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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~  最終決戦 金沢戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016年11月17日

ジュリーニョと福森の累積警告出場停止を失念しスタメン予想をしてしまいました。大変失礼いたしました。ブログ全体修正し記載し直しました。
以下、修正版です。

シーズンを締めくくる最終決戦「金沢戦」の、戦術・メンバー・試合展開予想です。
「シーズン最終予想ですので一段と力を込めて!」という所ですが、
内容は今まで通り「ノーマルプレー・メンバー」ですね。
吉原宏太のコメント通り「いつものプレーを真剣に」以外あり得ません。

ちょっと、寄り道です。
上位3チームの対戦予想は、全チーム勝利・勝点3積み上げが最も高い可能性ですが、対戦戦績上は、少し違ってきます。
1位 コンサ 勝点84 対戦相手 金沢 前回戦績 1:0勝利 予想勝点87
2位 清水  勝点81 対戦相手 徳島 前回戦績 0:1敗戦 予想勝点81
3位 松本  勝点81 対戦相手 横浜 前回戦績 2:0勝利 予想勝点84
どの対戦相手も”難敵”ばかりで、2位・3位の清水と松本は逆転となります。
これだけではなく、全チーム、最終戦にで「何かを賭ける」チーム・試合だらけで、緊迫の「最終節」でシーズンが締めくくられますね。

一方、感動の前節「千葉戦」の試合内容は、データ確認からは、「苦闘」であったとの数値が並び、試合内容の次戦への継続は回避すべきものでした。
1.前節試合データ確認
 結果として、「2:1で勝利」でしたが、
①支配率 試合平均40.9%   時間帯別支配率・シュート数は、
 ~15 49.6%-1本、~30 34.6%-2本、~45 46.5%失点-0本、
 ~60 50.3%-3本、~75 30.1%-1本・得点、~90 35.3%-3本・得点で、
シーズン平均50.3%越えはたった15分(~60のみ)だけで、30%台が45分あり、そこで2得点したものでした。
 支配率が互角だったのは、たった15分だけで、ほぼ試合全般、千葉が支配・コントロールしていた試合でした。その低支配率のなか、相手の一瞬の隙を衝き「速攻」成功でのギリギリ試合だった事を証明しています。
また、注目ポイントがあります。後半、内村の後ヘイス投入と同時に、3-4-2-1型へシステム変更しました。荒野のトップ下は全く機能せず、「トップ下」を置かない陣形への変更でした。しかし、支配率は、一機に急減し30%台まで低下し、完全千葉のボール支配となりました。コンサの「3-4-2-1型」は、低い陣形位置から、2シャドーも守備陣に吸収され、反撃・攻撃力が、「1TOP」のみとなりそのままでは成功不能状態に陥る、との欠陥を持っています。実際、千葉の後半戦の支配率が、コンサの守備傾向強化を証明していますが、その中での「速攻」成功は奇跡的事態(再度の成功は遥か彼方まで不能)だったという点はしっかり把握すべき事実でした。
②個別数値は、
攻撃回数125回 シュート10本 枠内シュート6本  ゴール2点 決定率20%で、
シーズン平均の
攻撃回数123回 シュート13本 枠内シュート4.5 ゴール1.5決定率10.8% と対比すると、攻撃回数・シュート数は平均同等値で、「決定率」-「枠内シュート数」の高さで、勝利を引き寄せたものでした。
しかし、低支配率により、(平均値対比で、)
パス数78%、クロス数41%、ドリブル78%、30mライン進入回数82%と攻撃プレーを大幅に制限・制約してしまいました。「速攻」は、パス・クロス由来ではなく、ロングフィード型で、象徴が「内村逆転弾」でした。
一方、守備的数値は、低支配率に連動し、平均対比で、タックル数120%、クリア数113%、インターセプト数37%と大幅に悪化しています。・・ギリギリの守備で、辛うじて「1失点」に止めたものでした。
この様に、「攻守」ともに大変厳しい試合内容でしたが、
その理由は、コンサの「3-4-1-2」システム「堅守・速攻+多彩攻撃」の「ノーマルプレー」に問題がある訳では全くありません。
その「ノーマルプレー」を実践しようとする「選手」の問題です。
トップ下の「荒野」とボランチ「上里」の、役割プレーの不発・不徹底が原因でした。
しかし、更に問題が増加しました。「ノーマルプレー」戦術を捨て、普段した事も無い=〔実戦例・経験の無い〕「システム」に変更した点です。交代選手は適正でも、変更システム・戦術は危険極まりないものだった、という事。
また、「荒野・上里」が原因としましたが、そもそも、「その選手を起用した事」が本質原因です。監督の問題でした。

