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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2017年06月10日
ズバリ! 各チームの現休止期間の活用法は3方向。急速度で進行しています。
その3方向とは、
①選手のコンディション調整・改善による戦力回復
②14節までの緊急順の課題改善による戦力是正
③新たな戦術・選手による戦力向上 です。
我がコンサは、①コンディション調整には取り組み、②では、やっと「シュート集中練習」の「決定率改善」課題の取り組みが開始され、ごく一部のみトライの所。守備破綻「解決・改善練習」は見当たりません。
再三指摘していますが、練習メニュー・内容の格差解消(J2レベルからのステップアップ)は、そのノウハウの問題でしょうが、見劣りしたまま。指導者、特にコーチの水準・能力の問題です。
③は、新選手のみ、ですね。かの「チャナティップ」頼みです。しかし、社長も懸念の通り「現場での使用・活用法の問題」から、起用自体も限定されそうで、「他チームでしたら大活躍の選手」を生殺しにしなければ良いと、懸念点で大きな戦力向上は無いですね。
では各チーム現況も含め、具体的に。
1.選手コンディション調整
この期間、全チーム、過酷な試合日程を主因とした選手の累積疲労・コンディション低下を一気に回復・挽回し、故障・離脱で顕著だった戦力低下を回復させています。
実際、各チームの故障・離脱は
前節 6/17時 7/中 8/中
コンサ 5 → 3 → 2 → 1 ・・7/増川・8/稲本が復帰、深井のみ
仙台 5 → 0
鹿島 4 → 2 → 1 → 1 ・・6/遠藤・7/レオシルバ復帰
浦和 1 → 0
大宮 2 → 0
柏 4 → 2 → 2
F東京 4 → 2 → 1 → 1 ・・6/河野・佐々木、7/阿部復帰
川崎 5 → 3 → 1 → 0 ・・6/エウシーニョ・大島、7/田中・井川、8/舞行龍復帰
横浜FM 5 → 1 → 0
甲府 4 → 2 → 1 → 1 ・・6/ガブリエル・熊谷、7/黒木復帰
新潟 5 → 4 → 3 → 1 ・・6/前野・7/矢野・8/河田・大谷復帰
清水 6 → 3 → 3 → 2 ・・6/犬飼・二見・立田、8/西部
磐田 6 → 4 → 2 → 2 ・・6/針谷・伊藤、7/太田・藤田
G大阪 1 → 1 ・・野田疲労骨折で不明
C大阪 3 → 1 → 0 ・・6/清武・山内、7/秋山復帰
神戸 8 → 7 → 3 → 0 ・・6/藤田・7/大槻・吉丸・高橋秀・岩政
8/レアンドロ・高橋峻・橋本復帰
広島 2 → 1 → 1 ・・6/大迫
鳥栖 3 → 1 → 1 ・・6/赤星・小野復帰
故障数 73 →31 → 21 →14
復帰数 38 10 7
この休止期間内に、各チームは、離脱からの復帰予定を加速させて一気に半減以下とし、更に、7月~8月に掛け、重傷者も回復・復帰となります。
つまり、選手の故障・離脱を原因とした戦力低下チームは、急速に戦力回復状態で、6/17以降のリーグ戦を再開するという事です。
なお、故障・離脱の悪影響下のチームは、新潟・磐田・神戸の3チームにまで減少し、コンサを含め、7/中・8/中で、故障・離脱者は1/5まで縮小となります。
「6/17小休止明けからは、3チーム以外の15チームは再建した戦力同士の闘い」となりますね。特に、本来戦力が高く、故障・離脱により順位ダウン化影響を被った「鹿島・仙台・川崎・横浜FM・C大阪・清水」の6チームは一気に戦力アップとなり、対戦力は上昇します。
コンサの小休止明け試合がの「鹿島戦」は、「回復効果を証明しようとして来る試合」です。
注意点は、現在の低下した戦力による対戦で確認した「コンサの対戦実力=実戦経験での戦力効果」は、相手チームの戦力回復により、大きく変化し、コンサが現状のままでは、相手の回復分が「コンサ対戦実力の低下」となる事となります。
では、コンサでは「戦力回復」はどうでしょうか。
残る故障・離脱選手は、7月復帰増川・8月復帰稲本、と来年2月を目途の「深井」のみに減小です。しかし、【復帰選手の戦力化・回復】とは、全く成ってていませんね。
・・・当然です。「選手のコンディションが上がらないとの理由で、全く実戦起用をしない」からです。
所が、選手のコンディションアップの決め手が【実戦経験数】である事は、例えば、日本代表選出で、直近起用が低迷している海外選手を選択しないとの事でも証明されている通りで、「選手は実戦に起用される中で、コンディションを上昇させる」との公式を無視している点に問題がある訳となります。
どの選手も、試合に使う中で「選手能力発揮レベル」が上昇します。
<大活躍して欲しい>と言いながら、起用・その機会も付与せず、「いつまで待っても使えない状態だ」という事は、順序が真逆で、誰かの故障・離脱の強制的機会まで起用選択は無い事となってしまいます。
本来、前試合~次試合のインターバルで、選手間競争により「練習・TGなどで抜け出すプレイを出している選手のみで次試合の起用選手に抜擢する」との当たり前の過程が作動せず、前試合スタメンの次戦起用前提の「固定化」による選手選択が監督判断・選択となっている、のではと、危惧する所です。「練習で、他選手から抜け出るプレイの選手を選択してみると、前試合のメンバーだった」(=選手能力から)との、結果としての、スタメン「固定化」なら良いのですが...
