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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2025年06月05日
コンサは、昨日4日〜10日までの「7日間集中トレーニング」期、11〜13日「次戦・今治戦対策準備期」となり、各種トレーニング実践となっています。 その成果は、「紅白戦」のチーム内試合で判定とされますが、対外チーム対戦のメリット「不測外局面やプレー判断」は消滅しますが、現在のサブメンバー能力の上昇成果により、なまじ大学チーム対戦よりは、よりハード・限定的・激しい内容となるでしょう。 その評価では、「これまでとは際立つ大幅改善、変化」の実現、を求められている現在。甘さや緩さ・徹底不足とは無縁となる、極めて激しく、厳しく、妥協の無い、トレーニングが必須です。 果たして、そのレベルトレーニングとするか否か?、指導陣と選手の覚悟・決意表明・本心が試される中断期トレーニングです!
さて、本ブログテーマは、一試合毎の問題から、より本質・概念や考え方レベルの問題として「戦術と個々選手能力との関係性」につき、掘り下げ、今後の指針としたいと思います。
先ず、 [戦術の意味・定義]問題です。 ここでAIに聞いてみた答えは、 「戦術(せんじゅつ)とは、戦略で掲げた目標を達成するために、具体的な手段や方法を講じることを指します。戦略が全体的な目標や方向性を定めるのに対し、戦術はそれを具体的に実行するためのステップや行動です。」 即ち、ある目標や方針のための 「具体的実行のステップと行動」だ、と言う事ですね。 サッカーでは、 戦略は、チーム主目標と方針、更に戦績目標やチーム到達目標、 戦術は、「戦績目標達成の具体的段階毎手段とその実施・プレー」 となり、サッカー界常識的理解・内容ですね。 戦績目標達成の ①具体的段階毎手段と ②その実施・プレーは、 ①段階=ステップとは、 「チーム共通事前想定と理解」〜 「その準備実施」〜 「実行=プレー」 の3段階ですね。 そして、 その段階毎の①「手段」こそが、 「決まり事で、所謂[戦術]とされる内容」となる訳です。 更に、②その「実施」が、その決まり事・内容を、具体的にプレーする、と言う事で、「その実施も含めてはじめて戦術」だ、と言う構造です。 ②は、所謂[規律を守る=実践の責任を果たす]との意味となる訳です。
この広義の「戦術」と呼ぶべき、定義分析から、 「チーム共通認識、チーム全体準備〜段階毎の内容設定手順、それらの実施と規律遵守責任」の全体との、姿・構造が明らかですね。
そんな広義の戦術は、 第1に、[個別能力]との関係では、 共通認識:戦術理解・習得の高低度 全体準備:想定個別能力過不足・正しい励行度 実施 :想定個別能力過不足・責任ある実施 となり、各段階毎に、能力過不足と約束通りの実施度が問われます。 即ち、チーム準備とプレー実施のそれぞれで、「必要能力の約束レベル発揮の責任」を追求される、と言う事です。 言い換えると、 「戦術を果たす想定された能力の実施」問題、と言う事で、 [想定個別能力の発揮か否か」の責任と義務を問われる訳ですし、 個別能力の増加は、「想定個別能力・プレーの増加」となるものです。
この考え方では、 「選手の現在個別能力を想定し、その全力発揮を果たす責任」システムが、戦術となります。 これからは、「目指す戦術」に合わせた選手獲得や配置では無く、「現在個別能力選手」に合わせた=[現在能力で可能な手段と内容]が戦術、となる構図・仕組みとなります。 ⇒戦術は、[現在選手・能力を最大化する手段・内容]だ、と言う事ですね! そして、そんな構図であるのに、「選手の全力発揮」を怠り、責任を果たさない事態こそが、戦術破綻であり、当該選手責任とされる訳となります。
しかし、この考え方とは、別次元の考え方・構図が、 「選手(能力)の、最適使用・組み合わせ方法」です。 謂わば「狭義の戦術」定義で、 具体的対戦想定で、「相手戦術に対し、少しでも有利・優位となる、少なくとも、互角以上となる方法や内容の立案」との考え方です。 フォーメーションは、 「自プレーからも、相手プレーでも、より優位・優勢を図ろうとする試行錯誤の、選手配置」ですね。
現実世界では、選手能力には、大きな差や相違が有り、[ストロングやウィーク]となります。 しかし、そのまま対戦ならば、「弱ければ負け、強ければ勝ちとなる」は当然で、それだけならば、「試合開始前に既に勝負が付いている」事となり、試合をする意味も極めて乏しくなってしまいますね。 そこに、複数選手の連携やチームプレーで、負けている筈の対戦相手を凌駕する、勝ち切る、とのやり方が必要となり、重要となります。 即ち、「弱点があり、そのままなら負けてしまう場面を、チーム・複数選手プレーで勝ってしまう」との[弱者対応策]が戦術との定義です。 「全チームは、必ず弱点を持ち、その対策が必要となる事から戦術必須!」となるのがサッカーの現実ですね。 本来・出発は、弱者対応策でしたが、 「ストロングもより強大化で、相手撃破を大きくする」事も必要となり、 [弱点対策・長所増大]のどちらもを追求するため、 「最適となる、チームプレーを想定・設定し、全体チームで準備、個々選手実施・責任全う」となる訳です。
ここで、「選手個別能力」との関係性がポイントとなります。それは、 チームプレーとして求める「個別選手能力が高いほど、チームの求めるプレーが変化する」との構造で、 例えば、「選手個別能力が高くなれば、そのままチーム=チームプレーとして求める内容は、より高能力プレーとなり、チームプレーがよりスピードや威力や精度を高く、更に可能なプレーを増加し、強力なチームプレー増加」とする訳です。
前段記載の、「選手想定能力の発揮責任」論に加え、「チーム力を増加・強化・進化させる方法・手段」の成長・強化、に直結する[個別選手能力]、との構造が結論ですね!
この結論を使用すると、 [選手能力が低下しているのなら、戦術も低レベル化への変化]が必要となる、と言う事で、 コンサに置き換えると、 攻撃戦略による各種攻撃の現行戦術が、 現在選手能力が低下した!と言うのなら、より基本形や守備主導型は変更が適当!となります。 しかし、現在、能力低下の選手は、誰でしょうか? 実際は、故障で一時的にチーム離脱の主力選手が発生しただけで、 本来選手能力が軒並み減少、との事実はありませんね! 確かに、戦術で責任プレーを実践しなかった選手は発生しましたが、それだけです!
コンサが、戦術劣化させる理由も、必要も全く無い!事が証明されていますね。
現在戦術をより深く浸透させ、実践度100%の責任プレーとし、更に個別能力上昇で、チーム可能プレーを強化変化させる機会が今!ですね。 かなり、理念テーマで、失礼致しましたが、結構大事な問題でした。選手能力と現在戦術との関係性結論は、これから役に立ちそうです。 有難うございました。
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