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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~(108)チーム完成?・一端選手選択は一歩後退、当面試合目標「3試合・2勝1敗」は?

2025年05月26日

 昨日試合は、期待感が膨らんでいた分、内容悪化・敗戦のショックは大きなものでした。 しかし、前々ブログ通り「当面試合目標3試合・2勝1敗」は、「前試合勝利と、次戦・仙台戦勝利」で、昨日・鳥栖敗戦も、岩政監督や選手、多くのサポーターの「想定通り」となります。 即ち、昨日試合・痛い敗戦も、次戦・仙台戦勝利で「取り返せる」展開、という事です。 因みに、「敗戦しないチームは無い」とのサッカー常識を無視する、「敗戦=監督交代論」はいいかげんしてほしい、ですね。 コンササポーターの美徳・最大特徴は「いつでも、どんな時でも、優しく、支える力」ですね。 自他共に認識し、時には「甘すぎる」との自覚や振り返りも有りますが、それでも、その最大コンセプト・心持ちは、大切に維持して来たもの! 辛くとも、負けずに、追求です。

しかし、昨日敗戦は、その原因が「チーム完成?・一端選手選択は一歩後退」となる「特定選手プレー」で、たちまち、立ち処に、「チーム全体=チーム連動プレーの破綻」を招く事態でした。 「当該選手は、田中宏武」で、「初交代・アマドゥ」では有りません。 試合後岩政監督コメントで、珍しくも怒りを隠さずに「前半、入りは順調に進行するも、特定選手がやらなかった事で、他選手・90%プレーは問題なかったが、その選手の10%を欠き、チーム停滞・混乱、2失点となり、後半・退場での10名体制となっても、想定内容に立て直り、内容は良かったもの。」として、「問題選手によるチームプレー破綻」を指摘・公表したものでした。

問題プレーは、 「田中宏武」が、「役割・チーム最低限約束プレー」を全く放棄し、そのため「チーム攻撃の停滞⇒守備混乱・破綻」との「攻守チームプレー停止」を引き起こしたものですね。 もう少し詳細に解説すると、 [田中宏武=これまでは、中村~高嶺~ミンギュ起用]の役割は、 ①守備時には、「左SB」として「担当エリアカバー」の守備で、相手「右SHマーカー」で、フリープレー阻止制限・ボール奪取の守備 ②守備→攻撃・切替時は、「左SH・WG」まで前進し、「サイド突破・クロス供給・逆サイドからの折り返し攻撃参加」の攻撃 ③攻撃→守備・切替時は、「相手SHマーカー」を最優先に、後退し所定ポジションでエリア守備 となりますが、 昨日・田中宏武問題プレーは、 ②攻撃参加・前進位置取りが「前半早々の僅か1回」しか無く、「SH→WG侵入・攻撃」プレーをしませんでした。 そのため、「直前田中宏武ポジション=SB」化となるCB高嶺が、「前の田中宏武がポジションを埋め続けたため、所定位置取り・そこからの長短斜め・攻撃起点パスを出せず、相手陣形を逆サイドに揺さぶり、スペースを突く右サイド攻撃が、完全停止、となりました。その攻撃パターン消滅で、高嶺やビルドアップは、中央・相手密集エリアへの「無理パス・ミスパス」となり、攻撃へ切替時のコンサ7攻撃選手・前線前進状態のまま、「相手ボール奪取からのショートカウンターが多数回炸裂し、守備陣形のギャップを正確パスで狙われ、2失点」となったもの。 <なぜ、田中宏武は、チーム根幹・約束事の自己責任プレーをしなかったのか>? 飽くまでも、推測の域では有りますが、かなり高確率で、 「守備力が劣る」との自覚・認識で、「相手SH・長澤(2得点目)、シャドー・西川の侵入を止める」自信・見込みも持てず、その不安が、「受け身・消極姿勢の守備担当位置・エリアから動かない」との判断・プレーをしてしまった、と言う事と推測されるでしょう。 いずれにしろ「選手として起用された限りは、その[プレー責任・役割への努力、実行]は、プロ選手の最低条件ですね! その違反、能力不安からプレー努力忌避は、[許されざる反チーム・反プロ行為」として、岩政監督は、そのメンタル・マインドは絶対に許さず、今後、田中宏武の起用は、遥か彼方ほぼ皆無、となった瞬間と、推察します。

