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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~  第11戦後、リーグ現況

2017年05月17日

J1リーグは、過酷日程の中休み期間で、選手故障・離脱の「野戦病院」化で苦闘中チームには、少しでもリカバリー度をアップすべく、必死に回復を図っています。

11戦終了に拘わらず、各チーム「僅差の勝ち点差内」にあります。
これは、上位陣定着では、連勝継続の「快調ペース」にどのチームも乗れず、逆に、下位・出遅れチームも、挽回近接圏内で逆転可能という事です。
つまり、2017シーズンは、
序盤戦では、「大きく飛び出し成功チーム=首位争奪圏形成は無し」
      「スタート同時に下位・降格圏定着チームもまだまだ流動的」との
展開との結果です。
では、11戦後時点でのリーグ現況をデータから点検です。
1.順位・勝ち点・得点・失点・得失差 を各順位で確認。
トップから勝ち点3差=1試合勝利で逆転差 毎にグループ分けると
①グループ(1位~勝ち点3差以内)上位8チーム
 1位 浦和  勝点22 7勝1分3敗 得点1位 失点11位 得失差1位
 2位 G大阪 勝点22 6勝4分1敗 得点2位 失点1位  得失差2位
 3位 柏   勝点21 7勝0分4敗 得点6位 失点4位  得失差6位
 4位 鹿島  勝点21 7勝0分4敗 得点7位 失点4位  得失差7位
 5位 F東京 勝点19 6勝1分4敗 得点3位 失点4位  得失差3位
 6位 C大阪 勝点19 5勝4分2敗 得点4位 失点2位  得失差3位
 7位 川崎  勝点19 5勝4分2敗 得点4位 失点4位  得失差5位
 8位 神戸  勝点19 6勝1分4敗 得点9位 失点2位  得失差7位
②グループ(首位と勝ち点4~6差以内)中位1チーム
 9位 横浜F 勝点16 5勝1分5敗 得点12位失点4位  得失差11位
③グループ(首位と勝ち点7~10差以内)下位5チーム
10位 磐田  勝点15 4勝3分4敗 得点9位 失点4位  得失差9位
11位 鳥栖  勝点15 4勝3分4敗 得点7位 失点12位 得失差10位
12位 清水  勝点13 3勝4分4敗 得点9位 失点13位 得失差12位
13位 甲府  勝点13 3勝4分4敗 得点16位失点4位  得失差13位
14位 仙台  勝点13 4勝1分6敗 得点12位失点17位 得失差15位
15位 コンサ 勝点12 3勝3分5敗 得点12位失点14位 得失差14位
④グループ(首位と勝ち点15~17差以内)降格圏3チーム
16位 大宮  勝点 7 2勝1分8敗 得点18位失点16位 得失差17位
17位 広島  勝点 6 1勝3分7敗 得点15位失点15位 得失差16位
18位 新潟  勝点 5 1勝2分8敗 得点16位失点18位 得失差18位

全く近接状態で、1試合の勝利・敗北により、一気に順位変更です。
コンサは、3試合差での15位で、現順位は一瞬にして変化しますので、あまり意味が無いですね。つまり、1戦毎の勝ち点積み上げがポイントで、3試合頑張って勝利で、首位争奪グループIN、という事です。
全体は、
得点獲得(攻撃)と失点防御(守備)同時チームが上位陣、
どちらか偏重型が中位、
どちらも低レベルが下位  とチーム特徴により、3分されています。
結果、「得失差順位」が、ほぼそのままリーグ順位です。

