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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2017年05月23日
いつものリーグ・コンサ現況を、リリースデータより点検です。
シーズンは、12戦で、35%消化・進展し、残り22試合。
また、YBC戦グループステージ残り2戦・グループ2位か3位だとプレイオフステージ2戦で、グループ首位とプレイオフ勝利で、ノックアウトステージで準決勝2戦で、少ないと2戦・勝利すると+2~4戦。
しかし、コンサは降格圏寸前現状で、J1残留死守からは、とてもYBC戦に主力投入は選択出来ませんし、してはなりませんね。
明日、YBC戦は、ドーム・ホーム戦ですが、変わりませんね。
リーグ戦スタメン選手は温存か、トレーニング代替の起用です。
では、本題のリリースデータから見えて来るリーグ・コンサ現況に。
1.基本項目
遂に、リーグは「勝点差」から6つのグループに分かれていますが、首位~最下位は勝点18点差=6試合差で、各グループ内は僅差ですが、各グループ=ランクとは差が拡大し、どのグループに属するか、が順位に直結となり始めました。
つまり、中盤戦に入り、チームの上位・中位・下位のランクは確定して来た、という事です。
残念ながら、コンサは現在は、下位グループで「降格争奪グループ寸前」となりました。
勝利数以下項目は、リーグ順位を記載します。
順位 チーム 勝点 勝利 分 敗戦 得点 失点 得失差
①首位争奪グループ(トップとの勝点差「3」=1試合以内)
1位 G大阪 25 2位 2位 1位 2位 1位 2位
2位 柏 24 1位 17位 5位 6位 3位 5位
3位 浦和 23 2位 10位 4位 1位 11位 1位
②上位グループ(同勝点差「6」=2試合差以内)
4位 C大阪 22 5位 2位 2位 3位 2位 3位
5位 川崎 22 5位 2位 2位 3位 3位 4位
6位 鹿島 21 2位 17位 9位 8位 10位 8位
7位 F東京 20 5位 10位 5位 5位 6位 5位
8位 神戸 20 5位 10位 5位 8位 3位 7位
③中位グループ(同勝点差「9」=3試合差以内)
9位 横浜F 17 9位 10位 9位 12位 6位 8位
④中下位グループ(同勝点差「9」=3試合差以内)
10位 磐田 15 10位 6位 9位 11位 8位 8位
11位 鳥栖 15 10位 6位 9位 8位 12位 11位
12位 清水 14 13位 1位 5位 7位 13位 11位
13位 仙台 14 10位 10位 14位 12位 17位 16位
⑤下位グループ(同勝点差「12」=4試合差以内)
14位 甲府 13 13位 2位 9位 16位 8位 13位
15位 コンサ 12 13位 6位 14位 14位 13位 14位
⑥最下位・降格争奪グループ(同勝点差「15」=5試合差以内)
16位 広島 9 16位 6位 16位 14位 15位 15位
17位 新潟 8 16位 10位 17位 16位 18位 17位
同 (同勝点差「18」=6試合差以上)
18位 大宮 7 16位 16位 18位 18位 16位 18位
いよいよ、各項目の順位と、チーム順位が一致して来ました。
つまり、シーズン当初は、チーム戦術による「得点数や失点数」のアンバランスがあり、項目毎順位でのバラツキ・凸凹がありましたが、12戦目で、収斂して来ています。・・・例えば「多得点・多失点」や「少得点・少失点」のチーム戦術から、結果として「バランス」の焦点となる「得失差」順位が勝点順位=チーム順位となっていましたが、シーズン進行の中、そのバランスは崩れて来て、結果、全項目順位が、チーム順位に連動となっていますね。
コンサは、シーズン展開の中、昨シーズンの「堅守・速攻、守備力の強い堅実型」定着イメージを利用し、J1リーグ戦を戦って来ましたが、いよいよベールも隠れ蓑も剥がれ、本当のチーム力が「白日の下に晒される・丸裸とされる」状態。
【現チーム力を急上昇させる】以外に方法はありませんね。~本当の闘いが始まっている!~という事です。
2.各項目データ
上位①②グループとコンサの⑤と最下位⑥グループを点検してみます。
〔攻撃データ〕
順位 チーム 得点 シュート数 枠内数 決定率 パス数 成功率 クロス数 成功率
①首位争奪グループ
1位 G大阪 2位 9位 4位 1位 4位 6位 15位 1位
2位 柏 6位 4位 2位 7位 6位 8位 6位 16位
3位 浦和 1位 1位 1位 2位 2位 3位 8位 11位
②上位グループ
4位 C大阪 3位 6位 2位 6位 8位 4位 7位 6位
5位 川崎 3位 10位 7位 4位 1位 2位 17位 15位
6位 鹿島 8位 3位 10位 14位 5位 5位 8位 7位
7位 F東京 5位 15位 11位 3位 9位 17位 5位 13位
8位 神戸 8位 5位 4位 13位 10位 16位 16位 10位
~
⑤下位グループ
14位 甲府 16位 18位 17位 9位 16位 9位 13位 12位
15位 コンサ 14位 7位 13位 15位 17位 11位 2位 2位
⑥最下位・降格争奪グループ
16位 広島 14位 1位 6位 17位 3位 1位 1位 8位
17位 新潟 16位 11位 11位 16位 18位 18位 18位 4位
18位 大宮 18位 17位 18位 18位 13位 13位 14位 18位
得点順位とシュート数順位は連動していません。
前ブログで、シュート決定率とパス成功率を点検し、点検実例として「広島」を分析しましたが、リーグトップランクのシュート数・枠内数に拘わらず、得点順位14位の原因が「シュート決定率」にある事を見ました。
実に、上位陣では、「鹿島・神戸」の弱点で、順位低下理由は同一で、また、広島とスケールは違っても同一スタイルが「コンサ」ですね。
また、「パス数・同成功率」でも、「広島」は特異チームで、下位・最下位グループは各チーム共に低レベル値の所、リーグトップ順位で、「自由自在にパス交換を駆使している」状態で、その結果、シュート数1位に直結しています。本当に、「シュート決定率」のただ一点のみで、降格圏に低迷している状態で、その改善次第、連勝多数で順位急上昇は必至で、いつそれがスタートするかのみ、の状態です。
「コンサ」はパス数は17位で、パス交換による試合展開は選択せず、ひたすら「放り込み」のみ、との攻撃スタイルを証明しています。「著しい偏重戦術は、その一点を阻止・準備対応されると、有効・効果的攻撃手段喪失で、得点獲得不能」となりますが、直近のシュートするも「得点獲得喪失」はその状況に転落している事を証明している、と思われませんか!?