田中宏武は、ハーフタイムで「ピッチ外」選択を受けて「大崎」と交代。 アマドゥも不調で、サンチェスも空回り・意図的イエロープレー連続でレッド退場も「ピッチレベルに遠く及ばない低内容」は、悩める「低能力外国助っ人FW」の悪夢でしたが、 寧ろ、以上「低調・3選手」がピッチ外となった途端、「チーム共通意識とプレーが実現」となり、「2得点獲得で、闘争心・集中と球際意識・プレーレベルを大きく低下させた鳥栖選手」の消極姿勢も影響し、後半は「コンサ圧倒・支配」、「決定機多数構築」を実現。 しかし、「シュート意識とプレー能力」不足が完全露呈し、 シュートチャンス・決定機に「シュートプレー忌避・パスやボール保持」選択が多発、 やっとの事、「シュートも枠内を外すシュートだらけ」の低能力が露呈し、 中島・1得点のみとして、2失点を上回れず、「痛く、惜しく、残念な敗戦」をまた積み重ねてしまいました。 岩政・試合後談話とおり「課題多数となるも、成果も確実に果たした試合」でした。

昨日試合の最大課題は、「選手最適配置・【最適解】の失敗」でしたが、 起用選手の見極めが前進したもの、との認識からは、一歩前進です。 即ち、次戦以降、「田中宏武・アマドゥ・サンチェス」起用は失敗、との判定・明確化の結果を活用し、次戦以降「選手起用序列変更」を実施し、最適解への試行・トライを推進していくもの、です。

最後に、上記内容・試合展開を証明する「速報試合項目別データ値」を記載しします。 ご確認下さい。        コンサ     鳥栖      前半 後半 全体 前半 後半 全体 支配率  50 51 51 50 49 49% 決定機数  2  5  7  8  2 10回 シュート数 3  7 10 12  6 18本 枠内数   2  2  4  6  1  7本 枠内率  66 28 40 50 16 38% 得点    0  1  1  2  0  2点 決定率   0 14 10 33  0 11% パス数   270  285 555 235 178 413本 成功率  84 83 83 81 83 83%   後半・コンサは試合を圧倒し、決定機数・シュート数も大きく凌駕しました。 しかし、シュート数の大きな劣後、枠内率・決定率共に、鳥栖と大きな差は無く、シュート数=シュート意識=シュートする勇気と意思で、鳥栖に大きく劣後する「シュートプレー能力・意識・理解」のレベル差が、大問題!最終的に、その差が、「得点差」の主因です。 そのシュート意識・勇気の希薄さ、判断の躊躇いが、ハイテク選手で能力不足では無い「青木・スパチョーク・長谷川」のシュートコース・チャンス機会で、積極プレーを欠き気味との事実は、今後に大きい影響となる問題点です。寧ろ、能力が劣る「家泉」の積極性こそが、正しい姿勢だ!との証明となるデータでもあります。 そんな、個別選手「シュートプレー」一覧は、  選手  シュート 枠内 得点  家泉   3 本 2本  0 惜しい・相手GKスーパーセーブシュートもあった  青木   2   0   0 バー直撃も枠外!、精度・意識勇気両方問題  高嶺   1   0   0 全然ダメ  アマドゥ 1   0   0 意識勇気、精度どちらもダメ  近藤   1   1   0 惜しい  長谷川  1   0   0 ゴール前ドリブル時。2回チャンス逃す  中島   1   1   1 意識勇気、意外な冷静さは〇  スパチョーク・田中克幸・サンチェスの「シュート0」は、意識・勇気の大問題  コンサ・シューター7選手。  対する、鳥栖は、10選手がシューターとなり、シュート意識勇気は、コンサを遥かに上回るもの、でした。 では、<シュート意識・勇気はどうしたら掴める・獲得出来るのか?>  答えは、とても、簡単・明白ですね!!  そう!! 【練習のみが解決する】との鉄則・セオリー通りですね。  徹底した練習内容と量により、テクニック・タイミングは身に付き、加えて、「枠に飛ばすだけでは無く、枠のGKの届かい所へ飛ばす、自然プレーを身に付け、それこそが、シュートする自信と勇気、積極性を掴め、更に、それら全てを、何回も反復確認し、完全に獲得」とする事です。 現在、全体研修後、「シュート練習」は常態化していますが、その参加選手の少なさ・乏しさ、その練習量の少なさは、「改善可能レベルには遥かに少ない」ものですね。 そんな拙い練習で自己満足している限り、永遠に「シュート改善」は不可能!! 徹底練習の「質と量」、その参加者が全FPとなる、との改善まで、コンサ「シュート課題」抜本解決はあり得ません!! まして、新加入選手獲得は、大海の水、砂漠の一滴との、言い訳・対応した振りにしか過ぎない、愚策の極論です。  抜本改善の必要性に、智将岩政監督が認知しない訳もなく、何らかの手当・対応が、きっと待っているのでしょう??

 いずれにしろ、昨日試合、もう少し!!でしたし、 シュート課題と選手起用課題を克服すれば、前試合・勝利の可能性・目は十分あったもので、次戦・仙台戦の対策・対応も、そこ次第!! 【2勝1敗】基準に戻し達成させるものです!!


post by yuukun0617

19:42

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