 0 ➖ 不可能 アマドゥ 2 1 1 ◎ 中村 1 0 ➖ 不可能 西野 1 1 0 惜しい 原 1 1 0 惜しい この通り、昨日シューターは、9選手の全員攻撃スタイルでしたが、 ゼロ枠内選手は、最多シュート近藤と最高決定機のCFサンチェス、中村の3選手のみ、となり、6選手は枠内シュートプレーを果たし、得点可能性を創出していたもので、選手格差が明白です。
近藤の枠内ゼロは、3本が枠内へ飛ぶも、DF陣に跳ね返され、シュートコースが無いにも拘らず、シュートしていたものでした。即ち、精度はあるも、タイミング判断がダメとの内容!
サンチェスは、チャンス最多ポジションにいて、決定機を外し続けたもので、純粋に、シュートテクニック・判断の低さが露呈していました。そのままでは、ゴニ復帰、出間や中島・キング成長で完全に抜かれ、主力降格必至。
未だまだ、チーム全体の、練習後特訓[シュート練習]の徹底実施が必須!ですね。
田中克幸コメント通り、この改善で「毎試合2〜3得点獲得」必至となるチーム力!との指摘通りです!
チームは完成となり、シュート改善となれば、連勝タイミングがチームに到来!となります。 もうすぐです!
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