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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2025年11月14日
2025シーズンは、色々な想いと現実・現状の上、「ゆっくりと終了の時」を迎えます。 コンサには、とても厳しく、困難なシーズンを進行し、多数のダメージと現実、少しの希望や夢や期待で、終わりますね。
リーグ全体も、2025シーズンは、各種の節目・ターニングポイントとなる「動向・潮流転換シーズン」となりそうです。 来る2026シーズンのリーグ動向を考察してみます。 2026シーズンは、画期的な「リーグシーズン期移行・本番期」となり、その対応・クラブチームの適合が、メイン課題である事は間違い有りません。 それは、目標も課題も、カテゴリー間で大きく相違し、J1、J2・3で二分離となります。 それは、移行期のリーグレギュレーションが大きく相違しているからですね。 戦績賞金・特典(ACL権)で、J1主体、J2・3補填と、完全に大きくカテゴリー格差を付けた内容です。
J1は、 「J1百年構想リーグ」として、 ①2025J1リーグのACLエリート枠を「通常の3枠」から「2枠=2位まで」とする。 ACLエリート枠を「1枠」は、1位クラブに付与。 枠の順番 1枠目:2025明治安田J1リーグ:優勝 2枠目:明治安田J1百年構想リーグ:優勝 3枠目:2025明治安田J1リーグ:準優勝 ②賞金 1位 1.5億 2位 6000万 3位 3000万 ③理念強化配分金(競技順位) 総額8.1億円 理念強化配分金(人気順位) 総額2.7億円 特別助成金(1~20位まで) 総額1.2億円 とされ、分厚い賞金と、ACL権=ACL参戦賞金獲得が待っています。
一方、J2・3は、 ①昇降格停止が、2027・8まで継続し、特典無しが継続。 ②賞金 1位1500万・2位650万・3位300万、特別助成金(1~40位まで)総額6,000万円 賞金はJ1総額12億4千万、J2・3総額8450万と、16倍の差で、 完全に、 「クラブとして成立・成長」を認めるのはJ1チームのみで、 賞金・特典・リーグ配分金も「僅か・名ばかり程度」で、 「J2・3チーム」は、経営収支・クラブ規模内容・選手保有も、「赤字・クラブ資格喪失」か、「極めて少ない収支に見合う規模・内容、選手保有」と、 [クラブ・チームは縮小均衡・地域スポーツ縮小]との、リーグ戦略との実態で、 【Jリーグ・全国普及とは真逆で、クラブ選別の上強者クラブのみ存在・存続を許可】との、全国サッカーには「冬の時代」とするものです。 現在、J1リーグチームも、降格の瞬間「負のスパイラル」に陥り、逆に、停滞するJ2リーグで上位昇格となれば、「圧倒的にJ1劣後チーム力を、何が何でも、強引に補強し、シーズンを戦う」事となるも、そんな付け焼刃で「J1残留至難」で、1年陥落も常態化となる事でしょう。 結果として「現在・J1強力チームのみが、リーグ全収益の大半恩恵を受け、成長継続」、それ以外チームは「J2・3常態化」との将来が濃厚です。 この通り、2026シーズンからは、リーグレギュレーション変更により、「J1成長、J2・3衰退時代」のスタートとなるのでしょう。 そもそも、こんなチーム・クラブ格差拡大戦略を、「なぜ、リーグオーナー会議で賛同とし、承認した」のでしょう? 今や、サッカー観戦・サポーター活動は、「入場の上現地参戦」、その数倍となる「DAZN観戦」との現況ですね。 その「入場者数収入」と、「DAZN観戦者有料支払額」「スポンサー支払金」では、最多額となる「DAZNによる代償・フィードバック支払い」が、リーグへ支払われ、賞金・配分金の原資となります。 その収入額は、各チームで相違しますが、J1チームが圧倒、J2チームは劣後とは限りません。寧ろ、J1低値チーム<J2高額値チームとの実態ですし、同一カテゴリーでも、チームにより千差万別・高低します。 しかし、チーム努力・各チームサポータ努力とは、無関係に、J1優遇レギュレーションは、実態収支と全く連動せず、逆パターンも多数あり、「正当なレギュレーション」とは到底理解不可能な内容です。 野々村チェアマンは、そんな不明人間では無かった筈ですが、もう完全に人・考え方・価値観が変化したのでしょうね。・・・理解・納得不能!!ですね。
いずれにしろ、 J1チームは、「ACLで勝ち抜く戦術・スタイル、チーム力、個々選手能力」を追求するシーズンとなり、リーグ戦も「高い報酬・待遇をもとめ、ハイレベル強度・サッカー」の達成・実現、その戦績が目標となる、「ハイレベル・ランクアップ」姿勢で、「戦術・スタイル」は[非保持型・疑似カウンター・ハイプレス]スタイルは一段落・採用チーム減少となり、[球際強度のボール奪取、ハイプレス、縦・スピード攻撃]指向で、各チーム独自戦術ですが【徹底実践度】勝負がトレンドとなるものと推定します。 一方、 J2・3チームは、「リーグレギュレーション悪化」により「経営収支・クラブ規模・選手保有の全面見直し」が全体動向となり、「保有選手数低下、現行主力選別保有+低年俸若手サブ選手の選手保有で総年俸低下基準保有、クラブ体制縮小」が趨勢となりそうです。 戦術・スタイルは、上記チーム縮小を受け、「選手能力の育成成長」戦略がチーム中心戦略、となり、その結果、戦術理解低下となり、「より基本型・戦術理解易しいスタイル」が流行となるも、「走力・スピード・球際」強化、「縦攻撃主流」となるものでしょう。J1の「戦術実践度追求」は、メンタル・マインド、テクニック、フィジカルで落ちるため、それ程追求しても「ミス多発・個々弱点」は大きな改善とはならず、「低レベル・ランクの戦術実践が、下位カテゴリーの特徴」となるのでしょう。
2026からは、とても、極めて、困難な経営・チームスタイル・チーム形成となる、と予想されますね。 明るい未来は、遥か遠く、との予想となりそうです。
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