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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~  第12戦「新潟戦」:相手チーム点検

2017年05月17日

日程の過酷さも加わり、各チームの故障・離脱数の現況は厳しい状況。
前5/2ブログで、故障・離脱を解説しましたが、そこから各チームの増減は。
コンサ 復帰3名  新規0名  現5名離脱
仙台  復帰0名  新規1名  現3名
鹿島  離脱0   新規3名  現2名
浦和  復帰3名  新規1名  現1名
大宮  復帰4名  新規0名  現0名
柏   復帰1名  新規2名  現4名
F東京 復帰0名  新規2名  現3名
川崎  復帰3名  新規3名  現8名
横浜F 復帰0名  新規2名  現4名
甲府  復帰2名  新規0名  現5名
新潟  復帰0名  新規3名  現5名
清水  復帰0名  新規2名  現5名
磐田  復帰5名  新規4名  現5名
G大阪 復帰0名  新規4名  現7名
C大阪 復帰3名  新規3名  現5名
神戸  復帰1名  新規3名  現6名
広島  復帰0名  新規0名  現3名
鳥栖  離脱0   新規5名  現5名
驚きの点か3つあります。
①順調?に、復帰のチームは、意外に少数でした。
 コンサ・浦和・大宮・川崎・磐田・C大阪の6チームのみ。
②4名以上離脱チームが、6チームから、一気に倍の12チームに悪化。
 離脱数順
 8名川崎-7名G大阪-6名神戸-5名コンサ・甲府・新潟・清水・磐田・C大阪・鳥栖
 急悪化チームは、戦績低下必至でしょう。
③一気に悪化チームは、5名鳥栖-4名G大阪-3名鹿島・川崎・新潟・C大阪・神戸。
今後のシーズン展開上、最重要ポイントですね。

では、次戦対戦チーム「新潟」の点検を開始!
1.現状
順位18位 勝点 5 1勝2分 8敗  8得点 25失点 得失差-17
2016シーズンは、
順位15位 勝点30 8勝6分20敗 33得点 49失点 得失差-16
現状水準 ✖11/34(3.09倍)すると今シーズン最終予想は、
最下位 ⇐ 勝点15 3勝6分25敗 25得点 77失点 得失差-52
となるもので、
圧倒的最下位降格候補の崩壊状態で、渋谷監督→呂比須監督へ監督交代まで到達。
その原因は、予想値で、得点数-8、失点数+28となり、得点力減少もありますが、最大要因は、約40%も低下した守備力です。
もう少し2016シーズンとデータ対比してみます。
    〔攻撃〕      〔守備〕
    シュート 成功率  被シュート 被成功率
2016  11.9本 7.9%   12.9本  10.7%
2017  12.2本 6.0%   12.8本  17.0%
 差   0.3本 △1.9%   0.1本  6.3%
 ヘンですね。攻撃・守備ともほぼ前年同程度の結果です。
 よく見てみると、少しシュート成功率が低下し、被成功率は大幅ダウンです。
 つまり、
 攻撃面:シュート機会は前年同様=チャンスビルディングは同実績。
     決定力ダウンが原因による得点減少。
 守備面:被シュート数前年値=シュートまでの守備力は前年と同一。
     シュート阻止力が大幅ダウンによる失点激増。
 これは、戦術ではなく、選手能力=起用選手能力ダウンの問題ですね。
では、今シーズン移籍状態は。
2016主力6選手・準主力3選手の9選手が、Jリーグ各チームからの移籍勧誘の主戦場となり、移籍・放出となりました。DFの要:舞行龍・コルテース・松原・増田、中盤の要・現Jリーグ最優ボランチ:レオシルバと野津田・小林、FWの中核:ラファエルシルバ・指宿を喪失、代替取得のDF:ソンジュンフン・冨澤・矢野喜章・川口、中盤:酒井・チアゴ・ロメロフランク・堀米・本間、FW:ホニ・平松と、11選手獲得するも、全員共通して、J2チーム中心で、J2レベルのベテラン・SUB選手で、そのまま、主力としてほぼ全員起用され、結果として、移籍の戦力損得勘定は、あり得ない程の大ダウンで、最終ライン守備崩壊・中盤構築崩壊・前線での決定力崩壊です。
ここに来て更に、矢野貴章・原輝綺が故障離脱。この苦境からの脱出は、困難!です。
2.戦術
昨シーズンは、[4-4-2]と[4-1-4-1]の併用から、
今シーズン、【4-4-2】攻守バランス型、「個の力」勝利の積み上げにより打開戦術ですが、前提となる「個別選手能力」で勝負となる選手はいません。当然、試合コントロールも不能で、支配率41.8%でリーグ最下位。自陣定位置に布陣しか無く、ひたすら一方的守備となり、ボール奪取からの攻撃も、切換スピードも遅く、ロングボール放り込み程度しか方法も限定され、パス数・クロス数も最下位。
要は、戦術は機能していない状態という事です。
3.各種データ
攻撃データは、得点・シュート数・枠内数・成功率、ほぼ全て10位~18位。
守備テータは、逆に、守備一辺倒で、タックル・クリアはリーグトップ数に到達。
特筆は、昨年15位で降格回避の主因となった、リーグトップランクの運動量・スプリント数も、大幅ダウンで、9位と4位。
全般、ストロングポイントデータはありません。
4.選手
移籍シーズンにより、大幅ダウンは前述の通りですが、試合起用数は23選手で、内8試合以上起用の主力10選手+5~7試合起用の準主力3選手で、13選手が中核選手ですね。
集中起用で、連携・共通意識・組織力をアップさせられる筈ですが、練習・指示の問題なのか、成果は出ていません。
選手の中での、特筆注意選手は存在していない現状ですね。
5.ポイント
前試合の浦和戦をTV観戦しましたが、クロス攻撃への守備が大弱点でした。大量失点も同一失点パターンの連続でした。
コンサの得意攻撃パターンで複数得点が可能です。

以上 故障・離脱現況と、新潟のチーム点検でした。
        


post by yuukun0617

20:54

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

すあれす

Re:~進化~  第12戦「新潟戦」:相手チーム点検

2017/05/18 13:58

誤:渋谷監督→呂比須監督 正:三浦監督→呂比須監督 です。

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