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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜(253)番外編〜名古屋・ミシャ監督引受の理由を推測?!

2025年12月10日

コンサのオフシーズン動向が、あまりに出てこないので、「番外編」として[名古屋・ミシャ監督引受理由]考察をしてみます。

現在68歳・心臓病を持病とし、2024シーズンでも、決して万全体調では無く、「コンサ退任の主因が、体調不良と過酷な緊張とストレスによるメンタル不良」で、日本での「チーム指導者も最早97%終了。但し、残る3%は、大好きなサッカーだから、心身不良が快癒したら復活の可能性」とのコンサ退任でした。 実は、その正式退任理由と同時に、ほんとの隠した退任理由が有り、それは「独自スタイルの限界、状況変化への対応アイデア枯渇の、戦術課題への対応策喪失」との、戦術問題理由、と推測されます。 現実・実際、コンサが、2025シーズン、前半岩政期、後半柴田期を通し、<ミシャスタイルの部分パーツ、全体スタイル再現>でチームプレー破綻・「ミシャスタイルの弱点克服」は、果たせなかったものでした。 原型ミシャスタイル、コンサ式ミシャスタイル、ゼロトップ修正スタイル、マンマークミシャスタイル、の4スタイルのどれもが課題・問題を抱え、「コンサパフォーマンスが僅かでも低下した瞬間、リーグ定番のミシャ対戦対策」で、弱点からの大量失点が、ミシャスタイルの現実で、これは現在も変わっていません。

そして、<ここからが推測・憶測領域>で状況認識と自由発想から、

コンサ退任から1年経過し、ミシャは、 ・慢性疲労の心身体調がかなり回復となり、復帰可能と自覚する状態 ・2025シーズンの、J1リーグ推移と古巣コンサの苦しい経過から、 「或るべき姿〜リーグ刺激とその過程で主導、迷えるコンサへの指針確立・付与」の意識・覚悟を自覚していた所、 突然の名古屋オファーで「具体・現実の形」との、機会・チャンスに、再復帰の決意を固めたもの、との推測は、あながち大外れでも無く、かなり近いものなのではと、考えます。  少なくとも、一部の「そんなに多額報酬なのか」との多額報酬に傾き監督就任との理由は、ほぼ皆無で、そんな理由でいつ悪化してもおかしく無い持病持ちのミシャが、自らを賭け、冒険・心身を賭ける決断をする訳は有りません。

大好きなJリーグ、渾身を込めて来たコンサ、数多のチルドレンと、対戦して来た選手への愛情とリスペクトは、人一倍で、リーグ随一レベルの一人であるミシャの選択は、そんな愛情の発露ですし、併せて、自己スタイルのリーグ定着・発展、現在趨勢への反撃・アンチテーゼも、主要理由と、推測します。

もう少し具体的には、 ・現在J1趨勢・主流スタイル[守備主導・縦攻撃カウンターサッカー]の反撃とは、 ミシャのサッカー原点「パス交換サッカーこそが、個々選手能力を競う個別勝負・球際争い主導スタイルの原始形から脱却し、よりスピーディー・チームワーク・攻撃力の高い、観ていても・プレーしていても、ワクワクする楽しいサッカーとするスタイル」との価値観が、戦績至上主義と称される「守備主導・ボール奪取主導からの相手守備整備前を狙う、縦カウンターの守備と攻撃どちらも個別能力勝負主体サッカー」で、失点減少・決勝点獲得の理想[ウノゼロ(1-0勝ち)](過去イタリア・セリアA・カテナティオスタイル理想形・現在は伝統チームも有るがそれ以外スタイル多数との現状)指向となり、激しい球際攻防戦と高能力トップ選手のストロングプレーが魅力・見どころサッカー、Jリーグ全盛・主流趨勢との現状を失望し、憂う所で、現役再復帰し、最新版ミシャスタイルの華麗で楽しいサッカーを見せ付け、戦績を挙げ、リーグ刺激に留まらず、主導まで狙っている、「大逸れた夢か?いやいやしっかり現実か!」は不明ですが、大きなチャレンジを狙うもの、と言う事、、、?!

