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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2016年11月15日
さぁ~、いよいよ最終戦に向けたルーチンが進行しています。
昨日の”オフ日”では、選手は静かに心身の英気を養い、完全な心身を作っている事でしょう。そして、今日からの、ラストトレーニングサイクルで、チームも選手も100%の状態に到達です。
最終戦は、シーズン最後に、「今シーズンの完成形」を試合で表明し、その戦力により試合目的である「勝利・勝ち点3」を達成する試合となります。
戦術・戦型、研鑽してきたプレー、判断力・分析力・決断力のヘッドワーク、闘志・執念のハート、磨き続けて来たフィジカル、サブ選手能力も含めた保有選手の層の暑さ・強さ、
チームを指導する監督・コーチ能力、
チームを支えるスタッフ能力、
チーム全体を支えるサポーターのサポート力で、
選手・監督コーチ・チームスタッフ、そしてサポーターが、
1年間を通して進化・成長させてきた「現在」を、全てを込めて、表現して、叩き付ける試合です。
そして、今シーズンは、これまでの凄い努力と研鑽の代償に「優勝・自動昇格」が与えられる試合となりました。
サポーターも、ラストに向け、これからの1日1日を大切に積み重ねていきましょう。
では、最終戦の試合相手「金沢」の事前点検です。
1.現況
順位22位 勝点38 8勝14分19敗 36得点 60失点 得失差-24
J3への自動降格順位の危機的状況。北九州・岐阜との三つどもえ降格争い状態で、降格回避のため、最終戦での勝利が絶対目標となっています。
しかし、今シーズンは、
2015シーズン比
順位12位 勝点54 12勝18分12敗 46得点 43失点 得失差3
勝利-4 引分-4 敗戦+7 得点数-10 失点数+17
得点力も、守備力も大幅低下しています。
降格回避のため、戦績好転が必要となった直近5試合戦績も、
1勝2分2敗で、上昇出来ていません。
元コンサの森下監督、古田寛幸も在籍していますが、選手層のレベル低下が攻守力艇の原因のため、急改善は困難な状態です。
2.戦術・プレーデータ
①システム戦術と戦績
〔4-4-2〕攻守バランス型 35試合 8勝13分14敗 31得点 48失点
1試合獲得勝点 1.05 得点0.88/試合 失点1.37/試合
〔3バック型〕守備主導型 6試合 0勝 1分 5敗 5得点 12失点
1試合獲得勝点 0.16 得点0.83/試合 失点2.00/試合
戦績も高い〔4-4-2〕型がメイン戦術です。
なお、〔対システム〕戦績は、
〔対3バック〕14試合 3勝5分6敗 12得点
1試合獲得勝点 1.00
〔対4バック〕27試合 5勝9分13敗 24得点
1試合獲得勝点 0.88
やや、〔対3バック〕の方が戦績は高くなります。
②ボールポゼッション(支配率)
平均支配率 47.0%・・J2第20位
攻守バランス型のシステムですが、実際は支配率が低く、試合コントロールは相手方となる受動的試合展開となっています。
ポゼッションと戦績の関係は、
「平均以上」 16試合 2勝4分10敗 19得点 33失点
1試合獲得勝点 0.62 得点1.18/試合 失点2.06/試合
「平均未満」 25試合 6勝10分9敗 17得点 27失点
1試合獲得勝点 1.12 得点0.68/試合 失点1.08/試合
明らかに、「平均未満」試合の戦績が高く、得点は半減しますが、失点も半減し、より安定した試合展開により、戦績が高くなっています。
「相手に、支配率・試合展開・主導権を渡し、守備主導で、速攻を目指す」戦術です。
③プレーデータ
「攻撃」・・シュート数・枠内シュート数・パス数・クロス数・フリーキック数・ドリブル数・30mライン進入回数・攻撃回数の攻撃データは、全項目、J2第20位~12位の低内容。
「守備」・・タックル数・クリア数・オフサイド数は、J2第21位~14位の低レベル。
但し、インターセプト数だけは、J2第1位で、唯一のストロングポイントで、注意ポイントです。
「得点・失点パターン」
得点・・セットプレー38.9%、クロス16.7%、こぼれ球16.7% 計72.3%で、パス攻撃は無く、得点パターンも限定されています。
失点・・セットプレー20%、クロス26.7%、パス攻撃30% 計76.7%で、失点パターンは多数あり、ターゲットも豊富に狙えます。
3.選手層
32保有選手中、28名起用しており、メンバー固定化は低いチームです。その理由は、保有選手のレベル・ランクが、J2下位~J3クラスメンバーで、傑出した・大黒柱となる選手が存在せず、選手間の能力差が小さい事にあります。誰が出ても、低いレベルとなる戦力であるという事です。
2015シーズンは、チーム得点王・大黒柱の「FW清原翔平」(C大阪へ移籍離脱)へのロングフィードからの速攻での得点パターンがチーム看板戦術でしたが、今シーズン、清原の喪失が直撃し、代替の活躍選手も出現しないままシーズン終了となったものでした。
特筆すべき選手は居ませんね。
以上 最終戦の試合相手「金沢」のチーム点検を行いました。
「通常通りでコンサ必勝」となる戦力差があります。
「いつもの、但し、一切の緩み・驕りも存在せず全力プレーで試合する、コンサノーマルプレーで、勝利確実となります。」
有難うございました。
yuukun
Re:~進化~ 最終決戦 金沢戦 事前点検
2016/11/16 10:26
コンサは「オフ日」を2日としたのですね。最終戦へのトレーニングは、各チームで、2つの方向に2分されますね。オフ無しトレーニング漬け、と、全く通常スケジュール・通常内容です。コンサは、このどちらにも該当していません。どちらも、過度と成りがちな「心身の緊張・ストレス」コントロールが最大課題ですが、コンサは、驚く事に、選手に任せる対策を採ったという事。これは、失敗の可能性が高い対策でした。本日から、練習日期間は長い方が、確実にコントロールしたトレーニングと結果になる筈ですが、敢えて、短期間にしてしまいました。またまた、監督の「奇をてらう」癖が出たのでなければ良いですが。・・理解し難い指導です?!
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