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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2017年05月11日
さて、今シーズン中盤戦のスタートです。
強敵・リーグトップチームのG大阪を、自信・不敗「ドーム」で迎え撃つホーム戦でのスタート。
=相手にとって不足無し=、愛着選手も在籍のG大阪のチーム点検です。
我々コンサの渾身の力を結集し、リスペクトの上でね叩きのめしましょう!
では、
1.現況
皆さんご存知の通り、Jリーグ創設10チームの中で、松下電器によるサポート・資金力を基盤に、J1リーグ優勝2回・直近2014チャンピオン、Jリーグ杯(現YBC杯)優勝2回、天皇杯優勝4回、ACLも優勝1回、蒼々たる戦績を誇り、今シーズンも、リーグ戦・ACL戦を奮闘中の強豪チームですね。特筆事項は、2012の突然の絶不調・2013にJ2降格し優勝し1年での昇格・2014昇格シーズンにJ1リーグ優勝です。この3年間で、選手層が大幅に入れ替わり、自育成選手のJ1リーグ選手化を軸に、テクニック・経験値・戦術能力・フィジカルのリフレッシュ・再構築に成功した点です。資金力の豊富な”ビッグクラブ”の中、正統派・最適な選手保有戦略と実行に成功し、本来優秀な「選手育成力」を復活し、理想形を目指しているチームですね。(どこぞの”金に任せて、トップ選手引き抜きで選手保有”とのチームとは、真逆です!!)
今シーズンの戦績は、
順位3位 勝ち点19 5勝4分1敗 得点21 失点9 得失差+12
リーグ順位 1位 2位 2位
1位との勝ち点差「2」で、首位を常時射程圏にとらえてシーズン展開し、いつ「首位奪取」してもおかしく無いポジションで、好調シーズンを展開。
得点・失点もリーグトップで、敗戦数はリーグ最少チームで”負けないチーム”です。
コンサとの対戦戦績は、2012・2013まで遡りますが、コンサの4連敗中でその全てが「大量失点・得点微小」で完敗でした。
データ上、前年と対比すると(2017は、現在値のままだと✖3.4倍=予想値です)
2016 4位 勝点58 17勝7分10敗 53得点 42失点 得失差11
2017 勝点65 17勝14分3敗 71得点 31失点 得失差40
やはり、敗戦数が激減し、引き分けが増加となり、勝ち点は+7で、昨年では3位となる勝ち点数。 得点力+18得点 失点(守備力)-11失点で、攻守ともに戦力が上昇しているデータ値です。
個別項目も、
2016シュート数13位 ゴール5位 成功率3位 被シュート数17位 被ゴール9位
2017 同 7位↗ 同 2位↗ 同 1位↗ 同 9位↗ 同 4位↗
全項目向上です。
残念ながら、と言うか、ヤハリここまで、隙は全くありません。
2.戦術
今シーズン、チーム進化のため、システムを変更し、攻守の大幅向上の有力主因です。
2016システム戦術 【4-2-3-1】攻撃型・個々の(選手能)力を中心に、前線からの守備と高い位置の布陣により、高支配率52%(5位)で試合展開を行う積極戦術。
対して
2017システム戦術 【3-3-2-2】やや守備バランスで、前線からの守備・高い布陣・高支配率53.5%(5位)は継続し、守備力強化型に進化した戦術で、戦績の通り、守備力向上(失点大幅減少)、得点力向上(得点増加)との攻守ともに大きな進化となった戦術です。合わせて、同システムでは、中盤選手(ボランチ・インサイドハーフ・サイド)を中心に、運動量・スプリント数が急上昇し、運動量9位↗2位・スプリント数7位↗1位と急激アップの進化型です。この変更は、2016シーズンACLリーグ戦対策で、より守備力強化のシステムに変更させて「攻守」ともに戦力アップを図る、との戦略意図によるものですね。
ちょっと別視点からも。
選手起用現況です。
現在まで、22選手をリーグ戦に起用。比較的少な目です。10試合中スタメン起用の中核選手数は、「7試合」9選手、「5試合」3選手で、12選手が中軸選手として集中起用となり、連携力・組織力・共通理解・意思は高い状態です。
因みに、コンサは、同24選手起用、「7試合」7選手、「5試合」4選手で、11選手が中軸選手です。降格圏・最下位グループでは、25選手以上「7試合」+「5試合」が5~6選手と故障離脱により中軸構築不能状態とは、正反対の状況です。
本当に、穴がありませんね~!
3.個別項目
〔攻撃〕 2016
①ゴール 2位 5位
シュート 7位 13位
枠内 2位 6位
決定率 1位 3位
②パス数 4位 4位
成功率 2位
クロス 12位 12位
成功率 1位
得点 1位
直接FK 16位 15位
CK 6位 9位
SP得点 11位
〔守備〕
③失点 1位 9位
被シュート 9位 17位
被決定率 3位 2位
④タックル 7位 4位
クリア 14位 14位
インターセプト 1位 5位
〔基本〕
⑤支配率 5位 5位
運動量 2位 9位
スプリント 1位 7位
ほぼ全項目上昇・成長していて問題点が見つかりません。
4.選手
前述の通り、
自クラブ育成選手40%+他クラブ等から移籍し育成20%+有力高能力選手移籍40%で、理想形・将来の目標形が、現実となっています。
リーグ戦・ACL戦では、相手から選手を削る「汚い・ダーティー守備」の洗礼で、故障発生はありますが、リカバリー能力は大変高く、最短リカバリー期間・最高レベルの「日常選手フィジカルコントロール手法」で、有力選手は、治し切って試合で活躍まで保有の戦略で、あっという間に見限り契約破棄・放出するチームとは真逆の戦略です。当然、選手の愛着・帰属意識は高く、高いチーム愛を基礎とする選手での構成です。
ベテランは、いつまでも活躍し、中堅・他チームからの移籍選手も、活躍し、一番の売りは、次々とフレッシュな高能力若手選手が誕生し、チーム戦力としてJ1リーグ選手として活躍しているチーム。
「次の代表候補」がいつも複数人いますね!
ALLランダー今野・GK藤ヶ谷も元気に活躍していますね。
最終項目まで至っても、ターゲットは見つけられませんでした。
対浦和戦も、川崎戦も、横浜FM戦でも、発見できましたが、次戦G大阪だけは、本当に難しい対戦相手です。
恐らく、唯一の穴は、
【過酷日程】で、
前試合ACLアウェイ戦から「中3日」で札幌に前日移動となる点のみで、
スタメン・中軸選手のコンディション次第程度しかありませんでした。
どんな戦術・戦略で準備したら良いでしょうね?
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