また、柏・リカルドロドリゲス監督の、大躍進・大活躍も、復帰の契機・大きな要因でしょう。

そもそも、Jリーグ大半監督は、自らの本来スタイルも捨てでも、戦績が安定、みこめる、現在主流[守備主導・ボール奪取主導からの相手守備整備前を狙う、縦カウンターの守備と攻撃どちらも個別能力勝負主体サッカー]で、失点減少・決勝点獲得スタイルに奔り・なびき、傾きました。 そして、その典型的代表例が、鹿島・鬼木監督。本来、鬼木監督・自スタイルは、間違い無く、川崎指導者時代の「風間監督が植え付け、鬼木監督が育てた、止めて蹴る・パスサッカー」で、そこで育った多数選手が、海外移籍し海外チーム主力を果たしている原点、との事実は周知の通りですが、鬼木監督も、今シーズン・鹿島就任当初は、同スタイルを鹿島に導入しようとトライするも、チーム連携・プレーレベルダウンで、戦績低迷となった途端、鹿島従来スタイル[現在主流球際勝負・堅守、ボール奪取からの縦カウンター]へ復帰すると、本来鹿島スタイルでの連携復活、個々能力発揮で、挽回・リーグ制覇まで到達。結局、鬼木監督スタイル封印が成功、との結果でした。 そんな戦術が偏重する中、 柏・リカルドロドリゲス監督のみ、 「横浜FM・アタッキングフットボールパスサッカー・柏版」を見事に導入。 堅守「ハイラインで高位置布陣もブロック堅守・ハイプレスで敵陣ボール奪取」で成立させ、 攻撃「ビルドアップ・ワイド展開と長短カウンター両立スタイル攻撃」で、 最終戦までリーグ優勝争いの2位戦績と、「リーグ主流以外戦術でも上位実現との手腕発揮で、そのワクワク・観ても楽しいスタイルの希少成功例!となりました。 そんな、この戦い方もしっかり分析し、ミシャ名古屋就任・復帰も「目処・清算あり」との勇気と後押しを与えていますね。 ちなみに、2025監督賞投票は、 1)リカルドロドリゲス監督(柏)パスサッカー 2)鬼木達監督(鹿島)球際勝負サッカー 3)曹貴裁監督(京都)球際勝負サッカー 4)ミヒャエルスキッベ監督(広島)球際勝負サッカー 5)大島秀夫監督(横浜FM)パスサッカー 5)アーサーパパス監督(C大阪)パスサッカー 8)長谷部茂利監督(川崎)球際勝負サッカー 9)吉田孝行監督(神戸)球際勝負サッカー 9)木山隆之監督(岡山)球際勝負サッカー 9)マチェイスコルジャ監督(浦和)パスサッカー 12)黒田剛監督(町田)球際勝負サッカー 12)長谷川健太監督(名古屋)球際勝負サッカー 13)松橋力蔵(FC東京)球際勝負サッカー 13)三浦文丈監督(横浜FC)球際勝負サッカー 13)山口智監督(湘南)球際勝負サッカー 13)入江徹監督(新潟)パスサッカー 13)秋葉忠宏監督(清水)球際勝負サッカー 13)ダニエルポヤトス監督(G大阪)パスサッカー 13)金明輝監督(福岡) と、リーグ主流・趨勢は、球際勝負サッカーとなるも、監督投票は、パスサッカー指向もかなり有り、何より、実際順位は高くも、投票人気の低い監督は「楽しいサッカーとは真逆」との評価でも有りそうです。

問題のミシャスタイルへの「リーグ定番対策・弱点」の打開策問題は、 ・高能力選手による高精度と個々高威力ストロングによる[個別勝負で打開] 〜そのため高能力選手獲得可能な資金力、積極性、強力主力選手構成可能となる、名古屋なら可能(コンサでは、毎年主力喪失マイナス、高能力獲得不能のWマイナスでしたね。)との判断 ・チーム選手潜在能力引き出し可能で、よりハイパフォーマンス可能判断 ・現代スタイル[前線ハイプレス・守備ハイラインで、攻撃型ボール奪取スタイル]で、多数回決定機・シュート可能で、高能力な決定力選手により、多数得点で、得点勝ち と、コンサで不足戦力により果たせなかったスタイル全面発揮サッカー、を展開しようと狙っているのではないでしょか?!

魅力と戦績両立サッカー実現となれば、リーグ動向は、激変も可能となりますが、、 可能かどうかは有りますが、 コンサの目指すべき、指針・方向ともなりそうですね。


post by yuukun0617

11:27

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