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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ キャンプ第1Qと締めの練習試合

2017年01月22日

沖縄キャンプで、「チーム成長」過程の第1Q(クール)を終了し締め切りともなる「練習試合」を実施。

第1Qは、新旧選手も含めチーム全体での「選手特徴の確認・周知」と「個々選手のフィジカル調整」が主目的だったでしょうね。
当然、先ず、主目的の一つとしている「フィジカル能力」は、チーム全体で、「個々選手能力確認」とその中での現時点「ランキング」の周知が進行しています。
ここでは、①ベテラン・中堅・若手の分類から想定されるものとは異なる結果が出始め、ベテランクラスの「兵頭」・想定以上の「早坂」・やっぱりの「田中」の3選手は高評価を確認。②対して、既存選手の高評価の声が乏しいですね。もう、ここで、カテゴリーランク差が出ているのか、どうか?! 既存選手の「頑張り」によるランクアップが無いと、新加入選手に「スタメン」を総奪取されかねない、ですね。
また、個々の選手の「ストロングポイント」で、「田中のクロス力」、「ジュリーニョの動きの良さ」がリリースされ、「個々選手特徴」の把握・周知も、進行し始めています。

今キャンプでも、選手の「キャンプ前準備」にはバラツキがありますが、長期・計画的日常練習により完全に「整備・修正」され、「高フィジカルコンディション」で開幕となれる選手の多さが、コンサの「キャンプ長所」です。
「開幕ダッシュは必至」となるため、しっかり「キャンプ進行」ですね。

そして、第1Qの締め括りともなる「沖縄国際大との練習試合」です。
ポイントの、
1.起用選手は、故障・コンディション低下の無い選手の「稼働テスト=どれだけ動けるか」レベルのテストで、「選手能力」を見極める、所謂「実戦テスト」ではありませんね。
第1Qでの「フィジカル調整」についての、現況確認・評価テストですね。
しかし、「割り当てられたポジション」は、今シーズンの「想定ポジション」に連動・直結しています。
2.もう1点の重要ポイントは、「システム小変更」ですね。
今シーズンのメインシステム戦術は「3-4-3」の中の、「3-4-2-1=1TOP・2シャドー型」を選択し、昨シーズンの「3-4-1-2=2TOP・1トップ下型」との併用となりそうで、キャンプ練習・今回「練習試合」共に、反復テストです。

変更システム戦術による選手起用配置は、
1本目       都倉
      内村      菅
   田中  兵頭   前  マセード
      永坂     進藤
          横山
         ソンユン

  ゴール2 都倉   アシスト 田中(クロス)
       兵頭        内村
   失点1
      
2本目       金園
      ジュリーニョ  上原
    石井  前   ミンテ  早坂 
      永坂     菊地
          河合
          金山

  ゴール4 金園×2 アシスト ジュリーニョ×2
       上原×2
   失点0

前・後半共に、新システム「1TOP・2シャドー」型3バック。
1FW・シャドー、サイドハーフ、ボランチのポジション毎の役割が、より明確になり、連動し易くなっているのではないでしょうか。
目標としている「クロスからの得点パターン」が成功していますね。

選手起用では、昨日の処は、
1TOPは、都倉か金園、早坂・上原もありますね。
FWは、シャドーも含め「3TOP」で、運動量・スプリントとクロス・決定力の勝負。
上原は、FW要員の役割が主体となりそう。
ジュリーニョも、田中の安定性(固定化想定)から、前線活用で、シャドー要員。
兵頭は、ボランチポジションでのゲームメーカー役が主体でしょうか。現状、サイドハーフに人材がありそこへの起用必要は無く、シャドーも候補が多く起用必要性は低下し、ボランチポジションに専念となりそうですね。結果、Wボランチの一角が安定しそうですね。組み合わせ相手の問題に「ボランチポジション」課題は移行しそうですね。
横山も、CBのセンター役で、安定性を追求と、なりそうですね。
CBのライトポジションは、当面、進藤・菊地間での争奪戦となりそうです。

前記のとおり、前線を中心に、ポジション毎役割をより明確化させるシステム戦術に変更し、選手にとっては、弱点打開・克服というよりも、「得意・ストロングポイント」発揮を中心とするシーズンとなりそうです。
伸び伸び・心底からの実力発揮で展開するシーズンを期待します。

たった一戦だけでしたが、これから成長させるプレー「課題」が複数出ました。
着実な成長・ランクアップしていく過程をしっかり楽しみ・応援していきましょう。

次は、25日水曜 千葉戦カップ戦ですね。
              


post by yuukun0617

18:25

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

ほっしー

Re:~進化~ キャンプ第1Qと締めの練習試合

2017/01/22 19:34

いつも楽しみに読ませていただいています。 サッカーのことあまり詳しくない私には、 とても勉強になっていて ありがたいです。 今年も分析を楽しみにしています。 水曜日の千葉戦、楽しみですね。 ところで、ひょうどう選手は 兵藤選手ではないでしょうか。 マリノスから来てくれて嬉しいですね。

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