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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2017年07月29日
コンサ 2得点での勝利!!
予想通りの結果で大感激。
浦和は、想定通りの脆さが、そのまま現実となりましたね。
このままでは、再浮上はかなり遠い状況で、ある意味、この試合で「チーム崩壊」状況まで追い込まれた試合となった、ものと今後を占います。
しかし、「33353の入場」は、圧巻でしたね。
2000人超の浦和サポの声は、ほとんど掻き消され、オールコンサ状態が完成しました。
サポーターの力を、リアル大有利試合環境に実現し、試合は、コンサの想定通り内容を成功させました。
先ず、反省ですが、本試合前まで、「外国籍選手の試合出場数制限」で、上限「外国籍3人+ACL枠1人か提携国枠1人」の最大4人との認識でしたが、
大間違いで、「提携国枠選手登録1名」は、国内選手との取り扱いで、提携国枠チャナティップを含むと、最大5名までベンチ登録出来、本日試合で実現したのですね。
その意味でも、外国選手5名をベンチ登録した第1号チーム・試合だった、記念の試合だったのですね。
本日の殊勲者は、多数挙げられますが、トップランクに、チャナティップ・兵藤・菊地・ソンユン・福森・都倉・ジェイ、第二ランクに、ヘイス・菅・マセード・小野・宮澤、第三ランクに、進藤 で横山以外の全選手でしたが、
チャナティップは、サッカーセンスが溢れるインテリジェンスが際立ち、テクニック・闘志・スピード・強さ・センス良いシュート力もJ1ランクの凄い選手でした。
貴重なスタメン候補、当確です。
本日の「勝利」の要因を。
1.コンサの最大課題であったシュート決定力(率)の大幅改善
本日、シュート11本で2得点は18.1%となりますが、この数値は、リーグトップの平均決定率が13.9%で、遥かにそれを上回る高率でした。
しかし、もっと凄かったのは、枠内シュート数が、10本(推定値)で、枠内率は、驚異的な90.9%で、相手の浦和は、シュート数7本、枠内シュート数2本の枠内率28%で、この差が、そのまま得点差となったものでした。
しかし、実は、もっと深いプレーが展開されていたのです。
今日のシュートは、間違いなく「枠内では無くて、枠内の中の一定ターゲットに集中させていたもの」だった、つまり、全シュート「ターゲットシュート」を実践するプレイだった事です。
多分ですが、
【本日のシュートターゲットは、GK西川の両足元脇狙い】でしたね。
確かに、西川のシュートブロックでは、特に近距離からの両脇下位置シュート阻止は弱点で、シュートターゲットとして最適でした。
本日試合では、「枠内シュート」を狙った結果では無くて、「枠内ターゲット」を狙った結果という事です。
この変化は、以前より、「決定力改善へ即効力のあるプレイ」として、再三指摘し続けたましたが、実は、W杯の予選試合で、相手チームが直前練習のメニューとしていたプレーで、その練習内容は目から鱗が落ちるものでした。その対戦相手は、サウジアラビアとタイでした。
チャナティップ効果かもしれません。
いずれにしても、コンサは「枠内ターゲットシュート」に一掃・統一され、決定率課題を脱却し、多回数攻撃機会・シュート数が、得点数に直結との段階へランクアップしたのではないでしょうか!!
2.攻守の柱となる選手層構築
ジェイ・チャナティップの獲得が契機となって、堅守・速攻の中軸選手が確立してきました。
横山代替の菊地、攻守の要の兵藤、ボール奪取主力・攻守切り換え起点・ピンポイントキックの福森、広いカバーエリアを活かし始め高阻止率のソンユン、前線のボール配給・コントロール天才のヘイス、DFを弾き飛ばす都倉、キレのプレー発揮の菅、ピンポイントスピードクロスのマセードは、戦術理解・連携理解が高レベルに到達し始め、2人加入で、チームを、より高レベル化のプレーとし始めました。
一方、YBC戦でも明らかな様に、そのレベルに未到達選手との乖離が急速に拡大し、チームの二分化が起き始めています。ランク以下の選手のボトムアップしか対策はありませんが、その中から、1名でも多く、主力層とすべき段階に至ったという進化です。
今日の実戦でのプレイポジションは、背番号
⑱
⑨
⑪
㊳ ㉓
⑥
⑩
㉔
⑮
②
㉕ が実際各選手のプレー位置で、
システムは「3-1-3-1-2」で、全選手、違和感無く伸び伸びプレーでした。
DF-②⑮㉔ 、A-⑩、ボ-⑥、両SH-㉓㊳、トップ下-⑪、FW-⑨⑱
⑱⇒㊽、⑨⇒㊹⇔⑪、②⇒㉟⇔⑮
チャナティップ・都倉+ヘイス
ジェイ・都倉・ヘイス
ジェイ・ヘイス・小野 どれも、J1屈指の攻撃陣です。
「ターゲットシュート力=決定力」満載です。
もう一つ、チャナティップのプレー能力で大事なポイントがありました。
運動量・スプリント力・パス成功率です。
運動量・・試合1位兵藤・2位駒井でしたが、チャナティップの毎分当り運動量は、125m/分で、兵藤と同数値でした。両チーム合わせて1位が兵藤・チャナティップの2人に増えたという事です。
スプリント数・・1位関根・90分2位駒井90分・3位チャナティップ63分・4位兵藤90分でしたが、90分換算では、1位関根と同数値で、実は1位ランク。
パス成功率・・チームは65%の低数値でしたが、チャナティップは別物で、同一戦術に関わらず、89%の高率で、パスミスはほとんど無いもので、攻撃への推進力そのものとなっていたのですね。 ヤッパリ、小さいですが、本当に凄~い選手が、チームに加わってくれたのですね。
3.ジャイアント・キラー誕生
コンサは、ジャイアントキリングの様な弱者戦略の段階は、閉幕になったかもしれません。
本戦からは、「ジャイアント・キラー」=強い相手・高レベル戦術チームにこそ、「堅守・速攻」戦術が、より強力に発動し、倒す確率が上昇するものです。
下位ランクの「守備優先相手」から勝利・勝ち点3を獲得するためには、「遅攻での得点獲得」力が必要となり、相手のスペース・ギャップを殆ど消された相手からの勝利の確率は、思う程は、上昇しません。逆に、攻撃型チームのスペース・ギャップを突く「速攻」の方が、確率は上がるものです。
ここは、今後のシーズン戦略の転換点となり、「強い・上位チームからの勝ち点獲得」も狙う段階に進化です。
本日大宮、明日広島・新潟の戦績次第で、降格圏から離脱が開始です。
「全試合決勝戦」との四方田監督コメントの通り、全試合勝利獲得を狙う段階に進化ですね。
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