コンサ上昇のためには、
「得失差の改善・向上」で、バランス良く「得点力と失点防御力アップ」が必須となりますが、これは視点を変えると、
「大幅な戦術転換ではなく、
 選手能力アップ(個能力成長と起用選手選択)
 +連携・組織の実践力アップ(スピード・精度・強さ)
 +戦術工夫(創意・バリュエーション)」  となります。
置き換えると
 徹底練習での改善と
 故障選手の復帰・現有選手プレーコンディションアップ・・!! ですね。
2.個別データ
上位4チーム・下位4チーム(コンサ含む)で点検。
〔攻撃〕
1位 浦和  得点1位 シュート2位 同枠内1位 同決定率2位
2位 G大阪 得点2位 シュート10位 同枠内4位 同決定率1位
3位 柏   得点6位 シュート3位 同枠内2位 同決定率8位
4位 鹿島  得点7位 シュート3位 同枠内9位 同決定率13位
 ~
15位 コンサ 得点12位 シュート16位 同枠内13位 同決定率15位
16位 大宮  得点18位 シュート17位 同枠内18位 同決定率17位
17位 広島  得点15位 シュート1位 同枠内5位 同決定率18位
18位 新潟  得点16位 シュート12位 同枠内12位 同決定率16位
 ※得点のため、シュート数・同枠内数・同決定率がポイントは明らかですが、
  広島例の通り、最重要・優先項目は「決定率」で、⇒枠内数⇒シュート数と
  優先順位が低下していきます。
  「決定率」の逆項目「非決定率=得点失敗率」の観点からは、
   シュートの得点機会チャンスを「失敗シュート」により喪失している事となり、
   低決定率は、「失敗シュート率=得点機会喪失率」となっている点です。
   これでは、幾ら(他選手の努力で作った)「シュート機会」と「シュート」を、
   しても、全く得点結果=勝利獲得には至りません。
   
  コンサでは「決定率」急改善の取り組みがキーポイントです。
   つまり、単なるシュート練習では無意味で、
    「決定率」向上直結のシュート練習が絶対条件。
     ・・「ゴール内ターゲット・シュート練習」!!
    強烈鹿島も、4位順位原因の「低決定率」に苦戦中ですね。
〔守備〕
1位 浦和  失点11位 被シュート2位 同被決定率12位
2位 G大阪 失点1位 被シュート1位 同被決定率2位
3位 柏   失点4位 被シュート4位 同被決定率11位
4位 鹿島  失点4位 被シュート4位 同被決定率8位
 ~
15位 コンサ 失点14位 被シュート14位 同被決定率14位
16位 大宮  失点16位 被シュート16位 同被決定率15位
17位 広島  失点15位 被シュート15位 同被決定率17位
18位 新潟  失点18位 被シュート18位 同被決定率18位
 ※「被シュート数」・・シュートまでの守備力データ
  「被決定率」  ・・シュート阻止=DF等守備陣+GKの守備力データ
  です。
 ※明白なのは、「被シュート数」の差が、失点数差・順位差に直結した原因です。
  「被決定率」は、上位でバラツキ、下位チームは直結原因ですね。

 ※コンサは、「堅守」戦術の筈ですが、リーグでのレベルは下位です。
  「即効改善」は、「より強固な守備陣構築=起用選手構成変化」です。
  戦術変更でのカバーはどうでしょう。
  現行「5バック・3ボランチ」はもう限界点・ギリギリですね。
  システム上「5バック・4MF」があり得ますが、得点能力大幅ダウンで無理です。
  また、個々の能力アップ・連携等組織力アップも、ほぼ限界点でしょう。
  【起用選手構成変更しかありません】ね。
〔個別項目〕
 コンサのその他ポイントデータです。
 パス数  17位
 同成功率 17位 ・・「不成功パス」=「ボールロスト率」が最低レベルです。
 クロス数 2位  ・・クロス攻撃回数はリーグ2位で、依然攻撃パターン。
 同成功率 7位  ・・圧倒的1位から急転落。マセードと早坂、田中と菅の差。
 セツトプレー数 17位 ・・ストロングポイントの筈でしたが、回数はリーグ最低。
 同得点  9位  ・・リーグで普通レベル得点力。-得点率=成功率は高い。
 同失点  10位 ・・リーグ普通レベル守備力。
 クロス失点  3位  ・・リーグ屈指の守備力。
 支配率  16位 ・・44.1%で、守備系戦術
 運動量  6位  ・・守備系のため、大量上下動が主体です。
 スプリント  15位 ・・運動量は、60%「守備」のためですが、
            スプリントは、70%「攻撃力」直結で、
            攻守切換からの「攻撃」スピードと突破・推進力の源泉です。
            逆に、ボールロスト時の「リカバリー・帰陣スピード」で、
            コンサは、リーグ最低ランクという点が、「攻守」ともに
            下位レベルの主因です。
 
 以上の通り、リーグとコンサの現況を点検してみました。
 コンサは、≪課題が絞られ明白≫となっています。
 監督コーチ主導で、全選手・全チームでの「課題取組」度で今後の戦績が上下しますね。

 一心不乱、力強く”コンサ進化”を進めましょう!!
 
 
 
  


post by yuukun0617

09:34

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