コンサの直面・最重要・緊急課題は【低決定力(率)と攻撃手段喪失】です。
〔守備項目〕
順位 チーム 失点 被シュート数 被決定率 セットプレー失点 クロス失点
①首位争奪グループ
1位 G大阪 1位 -10位 -1位 -3位 -4位
2位 柏 3位 -5位 -7位 -5位 -4位
3位 浦和 11位 -4位 -13位 -12位 -9位
②上位グループ
4位 C大阪 2位 -7位 -4位 -3位 -4位
5位 川崎 3位 -9位 -3位 -1位 -9位
6位 鹿島 10位 -1位 -11位 -5位 -9位
7位 F東京 6位 -16位 -2位 -9位 -1位
8位 神戸 3位 -6位 -6位 -1位 -16位
~
⑤下位グループ
14位 甲府 8位 -8位 -8位 -12位 -1位
15位 コンサ_ 13位 -12位 -12位 -9位 -3位
⑥最下位・降格争奪グループ
16位 広島 15位 -3位 -17位 -12位 -4位
17位 新潟 18位 -14位 -18位 -18位 -9位
18位 大宮 16位 -17位 -16位 -17位 -9位
守備項目の各項目は、色々な能力を表すデータです。
被シュート数順位・・「被シュート機会=シュートエリアまでの守備=FW・MF守備」順位、
被決定率順位・・「シュート阻止率=DF・GKの守備力」順位、
セットプレー失点数順位・・「セットプレー守備力で高さ・強さ・ポジショニング力」順位、
クロス失点数順位・・「DFの高さ・強さ・ポジショニング能力、守備力」順位です。
上位陣では、チーム順位は、ほぼ失点数順位で、更に、個別数値も概ねその順位通りですが、所々に、二桁順位があり、そこが弱点、上位進出を阻む原因です。
例えば、浦和・鹿島の失点数の多さは、被決定率にあり、それ以外は逆にハイレベルとなっています。つまり、「シュート阻止率=DF・GK」の問題点がある、という事。鉄壁の守備ライン・守護神は、「先入観念」かもしれませんね。
下位陣でも、同様「広島」は、シュートエリアまでの守備はリーグトップ水準で「被シュートはリーグ3位」に拘わらず、「被決定率」が最低レベルで、結果、失点数最低レベルです。ここも、修正・改善ポイントは、ただ一つの様で、前述の通り、改善で、リーグ最強守備力が復活します。
では、我が「コンサ」です。
クロス失点数はリーグ3位で、「DF陣の高さ・強さ・ポジショニング能力」は◎良好ですが、その他の項目は全て低レベルですね。
「堅守」の守備力の高いチーム、との評価は、多失点数で吹き飛んでしまいました。
しかし、システム選択は、守備最優先システム戦術を選択しており、これ以上戦術で変化させる事は不可能です。方法は、ただ一つ「選手能力の改善」しかありません。
根本的に不可能な弱点(例えば、背を高くする、走力スピードを速くする..)は置いて、改善可能内容は、重要順に記載すると、
A.「プレイ予測力」・・リスク意識・ポジショニング能力が急上昇。また守備での連携力もアップ。
B.「集中力」・・疲労時などでも、一瞬の遅れも撲滅できます。
C.「走行距離・スプリント数」・・事前に「予測」で減少させた分をより増加に連動させます。
D.「パススピード」・・パスカット・パス不成功率が減少し、守備回数を減少させます。
E.「連携力」・・パターン練習ではありません。ポジション修正・複数人数守備のための運動量・意識認識合致です。
F.「適正ポジション起用」・・適正ポジションに起用でなく、選手最高能力が発揮できていません。弱点を最少・長所は最大とのポジション(【選手の得意ポジション】でしょう。)が適正ポジションです。現在の起用内容は、60%~65%しか発揮出来ていません。
ボール支配率・運動量・スプリント数も、大変興味深いデータがありますが。チーム特徴の領域なので、パスしておきます。
3.ついでで、明日YBC戦のメンバー予想を。
次リーグ「鳥栖」戦に主力温存で、前半20分間限定で「強目の練習試合感覚」で一部起用とし、SUBメンバーで起用との予想ですね。
前半重視です。強敵だから、試合後半攻勢との選手起用・試合想定方針は、既にその時点で、「負け」ていますね。試合後半にする意味はどこにもありません。
前半で、試合展開の主導権を獲得する「先制獲得」です。
ジュリーニョ 都倉 ・・FW両選手とも前半20分で交代。
菅 荒野
石井 前 マセード
永坂 進藤
河合
金山
SUB;杉山
菊地・福森・宮澤・早坂
上原・・都倉と交代し同一ポジション
小野・・ジュリーニョと交代し同一ポジション
以上 12戦時点の現況と明日YBC戦メンバー予想でした。
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