所で、基本的な疑問点があります。
「本当に選手能力にそんなに差があるでしょうか?」です。
U-18以下では、選手能力には大きな差がありましたが、トップチームの選手では、出来ないプレーやレベルの差はほとんど無いです。確かに、フィジカル・身体の差はありますが、トップチームの選手は、一定水準以上の条件をクリアーした選手のみが加入していますね。しかし実際に起きる、「パスの強さ・スピード、プレー精度・正確性、枠内シュート率・決定力、等々多くのプレーでの選手の差」は、身体やテクニックの差によるものではありませんね。・・【ハート・意識・認識】の差です。ここにこそ、チーム戦術の実践力の差が産まれます。「荒野・上里」も選手固有のテクニック・フィジカルの問題では無く、「ハート・意識・認識」の問題という事です。だからこそ、本人が理解するまでは「再起用回避」とのブログを前に記載した理由です。(本人が反省しプレーを改善しない限り、何回でも再発し、尽きる所、その様な選手を起用するか否かの問題となります。)

以上、前試合内容を見て来ましたが、反面教師として、次戦での必須コンセプトは明確となりました。「コンサは、ノーマルプレー・戦術で、その戦術を適正に実践する選手を起用する」です。
では、その大前提で、予想です。
2.戦術
コンサ「ノーマルプレー」戦術です。
〔3-4-1-2〕システム「堅守・速攻+多彩攻撃型」
サイドは、〔サイドハーフ〕の攻撃型
守備ライン〔D3rd上位置〕に〔FW~DF陣まで縦に短い密集陣形〕を設定する攻撃型。
ポゼッション(支配率)は、55%以上で、試合コントロールを目指します。
ポゼッション時は、ボランチとDFのWラインで、カウンターリスクを阻止しつつ、サイド・DF裏スペース攻撃、サイドチェンジ反復と陣内へのスルーショートパスで、敵陣を崩し、関連セットプレーも含めた多彩攻撃とし、「速攻」を加え複数得点を目指します。

守備面では、前線からの守備により相手のパス供給元を制限・封じ、ボランチ・DFによるパス受け手での「ボール奪取」により、相手のパス交換を阻止する〔中盤支配〕を構築です。
また、縦に短い密集陣形により、「連携・数的優位・組織型守備」で「堅守」を構築し、無失点試合を達成します。
全て、コンサの今シーズン「攻守の決め手」となったプレー・戦術ですね。

シーズンラスト試合に、「完成形の晴れ舞台」・・来季の主戦術として繋がるコンサの基本「ノーマルプレー」を獲得したのですね。

3.メンバー予想の前に、試合展開を展望します。

試合開始~    スタートから、高い位置に「密集陣形」を置き、
         守備主導で、ポゼッションを取り、
         コンサポゼッションで、多彩攻撃で先制点を目指す。
     10分 先制点獲得
         ~攻勢継続~
     20分~30分 追加点獲得
         ~ややペースダウン~
     45分 前半で、〔 2-0 〕。
     75分 選手交替で、活性化
         追加点獲得
     90分 試合終了〔 3-0 〕で完勝

         と予想します。
  
さて、その基本戦術を完璧に実践する選手を選定します。
3.メンバー

     内村    都倉
       ヘイス
   堀米        石井(間に合えば、マセード)
      荒野   宮澤
    増川       進藤
        河合
       ソンユン

   現在の、システム完成形ですね。

   交代  小野 75分 トップ下 ⇒ 内村     交代
                     ヘイス  FWへチェンジ
       櫛引 75分 左DF  ⇒ 河合     交代
                     増川  CDFへチェンジ

   パックアッパー
       マセード、上原、前寛、金山

   今シーズン、活躍した現在起用可能選手で構成です。
    マセードは、ベンチで丁度良いですね。

 以上 今シーズン、ラスト予想でした。
 有難うございました。







post by yuukun0617

11:40

コメント(5)

この記事に対するコメント一覧

関東

Re:~進化~  最終決戦 金沢戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016/11/17 20:02

ジュリ・福ちゃんいないって!

野々村

Re:~進化~  最終決戦 金沢戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016/11/17 21:16

語ってますが、観戦されてない様ですね

お玉

Re:~進化~  最終決戦 金沢戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016/11/17 21:20

ジュリーニョと福森は出場停止ですよ。福森の代わりは櫛引かな? 進藤でもいいか? ジュリの代わりはやはり堀米でしょう。

あすか

Re:~進化~  最終決戦 金沢戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016/11/17 21:43

考察は興味深いのに結論が酷くて草。 左サイドは堀米、DFは左に進藤・右櫛引でしょう。 本当は内村とヘイスは取っておきたいけど、ジュリーニョが 出場停止・荒野ボランチ予想につきスタメン。

まさひろ

Re:~進化~  最終決戦 金沢戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

2016/11/18 14:43

あすかさんに同意。増川をストッパーにするとスピード面での不安が強いので若手起用のほうがいいと思います。セットプレーを考えて永坂もありだと思います。

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