よく、勝っているメンバーは動かし難い、と言われますが、現在は、「負けているメンバー」ですので大きく変化させる、が普通の考え方の筈ですが...。何れにしても、「練習の中で選択」の大原則を徹底し、選手間競争の激化を起爆剤・起点とすべきですね。
各選手の適正ポジション化と同時に、次戦以降に向けて期待する所です。
ヘイス・内村・小野・菊地・ジュリーニョ・マセードに、チャンスを。
2.現課題改善
コンサの課題は、緊急・重要順では、①決定率②大量失点守備力③集中力低下でのミスプレイ多発④攻守切り換え=速攻のスピード・方法・精度、全項目選手適性との相関で、再ポジション設定をしながら、取り組み、改善を図るものですが、
現在、取り組んでいるのは、①決定率を低効果の練習で取り組む程度で、あとの項目は、手付かずのままの様です。
しかし、全チーム、特に、不調チームは、この期間で一気に逆転を図る練習取り組みで、意外に、好調チームから「地獄の練習」のリリース(C大阪)も聞こえてきます。
コンサの「のんびりペース」は後に大きな禍根とならなければ良いですが、次節を各チーム「ターニングポイントとして来る」事だけは、間違いないですね。
3.新戦術・新選手
コンサのチャナティップは、上述想定の通りとなりそうです。別ブログには、コンサは各ポジションに豊富な選手数の保有チームとの記載もありましたが、その選手能力レベルが問題で、J2レベル以下の選手は多数ですが、J1ランク選手は各ポジションに1名の12~13人で、他チームの様な「各ポジションにJ1ランク選手の豊富な保有」とは無縁で、J1クラスのレベル維持起用の可能選手数は最少保有チームが現実です。
そして、J1クラスのチャナティップ加入も、システム上使用・活用困難という事で、新選手プラスは無し、ですね。
他チームも、次移籍オープン期間への動きは乏しく、注目は、加入が、神戸FWポドルスキ・G大阪FW黄義助・コンサMFチャナティップ程度。移籍流失は、広島DF塩谷(→アルアイン)・G大阪FW堂安(→モナコ)・仙台MFパブロジオゴ(→レンタルバック)の噂が飛び始めました。最下位圏チームでの流失話しも、今後あり得そうですね。
もう一点の新戦術について。
先ず、現行システム戦術は、
以前ブログで研究した通り、
「前線による攻撃構築」が運用上要求される最大ポイントで、
●FW2人のみでの攻撃、
●FW+インサイドハーフを斜めの上下ポジションの「トップ下」様に配置し3人で攻撃
の2方法があり、どちらの方法も、
起用選手を「守備型選手」ではなく、
「攻撃手段を個でも持つ」
・・トリプル・パスでの突破力、得点決定力、ゲームメイク力を持ち、その上で、前線からの守備・ボール奪取も出来る「攻撃型で守備力もある選手」が絶対条件です。
多数回起用の「FW都倉・金園」のみの攻撃は、結局1点も獲得できず、シュート機会までも急減の失敗結果でした。
前試合の「FW都倉・ジュリーニョ」のみの攻撃は、それだけでも、決定機・得点獲得の大成功。 監督コメントの「組み合わせてみたら良かった」ではなく、「本来、その組み合わせが絶対条件で、その通りしたら成功した」でした。
更に、インサイドハーフをどちらか1名のみ斜め上下位置配置とする事で、更に「攻撃力アップ・攻撃展開の多様化」となります。攻撃的インサイドハーフの適材は、「ジュリーニョ・小野・ヘイス・菅・兵藤・早坂」更に、7月以降は、「チャナティップ」と、多彩なタレントが豊富で、ここが、システム変更しなくても、大きく活性化出来る方法です。
でも、超守備型システム戦術はどこかの時点で、「超」を捨て「堅守・速攻」システム戦術へ転化すべきですね。未だ、「その時点」は来ていないのかもしれませんが、今シーズンの半ば付近に転換期がありそうです。
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